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寝る子は育つ


おかげさまで、すっかり回復。
いつものルーテインである、掃除、お香炊きも済ませ、書きたいことが
満載でnoteの原稿を書いています。

「寝る子は育つ」

昔はよく言われた言葉でした。
母がよく言っていました。
小学校4年生くらいまでは、8時には寝なさいと言われていました。
妹とずっと喋っていてなかなか眠らず、母に何度か怒られ、(朝寝坊するからだったと思います)最後には、部屋から引き摺り出されてベランダに妹と2人放置されたことがありました。(夏です、一応)

この時、妹は母から「外に出すよ!」と言われたら、すんなり自分からベランダに出て、私は「絶対に嫌だ!」と言い張り、机の足にしがみついて抵抗していました。

最終的には母に引き摺り出されたのですが、父の会社の社宅のベランダに
出されて、ご近所から見られていたのではないか、と思うのですが(当然同じマンション、向かいのマンションまで全て会社の人たちしか住んでいない)そんなことも気にせず、よく母は私たちを外に出していました。

そんな時でも、妹と私は全く違う反応。

私はギャーギャー騒ぎ、泣いているのですが、妹は外の景色を見ている、
「お父さんがそのうち入れてくれるよ」
と言いながら。

この差はなんだろう、といつも思っていました。
私が長女なのに、子どもなんでしょうね。
実際に、しばらくすると父が「中に入りなさい」と言ってくれ、そんなに長い間外に出ることはなかったのですけどね。

中に入ると、「お母さんに謝りなさい」とだけ父は言って、母に謝って許してもらい、終わり。

父と母は決して、すごく仲が良かった夫婦とは言えなかったのですが、子育てではものすごく相性の良い夫婦だったと思います。

まあそんな方針の母に育てられたので、今でもよく眠ります。
更年期で、「睡眠障害」を起こしている人も、周りにいますが、「私は5秒くらいで寝落ちている」というと、真剣に怒られてしまうほど、よく眠れます。

一昨日発熱して、さらにぐっすり眠ったからなのか、脳が変化しているように思います。

そう、寝ると脳にはすごくいいと私は感じているのです。
もちろん寝過ぎはダメだと思いますが、必要な時に必要なだけ眠ることで、脳が変化し、気づきポイントが色々と変わるように思います。

そんな「新しい脳」で発見したのが、「私は書くことが好き、というより、書くことで自分の気持ちや考えを整理するのが好き」なようです。

もう一つ新しい発見は、「昨日今までにない夢を見た」ということです。
もう30年以上会っていない
、客室乗務員時代の、決してそんなに親しかったわけではない、ただ共通点と言えばとても美しかった人たちが次々に登場してきて、現在のその人たちをリアルに見たような感覚になっている、ということです。

おき抜けに、この夢を忘れないように、書き留めました。
何かの小説のヒントになるのではないか、と思っています。

そして私の一番の強みは、変化できること。変化を恐れないことなんじゃないか、と気づきました。変に繊細な部分もあるのに、周りから「強い」と思われるのは、これが理由なのかもしれない、と思いました。

昨日までの自分だったら気づかないことに気づくって、すごく新鮮で、今まで着たことがない服を着てみて、案外似合っている自分を見ている感じです。

子どもだけではなく、幾つになっても寝る子は育つので、ぐっすり眠りましょう。


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