見出し画像

理学療法士の未来

※注意
この内容はあくまでも個人的な見解です。
戦後の経済的流れ」から「理学療法士の未来」を考え、次の世代に安心してバトンを渡すための一意見を述べています。。

今、私もあなたも「働き方を変える」ための行動をする必要があるのではないでしょうか?


はじめに

時代の転換期は、ある規則性をもって回っており、その転換期ごとに古い価値観を捨て、新しい価値観を作りださなければなりません。

それができないと衰退すると言われています。

理学療法士だけでなく、古い価値観から新しい価値観へと生まれ変わろうとしている時代に突入しました。

私たちの新しい価値観とは一体どんなことなのでしょうか。

私個人の意見としては新しい「技術」を身につけることだと考えています。

これまでのサービスにはない新しい「技術」を私は模索しています。

そう考える理由を共有させてください。


戦後から今の日本の流れ

画像1

―1945年―

日本が敗戦した年です。
この時代は物資や食料が全く足りず、「この先どうなるんだろう」と誰もが不安を抱えていた時代でした。

でも、前を向いて日本の経済を発展させようとするリーダーたちが現れました。

そしてそのリーダーたちは、モノを作って日本の経済を発展させていきました。

そう。本田宗一郎や井深大のような技術者です。

画像2

メイドインジャパン」というブランドの基礎を作ってくれたおかげで、次の世代に日本の経済を発展させるバトンが渡りました。


―1960年代― 

次の世代の人たちは何をしたかというと、モノを広げることで日本の経済を発展させようとしました。

日本の各地にモノが広がるよう、流通業が発達しました。

そしてこの時代のリーダーたちは、より多くのモノが人々に届くよう、デパートを作りました。イトーヨーカドーの伊藤雅俊、ダイエーの中内功といった人たちが日本の経済をさらに発展させていきました。

モノを広げてくれたおかげで、次の世代にも経済のバトンが渡りました。

画像3


―1980年代―  

この時代の人たちは、モノで満たされるようになりました。

そこでこの時代のリーダーたちは考えました。「次に日本経済をさらに発展させるにはどうすれば良いのか…」と。

そこで出した答えが「モノをより良くすること」でした。

これまでの生活をより良くするための商品開発をしたり、会社の経営をより良くするためにコンサルタントをしたりして、日本の経済をさらに発展させていきました。

あの有名な経営コンサルタント、大前研一がもっとも活躍した時代です。

こうしたリーダーたちのおかげで、やはり次の世代にも経済のバトンが渡りました。

画像4


―2000年代―

この時代はとても生活が豊かになりました。

ただしその反面、環境をかなり破壊していたことに気づくようになりました。また、心の豊かさが足りずに戦争はないけど自殺者が増えるようになりました。

そこでこの時代のリーダーたちはある決断をしました。今までの豊かな生活を一回壊そうと

リーダーたちは、これまでの大きな既存勢力に立ち向かいながら様々なモノを壊していきました。そして古い価値観を壊していきました

環境を破壊するようなサービスを無くし、地球に優しいサービスが経済の中心となるように働きかけたり、ビジネス社会においてのルールを壊し、新しい働き方で経済が発展するように環境を整備したりしてくれました。

皆さんが知っているホリエモンはまさにこの時代を牽引した超有名人です。

「本当の豊かさとは何か?」

リーダーたちはこうした疑問を私たちに投げかけながら、新しい価値観を生み出すために様々な価値観を壊し、古い価値観を捨てていきました。

そして、いよいよ私たちにバトンが渡りました

私たちの時代は新しい価値観を生み出す時代といえます。

画像5


ー2020年代ー

さて令和2年の今、新しい価値観を生み出す時代である私たちが次の世代にバトンをしっかり渡すためにすべきことは何でしょうか。

これまでの古い価値観に依存するのではなく新しい価値観を生み出し、前を進むために、理学療法士である私がすべきことは新しい「技術」を生み出すことだと感じています。


理学療法士の未来

画像6

理学療法士は本当に楽しい仕事だと思います。

ただ、需要と供給のバランスを考え、今後を見据えようとすると少し不安になるのも事実です。

そのリハビリは理学療法士にしかできない仕事なのでしょうか。

もしかしたら他の職業の人にもできたりしませんか?

AIが発展したらそのプログラムはあなたがする必要ありますか?

あなたにしかできない理学療法士としての仕事を確立できていますか?

画像7


日本のリハビリテーションという概念は、アメリカから導入した「訓練」の概念ですが、日本では「治療」として浸透しています。

理学療法士協会のホームページにも、「理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です」としっかり書かれています。

治療法なのに、リハビリをもっと頑張って良くなりましょうと言ったりします。

私は相手を頑張らせておいて、良くならなければ、頑張りが足りないという認識にしむけて責任転換をすることがありました…(反省)。

ただ、私は反省しても後悔はしたくありません。

だからこそ、この新しい価値観を生み出す時代に理学療法士に必要な新しい「技術」を生み出したいと心の底から感じ、沸々と情熱をそそいで行動しています。

ちなみに、それは「新しくあみだした徒手療法」というような技術ではありません。

そして、「遠隔操作で治療します」というような気をおくるような技術でもありません(^-^)

大切なことはこれまでの価値観を捨てた、新しい価値観を生み出す「技術」が必要だということです。

答えはたくさんあると思います。

ですので是非、この内容を読んで頂いているあなたにも考えてほしいと思います。

そして一緒に次の世代にしっかりバトンが渡せるよう理学療法士の未来について考え、責任をもって仕事をしていきたいと思っています。

画像8



今回のステイホームをきっかけに私は「働き方を変える」ための行動を本格的にする必要があると感じました。

いろいろ模索している段階ですが、この内容があなたにとって何かしらの気づきになれば、こんなに嬉しいことはありません。

そして、共感したら職場の友達や後輩に共有して次の世代にしっかりバトンを渡せるように仕事をしていけたら、最高です。

ちょっと真面目な内容ですいませんでしたm(__)m

それではまた次回!

元気で明るいのが自慢の元明のサポートをお願い致します。 頂いたサポートは、娘と息子のために使わせていただきます。