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「スキ」の賞味期限



ある人の発信を見ていて、ふと思いついた言葉。


なぜ思いついたのか、を考えてみると「以前は好きだったのに、
今はあまり興味がなくなってしまったから」だろう。


そんな経験は誰でもあるはず。

大好きだったアイドルを、突然嫌いになる。
または、別の人を好きになって、興味がなくなる。

アイドルだってそうだから、恋人だって、夫婦だってそれもあり得るだろう。
(この辺をあまり書くと、色々と問題がありそうなので、視点を変えよう)


あくまでも私の場合だが、今まで好きだったアーテイストのことをほぼ興味がなくなってしまった。

これにもちゃんと理由がある。

1つは、ライブだけではなく今は発信ツールがたくさんある。
それはとても良いことなのだが、一方でデメリットもたくさんあると思っている。

それは「配信回数」と「普段の姿が見えすぎる」ことだ。

そのアーテイストの発信がとても多くなってきて、段々と「また?」とかんじた。あれだけ好きだったのに。

つまり発信頻度が増えすぎたことによって、慣れが出てきて、さらに押し付けてる感じがしてきた。(しつこいと嫌われる法則)

そうして、あまり興味がなくなってきたところに別の大好きなアーテイストが出てきた。
速攻「乗り換えた」感じで、今好きなアーテイストにしか興味がなくなってしまった。


また別のケースでは、あるインフルエンサーの方の発信を見ていて、段々と違和感を感じ始めた。
これも実はきっかけがあった。
その人がライブ配信をしていた際の動画を見て、普段は見せない本音に近いところで話していた際、「あれ?」と思った。

今までは完全に信じていたのに、チグハグな感じがして、「もしかするとこちらが本心なのかも知れない」と気づいたのだ。


ただ、これも元々は「私が勝手にその人の像を作り上げ、勝手に信じていた」こと自体が間違いで、さらに「自分が思っていたのと違う姿」を見たときに、違和感を感じたからだ。
その違和感は、段々と大きくなっていった。
何を見ても、その違和感を証明するようなことにしか思えなくなった。


これを書きながらも、私自身もそのように見られている可能性もあるな、とわかっている。
ただ、件のアーテイスも、このインフルエンサーの人も「別に気にしていない」だろう。

人の気持ちは移ろいやすいことや、「ファン」という存在が有難いが、一方でとても脆いことを知っていると思う。

全ての人に好かれることはできない。
だから、いつ好きになって、いつ嫌いになるかなんて自分にもわからない。

その移ろいやすいものを「ファン」と呼ぶのだと、勝手に定義している。


ただ、私は一つ思っていることがある。

「今まで好きだった人が、嫌いになる、または興味がなくなるというのは、自分が成長した証拠」だと。


世界が広がったのかも知れないし、
違う価値観を得たのかも知れないし、
感度が上がったのかも知れない。

つまり「変化=成長」」なのだと考えている。

その時期が私は自分の断捨離や、人生の転機と重なっているのも、「変化は、成長」と思える理由だ。

星読みの先生のライブに参加したところ、「変化の時代はしばらく続くよ」と言われていたので、時代も好みも、そして人もますます変化、つまり成長していくのだろう。


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