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セミナー受講後が、運命の分かれ道

昨日受講したセミナー


実は昨日オンラインセミナーを受けた。
と言っても、大勢の人たちが受講する「ウエビナー」と言う形式だ。
内容は、「文章の書き方講座」だ。

以前参加したセミナー

私は、2021年の1月から「書くことを主体にしたい」と思い始めて、すぐにカルチャーセンターの「エッセイ講座」に通った。
合計6回ほどの講座だったが、雑誌の元編集長だった方が講師で、なかなかの「辛口」を売りにされていた。

仕事用のブログは、毎日書き続けて14年が経過していて、そのブログからの集客も十分にできていた、と思っていた。
(今は、YouTubeの力が大きくなったが)

ただ、「エッセイ」などとなると、書き方が正しいのかを知りたくて、一度しっかり学ぼうと思って通った。
結果的には、先生から教わったことは一部で、そこに集まった「受講者」の人たちが面白かった印象だ。

「書きたい」と思っている人たちの中には、やはり普通とは違う人たちが多かった。
サラリーマンをしながら、自分の経験をフィクションにして、まるで小説のように書いている人。
自分の仕事のことをネタにしながら、とてもこじれている(失礼だけど)感情をうまく書いている人。
そんな中で私は「案外普通だな」と自分のことを思ったし、先生に褒められたのは「人と違う経験をしていること」だった。

引越しに伴い、その教室をやめその後はひたすらnoteに毎日のように自分が思ったことを書き続けていた。

昨日のセミナーで最も心に刺さったこと

昨日は、有名作家の方の教室で、且つ毎日のようにその方のエッセイを読んでいたし、面白いと思っていたので「参加しよう」と決めた。


セミナー自体は大変素晴らしいものだったし、参加の人たちがどんどん書き込んでいくチャットを見ていて、「そっか、人はこんな風に感じるんだ」と思った。

このセミナーで最も役に立ったことは、「読む人の視点を意識すること」だった。
当たり前なのだけど、私はこのnoteについてはあえてそれを意識せずに書いていたからだ。

読む人の視点を意識しなかったのは、

自分の考えと気持ちの整理に使っていた
人には好みがあるので、全ての人に受けることはありえない、と思っていたから

だ。

でも、プロの作家として長い間書き続けている方は、やはりちゃんと理由がある。
「読ませる」文章だし、「読みたい」と思う文章とはどんなものなのかを知ることは、とても意味があった。


セミナー受講後が運命を分ける

ただ、セミナーは受けた後が勝負だ。

お金を払って受けているセミナーだからこそ、元を取らなければならない。
さらにそこに「時間」をかけて受けたのだから、尚更だ。
今の自分に必要なことを求めて受けたのだから、良い内容であれば尚更、例え悪い内容だったとしても何かしら学ばないと、もったいない。


私はセミナーをどう生かしているのか


ステップ1 落ち込んだ
→このセミナーに参加するために、課題を書いて提出をしていた。多くの応募作品の中から4作品がこの作家の方の印象に残り、課題文として皆さんに公開されていた。それは決して全てうまい、というわけではないらしいが、作家の方のどこかに刺さったことは間違いない。
それに自分は全く引っ掛かりもしていない事実に落ち込んだ。
さらに、セミナーを聞いて自分の書き方に足りないものがたくさんあって、落ち込んだ。

ステップ2 復活
→落ち込んだら、ある程度放っておくのが最近の私のやり方だ。若い時は落ち込んだら、徹底してそれについて考え、悩み、悶々としていた。しかし、最近では「自然と答えは出る」と思っているので、放っておいた。すると翌日、つまり今日だが、気持ちが前向きになっていた。
その最大の理由は、「自分ができることをやればいい」「自分の得意なことをやればいい」「自分の文章を読みたいと思う人に提供すればいい」という、読み手を意識するということを落とし込んだからだ。


ステップ3 戦略を考える
→ステップ1、2は、完全に「心」に任せていた部分だが、心が復活したら「頭」を使う段階だ。
つまり「自分がやりたい」という気持ちがある以上は、それを「どうやってやっていくか」を考え、自分の日々のやることリストに棚卸しし、どうやったらうまくいくかの戦略を立てるのだ。


今実はここの段階だ。


ノートを用意し、思いついた戦略をどんどん書き込む。そしてそれを一つ一つやってみる。
案外多くのことが思い浮かび、早速「書きたい」と思うようになった。

つまりここで私は「セミナーの元を取り始めた」のだ。

最終的にセミナーの元を取るのは、これでセミナー代以上の売り上げを上げた時なのだが、それは少し先になるかもしれないが、やれそうな気はしている。
ちなみにセミナー代は、3,300円なので、案外早く元は取れると思うが、それを定期的に、また一つの柱として完成させる、ということまで考えているので、もう少し先になりそうだと思っている。


最後に

たった2時間ほどのセミナー受講だったが、やはり有名作家の方のパワーはすごい。
ウエビナーを通じて、それが伝わってくる。
作家だからこそ、言葉の選び方もわかりやすい。

参加して良かったと、本当に思っている。


私はあえてチャットには参加せず、皆さんの意見や作家の方の考えをひたすら聞き、メモをとって自分なりに落とし込む作業に没頭した。
そう、セミナーとは音楽のライブとは違って「参加したその瞬間を野放しに楽しむもの」とは違うと思っているからだろう。

結局、私の「もったいない精神」(単なるケチ?)が、このセミナー受講後を作っていると思うのだが、どなたかの参考になれば嬉しいな、と思って、久しぶりに長く書いてみた。

こういうことを書くのは、多分私は得意なんだ、と思いながら・・・
(単なる自己満足かもしれないが)


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