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最近毎日泣いています


別に悲しいことがあった訳ではない。


感動して、

胸が締め付けられて、

泣く。


ドラマを見て

好きなアーテイストの音楽を聴いて

映画を見て

絵画を見て

(美術館で絵を見た瞬間に泣いたのは初めてだったな)

泣く。


なんでなんだろう。自分でもわからない。

多分

一つには、アーテイストの素晴らしさ。

一瞬で人を感動させられる才能を持って生まれてきた人たちが

いることに、感謝の気持ちでいっぱい。

そしてそのアーテイストが作った作品に出会えたことに感謝。


世の中には、きっと多くのアーテイストたちが作った作品があり、

その一つ一つが誰かを感動させ、誰かに勇気を与え、誰かの支えになっている。


それがアーテイスト、芸術家の役割なんだ、と改めて思う。

そしてそんな才能ある人たちをこの世にちゃんと誕生させていることに、

感謝と深い感動を覚える。


最近知ったアーテイストもいるから、今まで気づかなかったものもある。

でも、多分今知ったからこそ、泣けるほど感動するのだろう。

まさに「今」、私が音楽、文学、映画、絵画に目覚めているのだろう。


そして泣くときは決して理由がある訳ではない。


なぜその絵を見て泣けるのか。

なぜその音楽で泣けるのか、本人はさっぱりわからない。
突然涙が溢れ出る。


聴いた瞬間

見た瞬間

に涙がこみ上げる。


もしかしたら、思考寄りだったのが、感性寄りになったのかも知れない。

(頭で考えるタイプだったのが、心で感じるようになったという意味)

色々と生きてくる中で纏ってしまったものが、感動しない人間を作っていたのかも知れない。


コロナを機に、

引っ越しを機に、

いろんなものを捨て、離れた。

それによる効果なのだとしたら、こんなに有難いものはない。


全てに感動して、

幸せを感じられるようになったのだから。

だから毎日が楽しい。

決断も早いし、

無理はしないし、

それでもうまくいっている。

だけど、流石に今日は悩んだ。


行った美術館で、好きな版画の複写を買うかどうかを。


1ヶ月分の生活費くらいのものを買うのは、ためらった。

一度現物を見に展示室に戻った。


これも理由はわからないが、なぜかその絵を見た瞬間に

「この絵好きだ」と思ったのだ。

そしてその版画の複写が売っていた。

運命を感じた。

でも結局買わずに帰ってきた。
(意気地無しだよな)



でもなんとなくだけど、もしかするともう一度美術館に行って、買うかも知れない。

残っていたら、きっと私のところにくるべき版画なのだと思う。

一種の実験だ。


さて、私が次に美術館に行けるのは、1週間後。

果たして版画は残っているのだろうか・・・













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