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第107回薬剤師国家試験 解説(必須)

e-Recさんのページが更新されたりや薬ゼミさんの解説本が出たりするのは少し先になると思われるので、107回国試の簡易解説をやってみます。
おかしな点やコメントがありましたら、Twitterか質問箱の方によろしくお願いします。

また問題の難易度は正答率に応じて易~難の5段階としています。
国試合格には易・やや易・普までを正解できたら十分だと思います。

全体概観

全体的にまず思ったのは丸暗記つぶしと予備校泣かせだなー…でした。得点分布は105回・106回とほぼ変わらないのに対し、正答率80%以上の問題は一気に増えました。
要因として薬理や法規など暗記科目は最低限人に説明できる程度でいいよ!という難易度なのに対し、他科目はとにかく基礎を正確に理解しているか、という問題が多く、その出来で差がついたように思います。しかし予備校では時間も限られており、この基礎を詰める時間がなかなかないのでは…と思いました。
難易度のバランスを取るためか、実践薬理などでの多疾患罹患や処方整理の問題は若干減ったように思いますが、104回あたりからのトレンドではあったので、今後もまた増える可能性はあるように思います。

必須の平均点はさほど変化がなかったらしいですが、オーソドックスな問題はここ数回と比べてかなり少なかったように思います。試験会場で解いてて独特の緊張感がありました。
また高校で学ぶような範囲が目立ちましたが、この流れは続くのかもしれません。薬学準備教育の範囲の穴がないようにしておくことは大事であるように思いました。

物化生

1: 4(易) / 2: 1(やや易) / 3: 3(易) / 4: 3(普) / 5: 1(やや易)
6: 5(易) / 7: 2(やや易) / 8: 2(やや易) / 9: 2(易) / 10: 4(易)
11: 1(易) / 12: 1(やや難) / 13: 3(易) / 14: 4(やや難) / 15: 4(やや易)

1: [OH⁻]=1.0*10⁻²とKwより[H⁺]=1.0*10⁻¹²なのでpHにすると12です。

2: 左辺は計2mol、右辺は計1mol、またΔHが負なので左→右は発熱反応。
そのため温度を下げると平衡定数は小さくなり平衡は左に移動、圧力を下げると平衡は左に移動、水素を加えると水素が減るように平衡が右に移動します(ルシャトリエの原理)。

3: 標準水素電極において白金の板を入れるのは、水素イオンの活量が1のHCl水溶液という定義になっています。
活量は実際にどれだけ解離しているかを表す値であり、活量が1ということは実際に1Lあたり1molのH⁺が解離していることを表しています。

4: Ksp=[Ba²⁺][SO₄²⁻]=1.0*10⁻¹⁰(mol/L)²。
0.10mol/LのNa₂SO₄の中にBaSO₄を溶かしているので[SO₄²⁻]=0.10mol/L。
このときKspより[Ba²⁺]=1.0*10⁻⁹mol/Lですが、[Ba²⁺]の値がこれ以上になるとBaSO₄が析出するため、BaSO₄の溶解度も1.0*10⁻⁹mol/Lとなります。

5: 液体のまま用いるのは1。2,4は気体試料に用いる方法、3,5は試料をマトリックスにして用いる方法です。

6: ブタノールの3位にメチル基、2位に二重結合がついた形を探せばOK。
アルコールが主基なので、-OHがついた炭素を1位と見ます。

7: NH₃の立体図を想像できれば答えられる問題。

8: 不斉点が複数あるもので、そのうち1つだけが違うものはジアステレオマー、すべて違うものはエナンチオマーの関係になります。

9: NOのみ総電子数が奇数なので不対電子を持つことになります。

10: 生合成経路の範囲が必須に降りてきました。Trp由来はインドールの構造を考えてもらえばわかる通り、ベンゼン環のすぐ横にNがあるものになります(炭素2つor3つ分空いている物は別由来です)。

