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府中の森には(高確率で)戦利品がある

昨日から東京入りしております。本日は宿泊した宿から、徒歩にて東京外国語大学へ。6000歩くらいで到着しました。まあまあよい距離でしたね。さすが府中市内(って、全然関係ない話ですが)。

昨年は1か月ほどここで言語研修を担当するために滞在していたこともありますから、すっかり自分にとってはなじみのある場所になったなという感想もあるのですが、それでも普段日本の西の果てに住んでいるということもあってなかなか簡単に来られる場所ではありませんので、できる用事はできるだけ済ませるつもりで今回また訪れたという次第です。所属が(一応)あるのはあるので、それなりに用事もいくつかあるもので。ここの存在は、我々のような語学関係者からしても大変ありがたいのですよね。

それはさておき。こちらからも長崎からの土産は毎回のごとく持参しておりまして、特に普段お世話になっている方々にお渡ししているのですけれども、なぜそれを毎回やるのかと言いますに、こちらのほうも訪問するたびになにかといただくものがたくさんあるからということもあります。

先ほどはとある先生から、最近行かれたと思われる国外のおみやげのチョコレートをいただいてしまいました。わあ。チョコレートだ。久しく食べていない代物であります(最近の記事の内容から察していただける方も多かろうと思います)。さすがに自分一人では食べきれないので、長崎に持ち帰って実家あたりでありがたくいただこうと思います。

そして言語研修のほうで以前開催された(2008年だそうです)テュルク諸語の一つ、トゥヴァ語のテキストをありがたくいただいてしまいました。こちらはオンラインでも教科書ダウンロードできるようになっているのですが、

やはり紙媒体のテキストはそれはそれでありがたみがあるものだなと思うのです(何冊もたまってくると重たいですけどね!)。トゥヴァ語といえば、『星の王子さま』も翻訳が出ていますしね。私ももちろん(?)持っていますが、テュルク諸語の一つといえど初見ではやはり難しいというか、わからないところもたくさんあります。

そんな時に文法なり語彙なりを参照できるのは本当にありがたいこと。著者の高島先生はそれこそ大阪外国語大学時代にずいぶんお世話になった先生という縁もあるのですが、ありがたくお仕事の恩恵にさずかろうと思います。

府中の森(=外大)はいいですねえ。
語学をやる人間をくすぐるモノと人にあふれている。モノといえば、こういうのも手に入れてしまったりとかもありますし。

トルコ語のワッペンは、昨年すでにお土産ということでいただいていたのですが、今回はペルシア語のワッペンを入手できました(写真左下)。「知は力なり」という意味なのだそうで。いや、まさしく。知は力ですよ。ねえ。

なお、他のバッジは旧ソ連のものだったりします。テュルクに関連するものがぽつぽつとくっついているということをご理解いただけるとよいかと。別に共産趣味とかそういうことでもないのです。
テュルク趣味ですね。要するに。

諸々の今後の研究活動についての手続きなど終わらせまして、夕方に外大をおいとましまして、また今日からの宿にチェックインする予定になっております。名残惜しいが、また近々来ることになるでしょう。きっと。インシャッラー。

明日、明後日は言語学会に参加する予定。勉強のための東京遠征ということになっております。ご飯の食べすぎに注意しましょうね…おいしいからね…

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