新しい言語をやる楽しさは、学校教育が終わってからようやく味わえるのではないか説
まだ動詞の項目にも触れていませんが、『ニューエクスプレスプラス ロシア語』(白水社)から再開したロシア語は思った以上に楽しくて、毎日少しずつ進めることができています。快挙快挙。
今回はスタートとしては上々な気がします。これは続くパターンに入ったかなと。
なんせ、こちらにはプレッシャーがない。学校の単位取得も関係ないし、ロシア語がすぐにでもできないといきなり詰むわけでもない。重圧のかからないなかでの新しい言語の習得は、それはもう楽しい以外にないでしょう。
内容としては、もちろん今後どんどん難しくなっていくのでしょう。
今の時点では、ようやく名詞の性という概念に慣れてくださいね、というところに来たばかり。
ですのでこれからの正念場、すなわち動詞の各形式や名詞の格、前置詞(たぶんロシア語は前置詞タイプの言語ですよね?調べないで書くけど)のような項目はこれから触れてギャーギャー騒いでいくことになるのでしょう。
ともかく、私にとってのロシア語は、難しい(であろう)ことに対しての心理的な重圧がありません。
これが大きいのです。できないならできないで、特に損をしない環境にいるのですから。
大学在籍時代は、「第2外国語」に中国語を選択しました。これがもう、本当にきつかった(途中でモチベーションを失ったことが大きく、その後も結局全く勉強していない)のとは対照的です。
それに、誰かに「やれ」と言われた言語でもない。自分でまずなりたい自分(ロシア語を使いこなすテュルク語学徒!王道 of 王道!!)、やりたいこと(パンデミック明けの現地訪問!)というのが先に決まって、それを実現するための一歩を踏み出していると自分ではみなしているのです。
好条件でしょ?それに、こうやって学習の記録を書いていくことで、誰かにとって参考になるかもしれない。し、トルコ語の講師が(ある程度トルコ語は母語以外の言語として身につけた人、とひとまずみなすと)非テュルク系の言語をどうやって勉強するのか、というのはそれなりにネタとして成立しているのではないかとも思ったりするのです。
わからんけど。というか、自分で言うのもなんなんですけど。
好条件ですよね。なんせこちらには、SNSでの先輩たち、先生たちもいますからね。
フォロワーが多い恩恵というものを感じます。フォロワーの皆様におかれましては、ぜひ私がなんだこれ、というところに出くわした場合はお手伝いいただきたい。お返しにトルコ語を紹介してさしあげますのでね…。
まあそんなわけで、同志タタ村さんに「読みやすいクセ字」と称された私の手書きのキリル文字、ツイッターであえて公開してみたりもしましたよね…
ラテン文字の手書きなら、以前もnoteで公開したことがありますが、キリル文字は初めてです。
どんなもんでしょうね。書き方など、これで合ってるのかどうかもまあ怪しいところでしょうけども。
まあいいんです。常々書いているように、ロシア語はマイペース、マイロードを貫く所存。これはまずそう、ということも自分で見つけて修正しながら続けていければよいかな、というところです。
さてさて。大学のほうでは、ロシア語を選択するとやはり学習者、それどころか教える側も大変なご様子で…
清沢先生も教える側として、きっと苦心なさっているのだろうなと拝察します(私もトルコ語を教える側の身なので、多少はわかるという気持ちはあるのだ。実際は理解できていないかもしれんけど!)。
で、この感想を書いた学生氏にちょっと同情しつつ、とりあえず今は単位のためにがんばっておくといいんじゃないですか、とエールを送って差し上げたいです。自分のことは完全に棚上げして。
あとできっと、他言語に触れたその経験が役に立つ。はず。
大学を出たら、自分で好きな言語を選べますよね。英語でももちろんいいし、ロシア語を続けるのでもよいでしょう。あるいは、清沢先生の誘惑に乗ってベラルーシ語に入るという手も。(なんならトルコ語でもいいのよ?)
他人から強制されない言語ほど楽で楽しいものも、世の中そうそうないのですから。
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