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南山手地区散策

先日、時間の都合であまり見て回れなかった、長崎市南山手地区を歩いてみました。ちょっと見ておきたいものがあったのです。ずばり、ロシアの名残

今日は、グラバー通りからスタート。時間がないので、有名な大浦天主堂やグラバー園は、今回はパスです。一人では行かないな…誰か遊びに来てくれたら行きましょう。


長崎は、国内の発祥の地だらけです。やはり鎖国の時期に、開港されていたのがここだけだったということによるのでしょう。ボウリングもそうらしい。へー。

そんなわけで、南山手地区へ行きます。

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グラバー通りを歩いて行きます。

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レンガの塀がかっこいいな。あと、やはり景色がいいです。長崎港がここからも一望できます。此の記事のトップ写真にも使いましたが。向こうには稲佐山が見えます。

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さあそしてそしてついに。

来ました。いや、何の建物があるというわけでもなかったのですが…今日のお目当てはまさしくここ!

ロシア領です。ロシア領。長崎にはなんと、まだロシア領が残っていたのだ!(知っている人にとっては有名なネタですが)

この辺り一帯が領事館や教会などがあった、ロシア人の居留地ということだったことと関係があると思われます。なるほどすぐ近くに、領事館跡地がありまして…

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階段部分の跡が何となく浮き出て見えるのがおわかりになるでしょうか。あとで石垣で埋めてしまったということのようですが、面影はたしかにはっきりとわかりました。

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このあたり一帯が建造物群保存地区ということで、かつての洋館が並んでいた景観をできるだけ保持しようとしているようですね。たしかになんとなく、民家でもそういう雰囲気を残そうとしているような雰囲気はありました。

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いやーそれにしても。

長崎とロシアと言われても、これまでは正直まったくピンとこなかったのですが、日本に帰国してから地元のことを調べるにつれ、長崎がオランダや中国だけではなくて、ロシア含む他の国とも縁があったのだなということがわかってきます。

これは特に、高校時代までぜんぜん自分の意識にありませんでした。今までなら、長崎とは?と言われたら「中国とオランダの影響を受けた街でしょ」、とシンプルに答えていたと思います。

いろいろ見て回っているうちに、ここ1年で自分の地元、長崎の印象がかなり変わってしまったような気がします。繰り返しになりますが、中国オランダの影響はもちろん大きいけど、それだけじゃないなと。他にもイギリス、フランス、ロシアの影響もかなり大きいんだなと。

知っている人にとっては当たり前な話なのでしょうけどね。

さらに最近(というか昨日)、「長崎とトルコ」についてもちょっと引っかかることがあって…(言っておきますがトルコライスとか、「長崎新名物」サバサンドのことではありません!)ちょっと歴史文化博物館に直接資料を見に行って確かめたいことが出てきたのです。

このテーマについては、また後日進展があり次第ここに書いていこうと思っています。ツイッターでは少し書いたのですけどね。

サバサンドについては、また別の記事にて。

いやあ長崎、面白いな。改めて見て回ってみると。

ほんともったいないというか、なんというか。うまく説明できないのですが、なんかもうひと工夫して、この観光資源をうまく使えないものでしょうか?

おまけ


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