言語学フェス2022でテュル活をキメてやった件
昨日1月29日、オンラインで「言語学フェス2022」が開催されました。
不肖私もポスター発表に参加しまして、テュルク諸語版『星の王子さま』の蒐集とその利用のしかたについて思うところを語ってみました。
作ったポスターはこんな感じで、我ながらレイアウトもデザインも説明も、ほかの発表者と比べるとうまくないもんだねえ…とは思うのですが、まあこういう技術的なことは今後向上させていくとしましょう。
まだポスター発表という形式に不慣れなことを認めざるを得ないな、というのは偽らざる気持ちです。口頭発表ならだいぶ数はこなしてきたと自負しているのですが、ポスター発表はまたちょっと違うやり方を考えないといけないということでしょうねえ。
さて肝心のポスター発表のほうですが、思った以上にたくさんの方に聞きに来てもらえたようです。話し始めてしまったら自分のポスターの画面を追うのに必死になっていたもので、オーディエンスがどのくらい聞きに来てくれていたかは確認できていないのですが、相当多かったらしいとほかの方からもうかがっています。
さすが『星の王子さま』効果ですね…!あとはテュルク諸語、潜在的に人気があると見たな。ウン。まちがいない。そう信じることにしよう。
今回のような内容で人前で話すというのは、研究発表というよりも、いわゆるアウトリーチ的な活動の部類に入ると思うのですが(その意味ではこうやってnoteにテュルクに関することを書き続けるというのもアウトリーチ的な活動に分類されるのかもしれませんが)、それなりに効果はあった、あるいはあるのかもしれないなと改めて思います。
そんなわけで、今回お声掛けいただいた主催者(まつーらさん、やのまさん他)各位に、また話を聞きにきてくださったすべての方に心より感謝申し上げます。
ポスターを作るのも使うのも久しぶりでしたし、言語学的なイベントで発表したのも久しぶりでしたし、昔から交流のある言語学関係者各位にオンラインながらあいさつできたのも大変楽しいことでした。改めてこの機会をいただいたことに御礼を申し上げたく思います。
いつも日本国内でこういう言語学関係のイベントがあったときに、その一角で誰かがチュルク(テュルク)的なことで発表しててほしいと個人的に思うことが多いのです。たとえば言語学会でテュルク諸語のことで発表する人がいれば、わがことのように喜んでいたりするというのは本当の話。
一方で、そんなことを思うのであれば、自分もたまには話し手として参加していく必要があるんだろうし、そのためには普段から言語学に触れておかないといけないなと。改めてやる気が出た次第でした。
そう、研究もやっぱり進めないといけないってことですね。その方面でやる気が出たというか、モチベーションが上がったということが今回の最大の収穫なのでしょう。たぶんね。わからないですけど。
というわけで、テュル活の日々はまた続くのであります。すゝめよテュル活民、叫べよテュルクへの愛!(なんだこのスローガン)
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