11: LHサージを覚えていれば解けたと思います。

12: オルニチンそのものを直接覚えていなくても、2がGABA、3がArg、4が尿素、5が尿酸(っぽい何か)だとわかれば消去法で解けます。

13: イントロンを除去している過程だと理解できれば答えられます。

14: 臓器の問題がなくなった代わりに出てきた難問。なんとなくセントロメアという言葉は知っていても、その領域に動原体(キネトコア)が形成されることを区別して理解するのは少し細かいです。

15: これは完全に覚えているかどうかになります。また細胞内寄生性であり、治療はテトラサイクリン系などになることも重要です。

衛生

16: 5(易) / 17: 4(易) / 18: 2(易) / 19: 2(易) / 20: 3(易)
21: 2(易) / 22: 3(易) / 23: 2(易) / 24: 3(易) / 25: 4(易)
衛生はどれもその範囲内でわかりやすい問題だった感があります。

16: 覚えてなくても自分の身長・体重からなんとなく割り出せたのでは。

17: 自然毒は覚えにくい範囲ですが、フグのテトロドトキシンは魚の毒としては最も代表的です。

18: 用途名と物質名を併記する添加物は意外と多く、ゴロ合わせで覚えている人もいるのでは。ただ甘味料は代表的です。

19: 第一制限アミノ酸といえばLys、という覚え方でほぼ問題ないです。

20: 湿度が上がればカビやすいことなどを考えれば大丈夫だと思います。

21: 時事問題。薬ゼミ統一3を復習していれば問題なかったはず。
他はAが覚醒剤取締法、Cが麻向法、Dがあへん法、Eが毒劇法です。

22: リスク分析は内閣府によるリスク評価、省庁によるリスク管理、そしてこのリスクコミュニケーションの3つからなります。

23: 必須衛生ではたぶん一番正答率の低い問題。
-NH₃はCYPによりOを入れられ-NH₂OHになり、これがアセチル抱合や硫酸抱合されたのち-ORが外れて-N⁺が残ります(ニトレニウムイオン)。丸覚えではなく流れを理解することを要求している問題ですが、反応を理解できていたほうがこの範囲はかなり楽だと思います。どのCYPで代謝されるかは丸覚えになりますが…。

24: 「人の健康の保護に関する環境基準」で「検出されないこと」と定めているのは全シアン、PCBとこのアルキル水銀です。
このうち水質汚濁防止法(業者の排水規制)によっても「検出されないこと」を要求されているのはアルキル水銀のみであることには要注意です。

25: 医療機関なので産業廃棄物、また鋭利なものは感染性のものと同等の扱いを行います。

薬理

26: 2(易) / 27: 2(易) / 28: 3(易) / 29: 1(やや易) / 30: 1(やや易)
31: 5(易) / 32: 4(易) / 33: 4(やや易) / 34: 1(易) / 35: 3(易)
36: 5(易) / 37: 5(易) / 38: 5(易) / 39: 3(易) / 40: 2(やや易)
理論で聞きにくい薬を一問一答形式で聞くのが多いのは相変わらず。
ただ今回は同種同効薬で比べる問題がないため、総合点はやや取りやすかったかもしれません。

26: もしド忘れしても、陰イオンのチャネルということは過分極を担っているので抑制性なのかな?という当たりをつけて答えることができます。

27: アドレナリン反転について。アドレナリンは血管平滑筋に対しα₁>β₂で両方作用しますが、α₁を遮断しておくとβ₂のみの効果が作動し結果的に降圧します。

28: 局所麻酔薬は分子形のまま膜透過し細胞内に入り、細胞内でイオン化されることで細胞内から電位依存性Na⁺チャネルを遮断します。

29: ミルタザピンは作用点が多くややこしいですが、前終末のα₂受容体は一般的にブレーキの役割をもつため、それを遮断することでアクセルを踏むイメージがあればよいと思います。

