「つづり」を綴る♯17「早期教育について」
最近、立ち上がり数歩ずつ歩き始めるようになった。
1歳3か月にしては、少し発育は遅め。とはいえ、あまり気にしていない。
立ち上がり、歩き始めてから不意に頭を打つことは少なくて。ちゃんと手や胸で受け身を取ったり、お尻で尻もちをついて、頭を守っているから。
早く何かができるのは好ましいように思えるけれど。意外と、そこに見落としている部分があるのではと思う。
とあるオリンピックメダリストも、自分の体の動きを見直すために、ハイハイから体の動きをやり直して再構築したことがあるという。
早期教育に、どこまで意味があるのかは不透明な部分も多い。スポーツの年度別代表の早い年齢だと、4月生まれから6月生まれの子が発育がよいので選ばれることが多いとか。
とはいえ、東大合格生に生まれ月の優位差はないし、スポーツのフル代表にも生まれ月の優位差はない。
早期教育で早くできるようになるよりも、「何を成す」か。その方が重要なのだろうなと思ったりするのだ。
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