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意地悪な人が意地悪をする理由


意地悪な人って、どこにでもいる。
でも全ての人が意地悪なわけではない。

「私たちの周りには、意地悪な人がいないよね」と、妹が言ったことが
きっかけで、考えてみた。

「なぜ意地悪な人は、意地悪をするのだろう」と。

すぐにでてきた答えは、


「幸せじゃないから」

そして多分、人に嫉妬してるから。

生まれてすぐから意地悪な赤ちゃんなんていないから、不幸な人は、嫉妬深い人は、人と自分を比べる人は、段々意地悪になっていくのだ。


なぜ意地悪になるのか?

自分が幸せじゃないから、満たされていないからだ。

自分が幸せなら、相手の幸せを願い、喜ぶことができる。

相手に意地悪しようなんていうことが、思い浮かばない。

ただ、自分が意地悪をしていることに気づいていな人もいる。

気づいてないんだから許せるのか、というと、気づいてなくて意地悪な方がタチが悪い。

私にも覚えがないのに、勝手に嫉妬されていることがあった。

「陰口言われてるよ」と教えてもらったことがあるのだ。

本来はそれが本当かどうかを確かめる必要があるのだが、私はすごく腑に落ちた。
私ははっきりと気づいていなかったけど、何となく「何でこの人はこんなことを言うんだろう」とか、
私がみていないと思ったところでの、いつもと違う態度を私がみてしまっていたりなど、心当たりはあった。

その方は、私の方からお仕事をお願いしていた人だった。
私にはいつも良い顔をしていたのに、陰では私は大したことないと言ってたらしい。(まあその通りなのでしょう)

何となく、表裏がありそうだな、とは思っていたので、「やっぱり」と思ったのだ。

表裏がある人って、とにかくよく喋る。
聞いているこちらが疲れるほど、よく喋る。
それも、中身がある話ではないことでも、次から次に話題が変わり、最初は面白いのだが、そのうちに段々と一緒にいるだけで疲れてくる。

多分、何かやましい気持ちを誤魔化すために、自分を見抜かれないために
喋り続けるんじゃないか、と思う。

それでもその方にお仕事をお願いしていたので、付き合っていたのだが、「陰口事件」で距離をおいた。
この時以来、ペラペラと喋る人を信用しなくなった。(全ての人がそうではないかもしれないけど、私の中では一つの確立された人の見分け方になっている)


私がもし「この人嫌だな」と思ったら、たとえ仕事であっても陰口など言わずに、割り切って仕事をするか、サーっと離れるので陰口を言う人の心理を真剣に考えた事はない。

自分の味方を増やす?
ストレス発散?
自分の方が素晴らしいと言う自慢?

まあなんでもいいけど、どれも私にはどうでもいい。

それよりもなぜ私の陰口を言ったのか、を考えてみた。
答えは、多分嫉妬されていたのだろう。

その方は、私より少し歳が上で、お仕事もバリバリとされている方だった。
その方に年下の私がそもそもお仕事をお願いする、ということが間違っていたのかもしれない。
雇い主のことが気に入らなければ、単発でお願いしていた仕事だったので、断ってくださってもよかったのに、と思う。

ただ、年下の私が案外その時多くの仕事を持っていて、いろんな方にお仕事をお願いしていたのが気に入らなかったのかもしれない。
ある意味「嫉妬されたのかな」と思った。

私には全く心当たりがないが、何か嫉妬される理由があったのだろう。

また別の人の話だが、第三者には言ってほしくないことを、私がいる目の前で平気で言われたこともある。

別に秘密にしてたわけではないし、まあ知られても事実だから良いのだけど、なんでそれを今言うかなと考えた時、今までもその人から随分「?」と思うようなことをされてきたことに初めて気づいた。


私はその友人を信用してたから「悪気はないのだろう」と思っていたが、私よりもずっと有名で、お金持ちで稼いでいるから、まさか私が嫉妬されているなんて思ってもいなかった。
かなり若い頃からの友人だったのだが、ずっと私はどこかで羨ましいと思われていたらしい。(別の友人にそう言われたことがある)
(周りから見ればこの友人の方がずっと羨ましがられる立場だ)


ただ私は子供がいて、育てながらも仕事を続けてきた。
その人は自分の意志で子供を持たなかったはずなのに、おそらく嫉妬されるとしたらそのくらいしか思い当たらない。


私がこの友人を尊敬してたけど、羨ましいとは一切思ってなかったのも嫌だったのかもしれない。
いわゆるマウントをとりたかったのだろう。

私は羨ましい、と思ったらさっさとその羨ましいポジションを目指すので、その人に向かって羨ましい、なんて言わないし、言いたくないから言わないだけなのだけど。

そしてその人は、私に会うと私の仕事についてしつこく聞いてきて、私が新しいことをやっているといつの間にか真似をしている。

これらは私が色々と振り返ってみて、思いついたことだから、当たってるかどうかはわからないが、「意地悪だな」「何か嫉妬されてるな」と私が感じたので、この友人とも現在接触してない。

思えば、小学校で転校生となった時、物珍しさでみんなが私のところに集まってきていることが、当時の女子ボスの怒りに触れ、クラス全員の女子から私は「シカト」(今はハブられる?)される状況が2学期間続いたこともあった。

(学校には何とか行き続け、最後は優等生女子がこのいじめを止める先陣を切ってくれ、あっという間に「シカト」が終わった、という、ドラマのような結末だった。)

すごく辛かったけど、あれも考えてみれば女子ボスの私への嫉妬心だ。

ここまで書いてみて、「とかく人はめんどくさいなー」と思う一方、さりげない気配りをしてくださった方も最近いらして、人付き合いはありがたいなとも思う。

結局誰と付き合うか、が大事なのであって、誰でもいいとか、または昔からの知り合いだから、という理由は一切無視した方が良さそうだ。


どれほど付き合いが長くても、その人の言葉ではなく、態度、行動を見て、その後も付き合うかどうかを決めればいいと思っている。

人は口ではなんとでも言うから、言葉より行動、態度を冷静にみていた方がいい。「違和感」は大事だ。

その結果、長い付き合いをやめても心配はいらない。

なぜなら、また新たな人と必ず出会うから。
私も含め人は常に変化するので、それに応じて人間関係も変化するのが普通だ。
だからこそ、古い友達より最近の友達の方が居心地が良いに決まっている。

意地悪や嫉妬されないためにも友達は少ない方がいいし、貸し借りはしないし、折に触れてさーっと離れる。
そしてまた出会う。

このパターンを、これからも続けていこうと思っている。


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