ぎっくり腰と腰痛には丹田を 5
やっぱり姿勢って大切
丹田呼吸法の極意は上虚下実でした。
この上虚下実を可能にするには開始姿勢が大切になります。
「終わりよければ総てよし」と言いますが、丹田呼吸法は逆です。
「始まりよければ、その後よし」なのです。
そして丹田呼吸法に限らず、最初の姿勢(開始姿勢)がどの運動においても大切なのではないかと感じております。
丹田呼吸法の開始の姿勢で座っていると、脱力しても良い姿勢でいられるので腰痛持ちの私にとってはとても重宝しております。
脱力とは下腹部の圧が適度に高まったままの状態で、あとは力が抜けているということです。
左の写真は普段の私の姿勢です。
そして右の写真は丹田呼吸法の姿勢です。
違いはカーブの描き方で、普段の私の姿勢は「カーブが腰椎の4番と5番で急」になっています。
腰痛の多くが、腰からお尻周りに痛みを訴え、左の写真の様な形になります。
変形性腰椎症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症(すべり症)は加齢に伴い誰もが起こりうる病気ですが、多くが左の写真の様になるのです。
(これは柔軟性と関係しますが、痛みと関係するとは一概に言えません)
さて、左の写真から右の写真のようになると、どうなると思いますか。
答えは、関節にかかる負担を減らすことができます。
特に、じっとしていると辛くなる腰痛であれば、姿勢の影響が関係していると思います。私がそうであったように(*^-^*)
さて次回は、姿勢と関節にかかる負担の関係についてお伝えします。
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