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【アンカラ滞在記】西のはずれから市街地中心部へ引っ越す(後編)
この記事は、先日の前編記事の続きです。
というわけで、引越し先がようやく確定。そうと決まれば、引っ越しの諸々の手続きをやります。日本での引っ越しと、やることは基本的には変わりません。電気ガス水道インターネット等の手続き、引っ越し業者の確保、荷物の搬出、搬入、ご挨拶まわりなどなど。
なんとか家賃がダブる期間も少なくやれたと記憶しています。
しかし、クーデタ未遂事件の直後の日本からの帰国だったこともあって、そのあたりの緊張感は持っていたようで。わざわざこんなツイートをしていたようです。
@各位 生きてるよ
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 20, 2016
今振り返れば、当日トルコにいたわけでもなかったのに。大袈裟っちゃあ大袈裟な話ではありましたが。ただ、日本では本当に心配してくださった知り合いも多く、こんな形でトルコが注目されるとは…という複雑な心境になったのを覚えています。
ともかく、引っ越し先は決まっていましたから、あとは実行あるのみでした。
こんな状況ですが、ウギャーさんは着々と引越しの準備をしている!
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 21, 2016
引っ越し業者へ連絡、荷造り
引っ越し業者は、同じくアンカラ在住の知り合いの方に紹介してもらいました。のちに我らが「ぴの」を授かった方でもある方で、こう考えると5年の滞在期間中、この方には大変お世話になっていることがわかります。
業者との打ち合わせは至極簡単。一度どれくらい荷物があるか見にきたようには思います。このくらいの量ならこの金額でどうだ、という交渉をした記憶も。当時の対円レートを覚えてはいませんが、900リラくらいで全部やってくれたはず。
業者が決まれば、家具のようなものは任せて。あとは本のパッキングが気がかりでした。やはり本が一番大切だったのです。
今日と明日は引越しの準備に追われます こういう時車がないのがつらいなあ
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 23, 2016
本が多すぎてこういう時困るなぁ
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 23, 2016
引っ越し当日のあれこれ
前夜のツイート。
今まで住んでたアパートには約1年半ほどいました。でもこの短い間にいろんなことがあって、いざ明日家具を移すとなるとなかなか感慨深いです
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 24, 2016
そして当日。
搬出始まった。見事な流れ作業。
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 25, 2016
見事な流れ作業だったのだろうと思います。たしかに、手際がよかったと思います。持つべきはこういういい業者さんを知っている知り合いだな、と。
搬出完了
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 25, 2016
とはいえ、引っ越しの日は、当然バタバタ。こちらもテンパっていたはずです。
最後は引っ越し業者の作業員のみなさんと一緒にトラックに乗って、引っ越し先に移動したように思います。当然の如く助手席に乗って、道中はこれからトルコはどうなるだろうな、とか結構シリアスな話になったと記憶しています。時期が時期でしたからね…
引っ越し後
それでは、引っ越し後の喜びのツイート群をご覧ください。
おかげさまで引越し作業はひとまず一段落。ライフラインも通ったので、今日から新住所にて心機一転です。しかし今週は前のアパートの引き払いなんかもあるので、そういうので走り回る一週間になりそう。意外に普通の生活を送れています。日本では報道もあるからたぶん想像しにくいだろうと思いつつも…
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 25, 2016
お掃除を業者に依頼しないと
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 26, 2016
引っ越しに伴って、前の住所のアパートを掃除するという慣習はなかったようでした(ただ、引き払うときにちょっと汚なくなってるから、という理由で掃除代は支払った)。が、新しい住所の方は前の人がやはり汚したままだったので、掃除をする必要が。
もちろん一人でもやれる部分はやれるのですが、なんせトルコの物件。広いのです。一人ではしんどい。業者さん、あるいは掃除のプロの方に依頼するというのがあちらでは普通に行われていることではありました。
今日は知り合いに紹介してもらったお掃除のおばちゃんに引越し後のお掃除をお願いしていたのですがそれはそれはきっちりやってくだすってウギャーさんは大変満足しております
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 27, 2016
そんなこんなで、7月28日ごろはようやく新居で落ち着いて住めるようになっていたようです。
前のアパートの引き払いも、翌日に完了。しかし距離的にはバスで1時間ほど離れていたので、この時期はアンカラ市内を行ったり来たりしていたことになります。そら疲れますわな…
引き払い手続き終わった!
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 29, 2016
我ながらよくやったものだ。5年前の話ではありますが、当時の自分をほめてやりたい気分です。
Researchmapのブログにも、引っ越しのことを言及していたことに気づきました。
情報量がほとんどゼロの記事ではあるのですが、このタイトルの文章を当時ネットでわざわざ書いたということは、それなりに引っ越しに伴う気疲れと達成感があったのだろうな…と、自分のことながら推測しております。
さて一番最後の事案が、インターネット。
ネット引越しの手続きがようやく終わったのですが、ほんと面倒くさかったのでその一部始終をまとめておきます
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 28, 2016
ネット会社の窓口Aに行く→ここじゃ無理、Bに行け→Bに行く→ここじゃ無理、Cに行け→Cは遠いので引越し先の近くDに行く→役所の住所登録証がないとだめ、区役所に行ってきて→まず地区役場に行ってきて→アパート管理人のスタンプとサインもらってきて→アパート管理人の職場にお邪魔する(続く
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 28, 2016
ようやく管理人の署名とスタンプもらって地区役場に行く(2回目)→役場の職員のスタンプとサインももらってもう一度区役所(2回目)へ→区役所の書類をようやくゲット、移民局と地区役場にもう一度行ってきて→移民局はこれから→地区役場(3回目)に書類提出→管理人に書類渡してと言われる(続く
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 28, 2016
ようやくネット会社に行って必要書類等提出、連絡を待てと言われる(いつくるかは未定)←イマココ
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 28, 2016
ネットが開通したのは、この3日ほど後のこと。
家のネットktkr!!!!!
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) July 31, 2016
手続きしたのち3日で開通したということであれば、トルコとしては上出来でありましたでしょうね…。
日本一時帰国と引越し等々でずいぶんお金を使っちゃったからまたがんばってお金貯めていきます…
— ウギャーさん(ぴののしもべ) (@uger_san) August 5, 2016
お金…貯まらなかったね…(シミジミ)
ということで、取り止めもなく書いてきましたが引っ越しのあれこれ。前後で、いろんな人たちと関わったし、それに伴っていろんなことを経験したように思います。文章では伝えにくいのですが、自分の現地での経験としてはけっこう貴重だったかもしれません。
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