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【アンカラ滞在記】「本日のケバブ」たち

好評の(勝手に好評ということにしてみました)アンカラ滞在記シリーズ。現地にいた頃の衣食住をテーマの一つと考えたとき、そういえば食の話をしていたっけ、と。帰国後に思い返す、という記事なら一度書いたのですが…

これ、エッセイに応募する記事として狙って書いたのですが、特に何かにひっかかったわけでもなく。リアクションも今ひとつでしたね…難しいものだ…(未読の方は上記リンクからぜひごらんください!)

まあそれはそれとして。あまり上品な行為ではないとは知りつつ(なんせ、food pornというらしいですからね…!)、当時からツイッターでは食べたものの写真をどんどんあげていました。

目的としては、「あちらにはどんな食事があるのだろうか」とご関心方がいるだろうと思って、トルコでの食生活の一端を見せてみたいと思ったというのが一番。

ほかには…日本食の写真を挙げるみなさんに対抗したかったということも多分にあったと思います。

お寿司の写真とか、おうどんの写真とか。イスタンブルはともかく、アンカラでは本格的な和食というのは自力でこさえない限りはまずありつけないものでしたから、本当にうらやましかったのです。

【解説】「ネタ将」というのは、将棋をダシにしてネタを投下し、人々を笑わせようとするツイッター上のエンターテイナーたちのことを表します。しらんけど。ちなみに私はネタ将などではありませんので、ご承知おきください。

うらやましかったんだぞチキショー!ということで…当時を振り返ってみましょう。

本ケ」。これは、当時日本の知り合いのフォロワーの先生が、「本日のそば」を略して「本そ」と書きつつ、おいしそうなおそばの写真を載せていたのをみて、それに対抗しようと思ったのだと思います。たしか。

ヘイ!じゃないよね…こんなのばっか食べてたのか、当時の私…そら太るわな

で、ケバブの写真をあげると、けっこうたくさんいいねがつくんですよね…だからかもしれません。しょっちゅう写真を挙げたのは。食欲と承認要求を同時に満たせるから…しらんけど…

パンに挟むタイプのものもよく食べましたが、私はどちらかというとプレート派だったと思います。とにかく帰国直前まで、外食あるいはデリバリーでケバブを食べている…

私のパソコンの写真フォルダには、現地での食事そのものの写真が極端に少ないのですが、それはデジカメで出てきた食事を撮ること自体をためらうことが多かったからだろうと思います。

こういうときは、スマホのほうが使いやすかった…画質が荒いのは、スマホのカメラの性質上仕方がなかったとは言えるでしょうね。

この写真、画面左側にあるのはアイラン(ayran)と言います。塩入りのヨーグルト飲料で、ケバブをはじめとする脂っこい肉料理に合います。

アイランですが、日本でもコンビニに「トルコ風塩入りヨーグルト」とかいって、一時期登場したことがあるのです。が、実際に飲んでみるとアイラントは程遠い。実際、普通になんじゃこれは、という味で、早々に店頭から消えたという悲しい出来事もありましたっけね…

しかし、たくさん写真残ってるな…そして、なるほどなと思います。

そら、帰国後1年半経っても「あ゛〜、ケバブ食べたい〜」とあまり思わないはずだわ。いやというほど滞在時期に現地で食べてるんだもん。それもあるし、日本は日本でおいしいものがたくさんありますしね…。

とはいえ、当たり前に現地で外食なりデリバリーでドネルケバブなり何なりと注文してすぐありつけた日々。もちろん、なつかしくはあります。ただ、この記事を書いている今(朝7時前)は…ちょっと我ながら勘弁してくれとは思いますわな…

みなさまも、この記事はほどよい時間帯にご覧くださるとよいかと思います…そんなわけで、今日はケバブを振り返ってみました、ということで。

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