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論文マラソン40 松井菜摘「画学生と動物園ー京都市立美術工芸学校卒業作品について」

サボっていた論文マラソンを復活してみました。

今日の論文は、松井菜摘さんの「画学生と動物園ー京都市立美術工芸学校卒業作品について」(『京都市立芸術大学芸術資料館年報』27、2018年3月)です。

構成:
1.はじめに
2.卒業作品に描かれた動物たち
3.動物園の風景
4.おわりに

京都では明治37、38年から花鳥・動物を画題とする卒業作品が増えるというのは、竹内栖鳳が写生重視の教育方針を打ち出したため、とよく言われますが、
明治36年に京都市動物園が開園したことにも起因するのでは、という着眼は説得力もあります。

東京だと、上野動物園の開園(1882年)は古いから影響わかんないかもしれませんが、新しい動物がもたらされることが画家に影響を与えたりしているのだろうか?
東京都美術館での動物園の展示を見ていないのですが、そういうこと紹介されてるのでしょうか??

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