まだまだ何も知らない自分を知る日々
最近電子書籍、それもプライムリーデイングで昔の本を読んでいる。
最近読んだ本に、気になるキーワードや登場人物がいて、それを調べたいと思って、せっかく毎月980円払ってるのだから、まずは電子書籍、サブスクで読めないものかと思い探したら、結構対象の本が見つかった。
2001年に発行されている本などだが、「今まで私は、こんなことも知らずに生きてきたのか」と呆然とすることが多い。
幼い頃から本好きで、色んな本を読んできたつもりだ。
小説が多く、明治の文豪のものはほぼ読んでいる。
だから、自分はある程度ものを知っていると、どこかで思って
いたのだろう。
そして小説で知ったこと、場所、歴史などもあり、実際に現地に行くなどしてきた。
でもそれらは、ほんの一部に過ぎない。
日々を必死で生きていて、目の前のことしか見えていなかった時は、
リラックスのための本かすぐに役立つ本しか読んでなかったのだ。
もっと根源的な、早いうちから知っておくべきだったことを全く知らずに生きてきたようだ。
温故知新
古いものにも本物がたくさんある。
本物は時代を越える。
現代に生きる私達がそれを学び、さらに新しいものを学んで「学び直し」
アンラーニングになる。
その学び直しの時間を多くとっていきたいと思っていたところに、これらの本を読むことでますます学び直しをしたいと思っている。
「まだ自分は何も知らない」
そう思って生きることで、知ろうという気持ちが湧いてきて、謙虚にもなる。
そして、学んだことを自分のものにすることで、生き方が変わる。
根源的なことを知ると、不要なものがわかる。
人は生まれる時も死ぬ時も何一つ持っていないし、何一つ持っていけない。
だからシンプルだし、シンプルに生きていけば良い。
もちろん複雑で、混沌とした中で生きるのも良い。
どちらにしても、全員誰もが最後は何も持たずに死んでいく。
死ぬ時に後悔しない生き方をずっと大事にしてきたが、
欲がある限り、後悔が0になんて絶対にならない。
それよりも
素直に
シンプルに
あるがまま
生きているこの瞬間を愛おしむ
そんな生き方に変えていく。
不要なもの
事柄
本物でないもの
がわかったので
さらに捨てていこう。
そして学ぼう。
学びたいから学ぶだけ。
すごいとかすごくないとかも関係ない。
好きだからする。
ただそれだけ。
したくないことはしない。
ただそれだけ。
なんてシンプル。
それが、人間のありのままの姿なのだと教えられた。
どんなに世界が複雑になっても、
生まれた時と死ぬ時は何も持ってない、と言うことは
変わらないのだから。
複雑にしているのは、自分だったようだ。
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