敷かれたレールに乗った生き方から、自分で道をつくる生き方へ変わった軌跡
朝起きた瞬間から疲れている。
全身に鞭を打ちながら準備して、重い空気感の電車に揺られて
息つく間もなく仕事が始まる。
休憩中に「いつまでこの苦しさが続くのだろう・・・」と不安になって
残業をこなして帰ってきたら、夜中まで寝落ち。
何かしているときはいいけど、隙間が生まれた瞬間に考え事が止まらなくなる。思い出したくない辛い出来事が思い出されて眠れなくなる。
この記事は、そんな過去の僕が、自分の生き方を自分で決めて行動し生きる今の僕になるまでの物語です。
敷かれたレールというのは、家族や周囲の人の価値観、社会や組織のルールや慣習などのことです。僕は「自分とは何か?」が分からないまま30年が過ぎました。
自分で道をつくるというのは、「自分の気持ちや価値観に抗わず、沿って生きること」だと思っています。
今をなんとなく生きているけど、どこかでモヤモヤする
不安や緊張が常にあって生活に支障をきたしている
ちょっとしたことが気になって自分の気持ちや意見が言えなくなる
HSP概念に触れて、自分もそうだとは思うけど、その後どうしたら?と思っている
そんなみなさんへ届けたいです。
現在僕は、クリニックHSP外来カウンセラーとして勤務しています。2023年末で3年を迎える今、1400件超のセッションをさせていただきました。色んな情報・価値観・スタンスに溢れる中でも、僕のそれらは一般的ではないでしょう。お越しくださるクライエントさんから「この視点を広げてほしいと思っています」「宇賀神さんはどんな経緯で今の仕事をしているのですか?」とおっしゃってくださっています。
こうしてHSP概念を軸にクリニックで対話している空間の雰囲気を、文字に乗せてお届けします。今の力みや不安がゆるまる、「しんどいけれど、こんな人もいるのだから、自分のやってみようかな」、そうラクになったのなら、これ以上に嬉しいことはありません。
■HSPだと自覚したときに意識したいこと2つの記事
■有料部分目次
居場所のなかった幼少期
比較され続ける学生時代
”男であってはいけない”と学んだとき
がむしゃらに走り続け、燃え尽きた大学時代
自分って何だろう?という問い
うつ症状と自殺未遂で導かれたもの
僕の人生脚本
敏感・繊細に対する嫌悪感
心と身体は一致している
HSP概念と深く向かい合う時
サラリーマンからフリーランスへ転向するまでの10ヶ月間
クリニック勤務の3年間で思うこと
自分の人生を自分で舵取りする、ということ
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