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キャンプ・登山ギア

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買ってよかったキャンプ・登山ギアのまとめ
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2020年3月の記事一覧

メスティンにフッ素加工を施してみた

山のぼりやキャンパーに根強い人気を誇るトランギア社のクッカー、「メスティン」。なんなんだろうこの魅力は。コロンとした素朴な形状、雑な仕上げ、そして焦げ付き。粗野が故に手間もかかるし、その分愛着が湧いてしまうのだろうか。スウェーデン製というところもなんか「北欧のやつ感」がそそられるのかもしれない。 かくいう僕もメスティンを愛用しており、登山の際は毎回玄米を持参してメスティン炊飯をしているのだが、メスティンの1番の問題点は「焦げ付き・こびりつき」である。山頂で焦げ付きが発生して

30mLのアルコールで、米は炊けるのか?

キャンプYouTuberやアウトドアメディアの記事で、よく「アルコールストーブで自動炊飯するには30mLのアルコールでおk」という説明を見かけるのだが、山頂では風防でガードしても100mLでも炊けなかったことがあるので体感的に「いくら無風状態でも30mLはありえん」と思っていた。 ちょうどフッ素加工のメスティンが帰ってきたし、今日は東京は大雪&ロックダウン要請で外出ができずヒマだったので、この検証を改めてやってみることにした。 朝から玄米と豚バラをフッ素加工メスティンに入

寝袋生活

かれこれ、2年ぐらい「寝袋生活」をしている。 ベッドと布団を捨て、布団をダウンシュラフに、マットレスをサーマレストのクローズドセルに置き換えて寝ている。 これを他人にいうと「そこまで体を張ってアウトドアキャラやらなくても笑」という種類の嘲笑を受けるのだが、改めて声を大にして言いたい。これは、マジでキャラではない。 当然だが、もともとは布団とベッドで寝ていた。しかし、あるとき秋から冬へ切り替わるタイミングで肌寒さを感じたものの、冬用のふとんを出すのがめんどくさく、キャンプ用

宅キャン(自宅でテン泊)のススメ

三連休で予定していた若洲公園キャンプができず、悶々としていた。 これは宅キャン(自宅でテン泊すること)するしかない!と思い立ち、早速自宅の室内にテントを設営。 テントはNEMO tani2p。とても軽く(ダブルウォール自立型なのに1.2kg!)、設営もしやすい山岳テントで愛用している。1pの方がさらにコンパクトで軽量なのだが、1Pか2Pかで悩んで石井スポーツの店頭で1Pのデモ機に寝転ばせてもらった。 結果、頭や足が天井についてしまって1Pは少々圧迫感を感じた。さらに縦にす

KEENのピレニーズのソールをビブラムソールに張り替えた

キーンのピレニーズは、お手頃価格な革製なのに軽くかわいく町でも履ける登山靴として人気が高い。僕も去年はピレニーズをひたすら履き倒して登山していたのだが、登山靴としてはソールが柔らかすぎるため、滑りやすく、ソールも綻びやすいため「ビブラムソールのピレニーズがあればいいのに」と思っていた。 1年履き倒してかなりソールがクタクタになったため、張り替えをしようと思ったのだが、いっそのことビブラムソールに張り替えられないか?と思い立ち、修理してくれる靴屋さんを探していたところ、あった

仕事にもキャンプにも使えるいい感じの折り畳みテーブル

今まさにテレワークが注目されているが、家で仕事をする際に意外と重要なのが「机」だ。高すぎず低すぎず、パソコンや資料を広げられる大きさがあり、ほどよい緊張感をもたらす、ちょうどいいテーブルが必要となる。リラックスしすぎると仕事にならないし、狭かったり高すぎたり低すぎたりすると集中できず、疲れる。 そう思いながらもキャンプYouTuberに感化されて、モンベルのマルチフォールディングテーブルを買ったのだが、これがなかなかいい感じだった。 大きさは70cm四方で、ちょうどカ