「つづり」を綴る♯18「歩きだしてから」
すっかり歩けるようになった……となると、もう縦横無尽に家の中を動き回っている。
長いことハイハイをしていたからか、足は太くて安定している。躓いて転んでもちゃんと手で受け身をとっている。それでも、時折頭を打つことがあるのもご愛嬌。自分で軽く打ったくらいではそんなに泣いたりはしない。
歩けるようになったら行動範囲は広がる。
公園で歩かせてみようと思ったものの……。最初はなかなか立とうとはしない。座り込んで周りの草をブチブチ千切っては遊んでいた。
慣れてきたらスッと立ち上がって、家の中と同じようにウロチョロしては歓声をあげていたりした。
人は新しい環境に入る時、どうしても不安や恐怖を感じてしまうもの。芝生の上で座り込んでいたのは、「立ち上がっても大丈夫か」を確認したりしていたのだと思う。
不安や障壁となるものをどう取り除いてあげるかが、今後ポイントになりそうだなぁと思った1日でした。
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