30: 抗てんかん薬は種類や作用点が多くて忘れやすく、またガバペンチンは補助薬であるため、今回の必須薬理の中では難しめな気がします。

31: カルシニューリン阻害薬ということであまり問題なく絞れたかと思います。

32: テリパラチドは英語で-paratideとある通り副甲状腺(Parathyroid)ホルモン 製剤です。このように名前の意味を知っていると忘れなくて済む薬はけっこうあります。

33: 収縮力と心拍数低下からも、労作性狭心症予防薬という点からも絞れます。狭心症というだけで1につられないように注意。

34: 止血薬といえば、というところで薬理を詳しく覚えていなくてもほぼ問題なかったのでは。

35: よく抗アルドステロン薬という言い方をすることを考えれば大丈夫なはず。

36: これは覚えているかどうかになります。ドルナーゼは希少疾患用の薬です。

37: これも覚えているかどうかですが、問36よりははっきりしているはず。

38: 4と5がややこしいですが、自分はトリロスタンはトリ→3、メチラポンは「じゃない方」で覚えています。
混同しやすいものは2つ覚えようとするとややこしくなるので、片方をしっかり覚えてもう片方を「じゃない方」で覚えると混同しにくくなります。

39: プロベネシドの尿細管阻害を尿酸特異的にしたものがベンズブロマロンです。

40: 感染症とがんは薬理では問題数が少なくコスパが悪そうですが、範囲としての問題数はかなり多いので覚えておくことをお勧めします。

薬剤

41: 4(易) / 42: 2(易) / 43: 5(やや易) / 44: 3(易) / 45: 3(易)
46: 4(やや難) / 47: 5(やや易) / 48: 3(やや易) / 49: 2(やや易) / 50: 4(難)
51: 5(難) / 52: 3(やや易) / 53: 5(やや易) / 54: 4(易) / 55: 2(やや難)
必須といえども考えさせる問題が多かったように思いました。

41: 丸覚えしていなくても、セフェム系はペプチド結合が複数あることからPEPT1で運ばれることが推測できます。
構造式を載せているのはそういう意図があると思います。

42: キレート形成する薬くらいは丸覚えでもいいのかもしれないですが、ニューキノロンの構造は覚えていた方がいいと思います。

43: アルブミンは塩基性ポケットで酸性薬物と結合するのに対し、α₁-酸性糖タンパク質は名前の通り塩基と結合します。またプロプラノロールの構造を(ある程度特徴をつかもうとして)見たことがあれば塩基であることを思い出せるのではと思います。そもそもβ遮断薬ということはフェネチルアミンに似せた形なので…。

44: これは完全に覚えているかどうか。コデインはEMの小児においてモルヒネの血中濃度が高くなり呼吸抑制の危険があるため、12歳未満への販売が禁止になりました。

45: 1-コンパートメントモデルということは濃度を対数にすれば傾きがkの1次関数となるので、
(ln40-ln5)/6[h]=ln(40/5)/6=(ln8)/6=3ln2/6≒0.35[h⁻¹]となります。
対数計算で躓かないように、苦手な人は問題をたくさんこなしたいところ。

46: CLrの値が一定のグラフを丸覚えしていると引っかかりそうな問題。
イヌリンはCLrが一定なので、排泄速度=CLr*濃度は比例関係になります。

47: 炭酸水素ナトリウムということは尿がアルカリ化。したがって塩基性薬物のキニジンは分子形の割合が上がり、尿細管再吸収が促進されます。
他の選択肢があまり現実的ではないので正答率は高めですが、これもキニジンの構造を理解していると確実さが増します。

48: ガラス転移が起こる温度をガラス転移点といいますが、知らなくても凝固点などの定義がわかっていれば消去法で解けるようになっています。
なお通常の冷却では融点~ガラス転移点の間のどこかで結晶化し、この温度を結晶化温度といいます。

49: 答え以外の組み合わせは難しいものの正解はしやすいはず。
サスペンションは液体中に固体を分散させたもの、エアゾールは気体中に固体か液体を分散させたもの、フォームは液体中に気体を分散させたものになります。キセロゲルは少し特殊で、液体中に液体を分散したのち分散質の流動性を失わせ、さらに分散媒を蒸発などで飛ばしたものになります(シリカゲルなどが代表的です)。

