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猫背の原因1 ~椎体~


猫背にならないように普段から姿勢を意識することは大切です。

でも、なぜ猫背になるのかを知っておくことはもっと大切です(*^-^*)

人間だれでも齢を重ねると、猫背になります。


猫背とは「骨盤と頭の位置関係が崩れた状態」を言います。


骨盤の真上に頭を位置させることが出来ず、頭が前に移動して背骨が丸くなった猫背が下の写真です。

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つまり、骨盤の真上に頭があれば猫背にはなりません。


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背筋を正すとは、骨盤の真上に頭を位置させることです。

でも、なぜ背筋を正さないと背骨が丸くなってしまうのでしょうか。

その答えの1つが「背骨の構造」にあります。

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これは背骨と骨盤の模型です。

この背骨を見つめてみると、猫背の答えがみえてきます。

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よ~く観察してください。

拡大してみましょう(*^-^*)


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四角形をした部分を椎体(ついたい)といいます。

この椎体の前後を観察してください。

前の方がわずかに低いのが分かりますか?

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これが答えです。

椎体は前が低い構造をしているから、

骨にもたれかかるように力を抜くと、前に丸くなるしかありません。


背骨の構造自体が猫背になるようにできてしまっているのです。

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年齢を重ねると若いときと比べて、筋肉が衰えます。

筋肉が衰えた結果、力がうまく発揮できないため、骨にもたれかかるように猫背になります。

このため、普段から姿勢を意識することは大切ですが、

猫背を予防するための「運動や体操を普段から行う」ことも大切です。

さて次回は、姿勢改善・猫背改善に必要な「筋肉の量と力」についてお伝えします。


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