【ペルシア語学習記録】ラテン文字とペルシア文字を行ったり来たりの日
今日は木曜日なので、昨日から一転してペルシア語の習得にいそしみます。
文字が…頭に入ってくるような来ないような。こちらも今日いきなり勉強を始めたわけでもないので少しは慣れてきているはずなのですが、言語の切り替えというか、頭の切り替えが必要ではありまして、このスイッチにエネルギーを消費させらえる感覚というのはあるように思います。
で、進み具合もエスペラントに比べるとぐっと遅くなる感じ。これはやはりまだ自分の中で文字と音の対応関係がおぼつかないのと、通例表記されないとされる短母音記号(/a//e//o/をそれぞれあらわす「ファトヘ」「キャスレ」「ザンメ」というのがありまして、 くわしくはたとえば下記リンクのウィキペディアなどご覧ください)がないとおそらく現地に行っても理解できる語がまだ限られているという自覚があるところに起因しているのだろうと思います。
これに加えて、文法項目もまだ一般動詞にすら入っていない段階。トルコ語などもそうですが、動詞に入る前の段階に時間をかける必要がある言語と、そうでない言語があるのかもしれないなと思うなどします。
『ニューエク』あたりを見ていると、エスペラントは動詞の現在形、未来形がかなり早い段階で出て来たことに注意を引かれました。
登場した動詞自体の数は限られているにせよ、人称変化がないこともあるのでしょう。両時制の形を-as, -osとポンポンと出していた。で、ペルシア語はというと…4課まで進んでいるのですが、まだ所有、エザーフェ(修飾の連結を表す接辞付加)あたりにとどまっている。動詞はというと、いわゆる英語でのbe動詞に相当するbūdānの現在形の変化(たぶん現在形という理解ですが確認はしていません!)しかまだ出てきていない段階。
文法としてのこの言語の全体的な輪郭を早くつかみたいという思いと、いやいやペルシア語なんだから、文字と発音、それに伴うエザーフェの関係をじっくり身につけなさいと言う語学上の要請との間で悶々としているという現状です。
この現状にあっては、時間を見て『文法ハンドブック』なり洋書での文法書を眺めておくというのが対処法なのだろうと思いますが、
まあとにかく焦らず、早期の成果を求めずのマインドが求められているのかなと思います。
何回も書いていることですが、これが大学などで求められている単位習得に関係なく自分のペースでやれる強みなのでしょうから、そこはもうゆっくりとやらせてもらうしかないですね。というわけで、第1課で出てきた
の語末/etān/の部分が2人称複数「あなたの」を表すんだなということがわかり、しかしなるほど今の自分の語学力では/e/を表すキャスレという記号を/t/の文字の下に打ってもらわないとたぶんこの単語の意味を正確に認識できないんだろうな…という軽い絶望なども感じるという、そういう心境なのでありました。
なるほど「語学は若いうちに」と思いたくなる人が多いわけだ、と思う瞬間でもあります。だがね、ワイはめげませんよ。「0より1がマシ」精神でいきます。少しでも理解できるほうがより現地に行くことがあった時に有利なはず。
とりあえずロシア語とペルシア語については、明らかにテュル活にプラスになるだろうからということで、なんとか進めていってみましょう。木曜日はそういうわけで、ペルシア語の日と決めました。それではみなさま…
!خدا حافظ
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