50: 某やまかけに釣られて誤答した人が多いのでは…。ポビドンはその中に薬剤を入れることで固体分散体にできるというだけで、懸濁液とは関係ありません。
懸濁液を安定させるには不溶性粒子の沈降速度を下げるために粘度を上げる必要があり、そのために増粘剤としてカルメロースナトリウムが使われます。

51: 自信をもって経口ゼリー剤を切れた人はあまりいないのではと思います。経口ゼリー剤は完全に流動性を失っている物を指すので、「液状又は流動性のある」という時点で候補から外れることになります。足切りがある中でこういう引っ掛けっぽいものを必須で出すのは、個人的にはうーんという感じです。

52: ナファレリンを知っていた人は正答率よりずっと少ないはずです(知りませんでした…)。ただ-relinからリリースホルモン製剤だとわかれば、ペプチドなのでおそらくデスモプレシンのように鼻投与だろう、という推測がつきます。

53: あまりに答えが直接的すぎて、ひっかけなのでは…と疑った人も少なくないはず。タンパレジスタントは製造後に何かを混入させた場合それが分かるようになっている包装を指します(空気が入ったら変色する印があるなど)。

54: これはDDSの基本を理解していれば特に問題ないと思います。

55: 釣られそうなのは3でしょうか。イトラコナゾールに添加されているシクロデキストリンは溶解補助剤であって吸収促進剤ではないです。セフチゾキシムとカプリン酸ナトリウムの組み合わせを知っているかどうかによる気がしますが、その吸収促進機構は複雑なので覚えなくていいと思います。

病態

56: 2(易) / 57: 5(易) / 58: 4(やや易) / 59: 1(普) / 60: 1(やや易)
61: 1(易) / 62: 3(やや難) / 63: 4(普) / 64: 4(普) / 65: 3(易)
66: 5(易) / 67: 5(難) / 68: 3(難) / 69: 4(やや易) / 60: 3(普)
必須にしてはややマイナーな知識を問う問題が多かったような気がします。

56: 1は橋本病、3は関節リウマチ、4は多発性筋炎・皮膚筋炎、5は1型糖尿病に特異性が高いです。

57: 1は膵炎、2は心不全、3は心筋梗塞・横紋筋融解症、4は糖尿病で変化するマーカーです。

58: 初発症状として筋力が落ちてくる→瞼が重くなる、をイメージ出来たら正答できる問題。ただ重症筋無力症は必須としてはマイナーだと思います…。

59: 言葉の意味を理解しているかを問われている問題。正答率的にも差がついています。レム睡眠のREMとはRapid Eye Movementの略なので急速な眼球運動を起こします。

60: α₁遮断は血管においては低血圧を起こすことが理解できていれば答えられる問題。

61: これは完全に知識問題。片頭痛の重要な特徴ですが、閃輝暗点を伴わない場合ももちろんあります。

62: 中枢系薬や鎮痛薬が並んでいますが、グアンファシンはα₂作動薬なので依存性がありません。グアンファシンが新薬であること、ペモリンがマイナーであることからやや難しい問題だと思います。

63: 子宮内膜症にエチニルエストラジオールを用いる場合、プロゲステロン製剤の併用が必須になり(→低用量ピル)、また最近の治療ではジエノゲスト単剤と低用量ピルが大半を占めるため、個人的には嫌な問題だなーと思いました。せめて必須では第一選択薬を尋ねてほしいです…。

64: 胆管炎もそれほどしっかり対策している人は多くないのではと思います。ただ胆道疾患はALPが上昇することを覚えていれば正解にはたどり着けるようになっています。

65: 原発性アルドステロン症がどんなのか忘れていても、RAASを理解する中でアルドステロンの機序がNa⁺を入れる代わりにK⁺を出すと理解していれば解ける問題です。

