【耳より情報】「テュル活」に欠かせないテュルク語学徒必携の本（英語版）
以下、週末気分の悪ノリも含めたネタ記事の一つということで、間に受けなくてよい部分は間に受けないようにご注意ください。（筆者談）
「テュル活」とは
今日は定期通院日につき、病院の待合室でテュルク学徒にはお馴染みの《Dictionary of the Turkic Languages》を広げてテュル活に励む私です……（某会向けに何かよい語彙を探している） pic.twitter.com/sgFtNxv4vY
— タタ村さん😷 ɐɯɐɹnʞɐS ıʞnzıW (@tatamullina) February 5, 2021
みなさんは「テュル活」という言葉をご存知ですか？そう、これは読んで字の如く、「テュルクに関連する活動をすること、またはそのような生活を送ること」と定義することができます。
テュル活する度にこのタグつけてくから#花村はテュルク系
— 花村 (@xahamypa) July 7, 2019
ここ数年、一部界隈で流行の言葉とされています。ほとんどの辞書には載っていない言葉なので、ご存知ない方も多いかもしれませんね…！
したがって、テュルク諸語を知るための本を買う。これも立派なテュル活の一つと言えます。では、テュル活本にはいったいどのような本があるのでしょうか？それについて次にご紹介いたしましょう…！
「テュル活」ライフのためのテュルク諸語関連本3冊
まずは、この3冊をご自宅に揃えましょう。本棚が華やかになり、みた人に「こいつ…デキる…！！」と思われること請け合いです！
1. Öztopçu, Kurtuluş (et al.) (1999) Dictionary of the Turkic Languages. London: Routledge.
テュルク諸語主要8言語の語彙を比較するのに便利な一冊。
「ウソ！トルコ語でAなのにアゼルバイジャン語ではBなのか！」（40代男性、長崎）「マジで！？キルギス語ではCなのにウズベク語ではDっていうらしい！！信じられない！！」（40代男性、長崎）と、読後の驚きの声が多数寄せられています！！
2. Johanson, Lars and Csató, Éva (eds.) (1998) The Turkic Languages. London: Routledge.
テュルク諸語の、王道的概説書です。
多数執筆陣により、テュルク諸語の分布からその歴史、テュルク諸語共通の文法の特徴、また主な現代のテュルク諸語それぞれの概要について（各言語の紹介はややコンパクトながら）記されてあるなど、盛り沢山の1冊と言えます。
「この本だけでごはん3杯はいけます」（40代男性、長崎）と、読者の満足度ももちろん高い！
3. Erdal, Marcel (2001). A Grammar of Old Turkic. Leiden: Brill.
古テュルク語の文法を網羅的に記述した、Marcel Erdal先生の大作（テュルク諸語研究界隈で彼の名前を知らない人はまずいません）。
「古代のテュルク語の姿を窺い知る上で、必携の一冊」（40代男性、長崎）と言えるでしょう。現在数多く話されているテュルク諸語、そのかつての姿はどのようなものであったかを知るための重要な1冊と言えます。
ちなみにテュルク諸語の一つ、「トルコ語」の英語語学書については、こちらの記事もぜひご参考に！
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この他、専門書ももちろん多数。
特に、ドイツの出版社Harrassowitz Verlagから出版されるテュルク諸語研究書シリーズは、常にチェックしておくとよいでしょう…！
参考：「テュル活」をはじめると、こんなによいことが！
テュル活をすることによって、心身や実生活にさまざまなプラスの効果があることは、実はあまり知られていません。ここでは愛すべき私のnote読者のみなさまに限定で！
特別に、その効能のいくつかをご紹介いたしましょう。
(i) 意味もなく幸福感に浸れる。日本での生活だというのに、テュルク的な要素の入った生活を送れている。これで幸せにならない人など、ありえるでしょうか！？（いやない）
ですから、意味もなく幸福感に浸りたいというみなさんは、ぜひテュル活をオススメします！（※幸福感には個人差があります）
(ii) 幸運なことが実際におこる。たとえば車を運転していると、信号がなかなか赤にならなかったり、また突然道ばたで小銭が落ちていたり、やたら飼い猫が甘えてきたり、近所の犬がこちらに気づいても吠えなかったり…！！
（テュル活をすることによって、とても甘えてくる猫のイメージ図）
などなど、テュル活をすることによって幸運が向こうからやってきた（40代男性、長崎）と、驚きと賞賛の声が多数寄せられています。
みなさんも、けしてこの波に乗り遅れてはいけません！（※効果と感覚には個人差があります）
(iii) SNSのネタ記事になる！
ツイッターでもよし、もちろんnoteでもよし。SNSでテュルクのよさを触れ回ることで、自分だけでなく周囲まで幸せにしてしまう（40代男性、長崎）という、我々（誰？）にとって都合のよい宣伝活動のみならず、徳までもが積めるという一挙両得の人生が送れます！
（※ウケるかどうかは当社の保証範囲ではございませんので、あらかじめご了承ください）
さあ、あなたもテュル活を！
いかがでしたか！？（←）
「うわあ、ぼくまだ『テュル活』してなかった〜！」「近所のスーパーにまだ『テュル活』残ってたかしら？」と、不幸にもこの記事を読んでしまってご心配のみなさまに朗報です！
なんと「テュル活」は、今からでも始められます！！！
さあまずはお電話を（どこに？）！
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