見出し画像

日本生命 Bリーグチャンピオンシップ2023-24 | GAME1 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ VS シーホース三河 開戦前


5/11 AM


🔸決戦の日の朝

ついにやってきましたチャンピオンシップ!
今回は逆転で初めての地区優勝を成し遂げたので、ホームのドルフィンズアリーナでの開催となりました!
慣れ親しんだホームコートで戦える。それもたくさんのドルフィンズファミリーの声援を受けて、真っ赤に染まったアリーナで。
CSを勝ち上がるための舞台は整いました。
我々は全力で応援するだけです。バスケットLIVEを見ながら念を送るだけです。
リアルタイムで見られない人も念を送るだけです。
不安もありますが、それ以上に期待が大きくて楽しみな心境ですね。

🔸注目は齋藤拓実

スコアラーとしてシュート力があり、ハンドリング能力が高く、パスセンスがありアシストを量産して、ゲームコントロールもするスキルフルなPG
レギュラーシーズン終盤は特にシュートタッチが良くて得点を伸ばした。
そしてエサトンとのピックアンドロールがファーストオプション。
そこにソアレスが絡んできて選択肢が増えて、須田が絡んでオフェンスの厚みが増している。

長崎戦での馬場のマンマークや、琉球戦や佐賀戦でのブリッツの徹底マークなど、ライバルたちから対策をされてきた経験がありがたい。
CSではどのチームも同様の対応をしてくるはず。シーズン中からしっかりと準備が出来たのは大きい。
得点が出来なくても、アシストモードでチームを引っ張れるし、それが出来なくても、的確な判断でオフェンスをデザインして味方の得点を演出する。

このCSで齋藤の評価がさらに上がる事になると思っている。なぜならコンディションが過去最高にいい。仕上がってきている。
富樫・河村と肩を並べる評価を得て、チームを勝たせるPGとしてファイナルまで駆け上がる。

🔸エース・ロボ不在

得点源の彼が不在のままCSに突入する事になったが、名古屋の攻撃力はあまり落ちていない。
齋藤、須田、パークスJr.、ソアレスらが分担してロボの分の得点を補っている。
さらに、試合の展開や調子によっては得点を量産する能力を皆が持っている。
そして、シュートが落ちたらオフェンスリバウンドを取る。オフェンスリバウンドが最大のポイントになりそう。
ディフェンスリバウンドにプライドを持っている三河を上回れるかどうか。

🔸タイムシェア

理想はシーズン中同様にタイムシェアをする事だが、プレイオフはそんな事を言ってられないケースも出てくる。
試合展開に余裕があれば話は違うが、そうでなければおそらく9〜10人の出場で、メインの6人にプレイタイムが偏る。
ファイナルまで考えれば分散したいが、負けたら終わるので、35分間くらいのプレイタイムになる選手も出てくるかもしれない。
その時にどこまで集中力を維持してプレイの精度を落とさずいられるか。

🔸プレイオフモード

三河のリッチマンHCは NBAでコーチをしてきたので、チームをプレイオフモードにガラリと変えてくる可能性がある。
それが最大の警戒ポイント。
しかし、過去の名古屋のCS初戦を振り返ると、その点は負けていない。
スカウティングと対策を入念に準備してきて、チーム戦術で先手を取ってきた。
怪我人などで勝ち上がる事は出来なかったが、その点は名古屋というチームの強みのはず。
土台を作ってきた梶山GMと、HCを任されたデニスさんのコンビは、相応しい評価を得られていないだけ。
今年は、怪我がなければ名古屋は実はCSに強いと、Bリーグファンに知らしめる事になるはず。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?