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noicoyamaico 半耐熱ULトレックテーブル 開発の道のり①

noicoyamaicoオリジナルギア、耐熱ULトレックテーブルの構想をさっそく形にしてみた。まずは手を動かす。とりあえず構造的に異なるパターンを2つ作った。ベンチマークしたのは、SOTOのフィールドホッパーとVERNEのトレッキングパッド。どちらも大好きな山テーブルだ。

開いてすぐ使える。革新的な山テーブル「フィールドホッパー」
軽く薄く、強い。山テーブルの超新星「VERNE」

フィールドホッパーをベンチマークした試作を「TYPE-F」、VERNEを意識した試作を「TYPE-V」とする。

プロトタイプ-F

タイプFの特徴

・メインフレームは4mmのプラダン
・組み立て1秒
・半分アルミプレートを貼り付けて耐熱加工
・マグネットで収納できるので袋いらず
・軽い

タイプFの欠点

・もちあげるとくの字に折れるので片手で扱えない
・端っこに荷重をかけると折れて畳まれてしまう
・平坦な場所じゃないと脚が安定しない

プロトタイプ-V

インスタではベルンの頭文字をBと間違えてて恥ずかしい。Vです。。。

タイプVの特徴

・メインフレームは4mmのプラダン
・組み立て3秒
・半分アルミプレートを貼り付けて耐熱加工
・マグネットで収納できるので袋いらず
・Fより少し重いがそれでも軽い
・安定感抜群

タイプVの欠点

・真ん中に荷重をかけすぎるとたわむ

丹沢の渓流でギアテストしたところ、思ったよりタイプVの完成度が高くかなり実用に耐えられるものだった。感動。

誰もいない静かな丹沢の渓流でギアテスト
縦型なのでサイドポケットにすっぽり収まります
アルミプレート側ではアルストの直置きも可能。バランス・安定感も良い
A4なので結構ギアが乗ります。熱したメスティンもアルミ側に置ける
タイプFは持ち上げるとすぐに折れてしまう
端っこに力が加わっても折れてしまう。調理時にこうなると大惨事
タイプVは持ち上げても折れない。
岩場での安定感もかなりある

タイプFは折れ曲がってしまわないようにロック機構が必要だが、それをつけると重くなるし組み立てにも時間がかかるので、メリットがなくなってしまう。ウッドデッキなど平面の場所が想定できるルートだったら使えると思うけど、いずれにしても今のままだと端っこへの荷重で乗ってるもの全部落ちちゃう事件は解決できない。

一方、タイプVはゴロゴロの岩場でもかなりの安定感があり、普通に使えると思った。脚が思ったより強い。もう少しフォルムの調整や無駄を削ってウエイトダウンしたら完成品に近づくのでは?

いやいや。まだ一日しかギアテストしていないので、今見えてない課題点が浮き出てくるはず。とりあえず、Fは一旦開発保留にして、Vのブラッシュアップに向けてギアテストを重ねよう。

↓開発②
https://note.com/uesii/n/na931cc87e0a7

↓その後、完成したので販売してます
https://note.com/uesii/n/n68739d36cec3


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