66: 乾癬はホットトピックであったため、押さえられていた人が多かったのではと思います。

67: 難問。モルヒネを使うことで呼吸困難感の緩和と呼吸数減少による酸素消費量の減少に繋がります。同じような効果を期待するものとして急性心筋梗塞への投与があります。

68: 構造式をとりあえずチェックする習慣をつけていると何の問題もないんですが、正答率はかなり低かったようです。

69: 正答以外は製薬企業が作成しています。添付文書のみ法律で決まっている事、インタビューフォームは日病薬が記載事項を決めていることなどは要チェックです。

70: 高校の統計に触れたことがあれば何の問題もないですが、生物統計をどこまでやるかは大学のカリキュラムにかなり依存することろがあると思います。これも薬学準備教育の範囲でありながら正答率的に差がついたので、青本だけでなく見落としのないようにしたいところです(物理の力学や電磁気学はあまり必要ないと思いますが…)。

法規

71: 3(易) / 72: 4(易) / 73: 3(易) / 74: 1(易) / 75: 3(やや易)
76: 5(易) / 77: 5(やや易) / 78: 4(易) / 79: 2(易) / 80: 4(易)

71: 基礎的事項です。患者の住所を記載する必要があるのは麻薬処方箋になります。

72: いわゆる30日ルールです。治験によって公衆衛生上の問題が起きないかについて、この30日の間にPMDAが調査します。

73: 市販直後調査を行うため、製造販売業の許可要件にGVPの遵守があります。

74: 薬害関連は確実に点が取れる分野なのでしっかり対策したいところです。

75: 毒薬との混同に注意。文面ではなく実際の図を見て覚えることをお勧めします。

76: 封かんを開くとき→患者さんに手渡すとき、と考えられれば薬局が該当する麻薬小売業者が正答であるとわかります。

77: 問題自体はなんかややこしいんですが、患者にわたるときに薬価以上の値段がついていると薬価そのままの値段で行っている保険治療がおかしくなります。そのことに繋げられれば正答できるかなと思います。

78: よくある倫理上常識的なものを選ぶ問題。

79: 各宣言についても確実に点が取れるので得点源にしておきたいところです。

80: 例外とはいえ学校薬剤師の定義においてかなり重要なことなので、答えやすかったのではないでしょうか。

実務

81: 4(易) / 82: 1(易) / 83: 5(易) / 84: 2(普) / 85: 1(易)
86: 3(普) / 87: 3(やや易) / 88: 2(やや易) / 89: 5(易) / 90: 4(普)

81: インフォームドコンセントの言葉の意味さえ分かっていれば、選択肢ははっきりしているので問題なかったのではと思います。

82: 地域包括ケアシステムについては地域医療において特にしっかり習うはずなので、これも問題なかったのではと思います。

83: 実習をちゃんとこなしていればまず大丈夫だったと思います。

84: ブドウ糖はトランスポーターにより細胞内に吸収されるため、結果的に補液は低張となり、細胞内に引っ張られることで細胞内液を補給します。他はすべて等張になり細胞外液を補給します(5も結果的に等張になります)。

85: これも実習や事前学習をちゃんとこなしていれば大丈夫なはずです。

86: 麻疹が空気感染なのでやや迷うところ。飛沫感染主体ですが感染力はかなり強いです。

87: HbA1cは数ヶ月の血糖値の推移であることを理解していれば、直近の脱水のアセスメントには役立たないことが分かると思います。

88: 医師と迷うところですが、居宅療養管理指導の流れをしっかり学んでいたらそれぞれの役割を理解できていると思います。

89: 一次予防は疾病を防ぐもの、という理解があればOKです。

90: カフェインは昔は禁止物質でしたが、最近は監視物質扱いになっています。それを知っているかどうかにかなり依りますが、利尿薬が隠蔽防止でNGなこと、2,3,5がスポーツ機能向上に著しく繋がることから消去法でもなんとかなるかもしれません。

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