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B1第20節 GAME1 Bリーグ2023-24 | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ  VS 大阪エヴェッサ

1/31 ドルフィンズアリーナ


🔸注目ポイント

スミスが復帰して、インサイドの不利は最小限で済んでホッとした。
プレイタイム制限はあるだろうから、やはりエサトン、フランクス、佐藤に踏ん張ってもらうしかない。
伊藤はまだ出場は難しい様子。
坂本のステップアップで、伊藤の穴を埋めて欲しい。
齋藤の支配力と、中東、パークスJr.のハンドラー陣にオフェンスを牽引する活躍を期待したい。

🔸試合結果

86-77

21-20
15-21
29-19
21-17

・大阪の3ptシュートが高確率で決まり、中々主導権を握れなかったが、後半に一気に逆転し、リードを広げる展開。

🔸重要スタッツ

ターンオーバー
名古屋 12
大阪  16

2ptシュート
名古屋 21/42 50%
大阪  19/42 45.2%

3ptシュート
名古屋 13/30 43.3%
大阪  9/23 39.1%

・ターンオーバーが大阪より少なく、フィールドゴールの確率が2ptも3ptも上回った。
リバウンドは互角。
フリースローでのみ大阪優勢。
スタッツ上は勝つべくして勝った。

🔸各Qのスタッツ

○1Q 21-20

2ptシュート
名古屋 8/14 57.1%
大阪  4/9 44.4%

3ptシュート
名古屋 1/6 16.7%
大阪  4/9 44.4%

・2ptシュートの名古屋と3ptシュートの大阪。優劣の差はなし。

○2Q 15-21

リバウンド
名古屋 OR 1(14.3%) DR 6(54.6%)
大阪  OR 5(45.4%) DR 6(85.7%)

フリースロー
名古屋 1/2 50%
大阪  4/5 80%

3ptシュート
名古屋 2/6 33.3%
大阪  3/7 42.9%

・リバウンドで大阪に圧倒された。
そして3ptシュートが引き続き高確率。
フリースローも決められて大阪リード。
とりわけオフェンスリバウンドの差が大きい。

○3Q 29-19

ターンオーバー
名古屋 1
大阪  4

フリースロー
名古屋 0
大阪  6/9 66.7%

3ptシュート
名古屋 7/11 63.6%
大阪  1/4 25%

・ファウル数とフリースローで大阪に稼がれたが、リバウンドは修正して互角に。
ターンオーバーが少なく、前半とは一転して名古屋の3ptシュートが大当たり。
大阪の3ptシュートは伸びずに、一気に逆転。

○4Q 21-17

リバウンド
名古屋 OR 6(66.7%) DR 5(71.4%)
大阪  OR 2(28.6%) DR 3(33.3%)

ターンオーバー
名古屋 7
大阪  7

3ptシュート
名古屋 3/7 42.9%
大阪  1/3 33.3%

・オフェンスリバウンドで名古屋が圧倒。ターンオーバーは両チーム多発し同数でチャラ。
シュート確率もどちらも変わらず。
オフェンスリバウンドの効果で、ポゼッション増、シュートの本数が増えた分、名古屋がリードを維持できた。

🔸感想

・橋本

前半の高確率な3ptシュートには完全にやられた。
前半だけで13得点。
今シーズン50%に迫る高確率な3ptシュートが大阪の武器の1つ。
しかし後半は5得点。前後半で明暗が別れた。

・木下

ドルアリ凱旋。
当時から身体能力が凄くて、鋭いドライブが止められなかったが、今日は3ptシュートが大当たり。4/8、50%
橋本と同じく、前半にやられたが、後半のスタッツは伸びず。
今シーズンも活躍しているが、もっと出来る能力を持っている。プレイタイムをもっと増やせるように期待。
スタメンになり、30分くらい目指してほしい。

・3ptシュート

須田は入らなかったが、フランクス、パークスJr.、齋藤、エサトンと高確率で決めた事が逆転の要因。
前半は伸びずに苦しんだが、後半に確率を一気に上げた事で、優勢になった。
大阪は確率は良かったが、後半は少し落ちたし、それ以上に後半に本数が減った。名古屋のディフェンスがここをやらせなかった事が大きかった。

・フランクス

エースの働き。シュート力を存分に発揮した。
プラスマイナスが➕16と、1人飛び抜けた数字。
間違いなくこの試合のMVP。
22得点、9リバウンド、4アシスト
ロボの軌道の高い、ゆっくりと落ちてくる3ptシュートがリングに吸い込まれるのが気持ちいい。
そしてエサトンとのPnRからプルアップの3ptシュートを決めたのにはびびった。

・3Qのディフェンス

逆転のきっかけは間違いなく強度を上げたディフェンスから。
フロントコートからプレッシャーを激しくかけて、ハーフコートでも厳しく圧をかけ続けた事で、リズムが生まれた。
少しずつ昨シーズンのクオリティに近づいてきている感じがする。
このまま仕上げていければ、CSクオリティになりそう。

・走ること

攻守の切り替え時、特にディフェンスに戻る時の、菊池やエサトンのダッシュを見ていると感動する。
疲れている時に、どれだけ力を振り絞り全力を出せるか。
チームとして見ると、他の選手はまだこれが出来ていない。
スピードのあるなしではなく、自分の全力を出して走る。
全員がこれをやれば、もっと強くなるよ。

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