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夏もぜひトルコ語(またはテュルク諸語)を

6月の月末に各種書類や原稿の提出を控えており、ばたばたしているここ数日です。そんなわけで更新もとりあえずするだけしておく(365日連続更新という目標がかかっていますからね!)、ということで、しばしの間の雑文手抜きについてはご容赦いただければと思います。

仕事のほうは…いちおう、それなりにやっておりまして、間に合うかどうかはおいといて(おいといてはいけないのですが)、進めていっております。進めないと、次の仕事がないですからね…。そんなわけで、授業に執筆にとなんとか進めていこうとする日々は相変わらずです。

先日も触れましたが、上記リンクの「言語研修」アゼルバイジャン語のほうにこの夏は従事させていただくことになっております。

鋭意教材作成中、いちおう本文の執筆のほうはほぼ完了しておりまして、あとは「練習問題」を用意するだけ。こちらも下書きは先日なんとか完成して、現在共著者の先生にチェックをお願いしているという段階です。

バクーの夜、ニザーミー通りは毎晩にぎわっています。(2018年10月撮影)

その影響と申し上げてよいかどうか、夏の集中講座ということでTUFSオープンアカデミーの企画の話もいちおう来てはいたのですが、時期的にアゼルバイジャン語研修と重なってしまい、ちと体力的にもたんな…と。

そういう事情で、夏学期の私のトルコ語企画は回避するということになってしまいました(期待してくださっていた方がおられたようで、申し訳なく思います!)。もっとも、トルコ語のいわば「親戚」にあたりテュルク諸語の企画はありまして…

語学講座
旅行で使えるウズベク語講座
キルギス語初級Ⅰフォローアップ
チュヴァシ語入門
バシキール語入門
教養講座
キルギスとシベリア:その歴史的背景

中央アジアを中心に話されているウズベク語、キルギス語。それとシベリアのテュルク諸語たるチュヴァシ語、バシキール語の入門講座が開催予定ということです。おそらくですが、チュヴァシ語、バシキール語の開講というのは本邦初でしょう。

本邦初であることにどれくらいの価値があるか、という話はまああるわけですが。ただそれでいうと、言語研修でアゼルバイジャン語が開催されるというのも外大AA研としてはおそらく初の企画ではないかとは思います。これ自体には企画をもちかけた張本人の私としては大変光栄なことではありますが。

そんなわけで夏休みにトルコ語を受けたかった!とお嘆きのみなさま、まあそうがっかりなさらんと。トルコ語がなければ、テュルク諸語をやればいいじゃない(某アントワネット風に)。すでにトルコ語の学習歴があれば、これらテュルク諸語の楽しさが増すこと請け合いです。

ぜひぜひ、ご参加のご検討を。上記講座の先生たちとはいずれも面識があります(テュルクつながりだし、そもそも全員「テュルク友の会」という任意団体のメンバーでもあるのは界隈ではよく知られた話…)が、いい先生たちですよ…(責任はとらんけど!)。

アンカラ城から、市街を見下ろすとこんな風景です。(2019年2月撮影)

なに?それでも今夏はトルコ語をやりたいですって?
仕方ないですね…じゃあこの本でも読んでおいてください!

感想文の提出をもって、夏休みの宿題としますのでね!!(もちろん冗談ですよ!?)

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