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軌道修正2年間の振り返り 「最終章」


「幸せは、ここにある」


帰りたくて仕方がなかった地元に戻って、心が落ち着き、美しい景色を見ただけで、心から幸せだと思える日々を送っている。
それは、今でも続いている。

人間関係と物を減らしたことで、私が一番欲しかった「自由」が手に入ったことも、小さなことで幸せだと思える理由の一つだろう。

もちろんこの幸せな日々を続けていくこともできる。私が望めば、だ。

予期してなかったが、自分と向き合う時間がたっぷりあり、大好きな読書を通じて自分のさらに内部を見つめることができたからこそ、「挑戦したいこと」が見つかった。

まだ、この幸せな日々だけを続けて死んでいくのは嫌なんだ、とわかった。
ただし、自分のペースでやっていく、と言うことだけは決めている。

もちろん生きていく中で、流れがある以上、その流れに乗ることもあるだろう。
抵抗できない流れもあるだろう。
その時にはその流れに身を任せるしかない。

ただ、流れも波があっても、私には大事にしたい生活があり、家族があり、本と書くことがある。
これがあれば、どんな流れも波も抵抗せずに流されていける。

2年間の軌道修正が終わったな、と感じた時、同時に自分の内部の変化も感じた。
それを形として残したくて、これを文字化した。

仕事は裏切らない、と言う言葉を信じていたが、今は違う。
生活は裏切らない、に変わった。

人が生きている以上、そこには生活がある。
この毎日の生活を大事にしていれば、裏切られることはない。
家事も、住居も、物の管理も、私にとってはとても大事になった。
そして、毎日自宅のリビングには花が欠かさず飾られている。
これで十分。
時にプチ旅に行けたら、それでいい。
やがて世界一周の旅に出ることは決めているが、それまでは国内旅行を楽しもう。
なんの制約もない状態で海外旅行に行く日を、心から望んでいる。

ただの凡人である、私の軌道修正の2年間の振り返りを、最後まで読んで下さった方がいらしたとしたら、本当に感謝しかありません。

生きているだけで、幸せはすぐそばにあります。
これを発見できたことは、本当に大きな収穫でした。



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