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自分で自分を褒める日


1週間に一回、いや、1ヶ月に一回でもいい。
自分で自分を思い切り褒める。
口に出して褒める。
心から褒める。

最近そんなことを自分で自然とやっていることに気づいた。
「本当によくやってるよ」
「病気もしないで、私の体は本当に偉い」
「あなたくらいしか、そんなことはできないよ。さすが」

人から褒められることも嬉しいが、こんなことはなかなか人は言ってくれない。
例えそう思っていたとしても、心から人を褒めるということは私もなかなかない。
心から感心した時は、すごく褒めているけど「あ、素敵な洋服だな」と思ったくらいではなかなか褒めていないことを知っている。
それはなぜなんだろうか。

一つは習慣。
素敵だな、と思う→すぐに言葉に出す
と言うトレーニングができていない。

もう一つは、相手がどう思うかを考え躊躇する。
→これも言い訳。褒められて嫌な人なんて誰もいないんだから、良いことを思ったらすぐに口に出せばいい。

これを書きながら自分に言い聞かせている。

もう一つは、褒められた時の対応。
私もおそらく褒められたことはあるのだと思う。いや、褒められたことはあるが、「本当にそう思ってるのか」「何か魂胆があるんじゃないか」と思ってしまう、私のひねくれた性格が、褒め言葉を自分の中に受け入れていないのかもしれない。

それは両親からは褒められてないことと関係があるのかもしれない。
結果が出た時は褒められたけど、子供としてはずっと自分を見ていて、誰よりも自分をわかっていると思い込んでいるので、「具体的に褒めてもらいたい」のだけど、それは叶わなかったな。
「あなたの集中力がすごい」とか、褒めて欲しかったけど、それをどこか否定されるような言い方をされたので、「そこが私の一番良いところだと思っている」と、つい最近言い返した。
強くなったもんだ、と思った。
(一つのことに集中しすぎて、他が見えなくなる、と言う欠点を見ているらしい)

長所の裏には短所が隠れているし、短所の裏にも長所が隠れている。
私は、長年生徒さんたちの強みを見つける仕事をしてきたので、この経験から自分の強みも見つけられるようになったのかもしれない。

飽きっぽい🟰好奇心旺盛
好き嫌いが激しい🟰こだわりがある
コツコツ積み重ねられない🟰瞬発力がある、圧倒的な集中力がある
大雑把🟰細かいことを気にしない、傷つきにくい
友達が少ない🟰孤独が平気、本当に理解してくれる友達が数人いる
社交的でない🟰無駄な付き合いをしない、時間とお金と神経の節約ができる
人の目が気になる🟰細かいことに気づく

まあ、色々あるが、完璧な長所なんてないってこと。
その性質をどこに持っていけば、最大化できるか、を考えれば良いってことだと思っていた。
私は、どう伝えるのかを教えていたけど。
言い方次第で、受け取り方は変わるから。

話を戻すと、
・人を褒めることは積極的に。
・褒められたら、喜んで受け入れる。
・自分で自分を褒める時は、具体的に褒める。

自分の宣言になってしまった。

私は「自分を褒め合うおしゃべり会」をしたいと思っている。
自分のことを人前で思いっきり褒めるのだ。
なかなかそんな機会はない。
「自慢なの?」と思われるから、みんな常に控えめに言っている気がする、
この日本は。なんともったいない。
別に何かを売り込むために、ウソを言うのではないんだったら、自分で自分を
褒めることは、なんの問題もないはず。
それを誰かの前でやれば、結構気持ちいいと思うんだけどな。
まずは、知り合い同士で始めてみようかな。
だって、誰だって褒められたいし、褒められると嬉しいから。

ご両親からたくさん、具体的に褒められた人が羨ましい。
おそらく私たち世代は、褒められずに育った人が多いんじゃないかな、と思っている。だからこそ、自分で自分を褒めましょう。
私も、今日は自分で自分を徹底して褒める日にします。

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