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大好きな漫画の最終回を迎えるにあたり

来週、サゲサゲ月曜日をアゲアゲマンデーに変えてくれた漫画が、終わってしまう。
その喪失感で何か書けそうだな、と思ってたんだけど、大したこと書けそうにない。
まだ終わってしまうことを飲み込めていない。

小さな頃、メダロットのアニメが最終回を迎えた時、心にポッカリと穴が空いてしまった。
とんでもなく寂しく、悲しく、来週から別の知らないアニメがはじまるということが受け入れられなかった。
泣き喚いたかどうかは覚えていないけれども、ベッドの端に座って感じたポッカリはありありと思い出せる。

ヒカルの碁は何年かに一度読み返して、毎回、このあとヒカルはどんな人生を歩むのかなと考える。
ソラニンもまた何年かに一度読み返して、毎回、心地よい辛さみたいなものと背筋が伸びようとするのを感じる。
もっと振り返ろうと思ったけど、本棚にそんなに漫画がなかった。引っ越すたびに減らしているからか。

歳を重ねるにしたがってそれなりの経験はしてきているわけで人との別れだとか、最後のなんとかは慣れないまでも当然、経験がある。
また会おうねみたいなアレが苦手で、なんか曖昧な感じで、いつも少しふざけてしまうけれども。経験はある。

ハイキューの好きなところは山ほどあるけれども、それらを一言で表すならば「美しい」ということかなと思う。
全主人公が、すべての物語が、前向きで嫌味なく人間らしく生き生きとしている。オハナシ的にワルイノやっとこみたいなのないし。
語られるすべてに惹かれる。

大人になってからこんなにしっかりとはまった漫画はほかになくて、来週の最終回が楽しみだし、寂しい。
自分の一週間のバランスが崩れて、今後は月曜日を迎えることができなくなってしまうかもしれない。
けど、来週もまた美しいのだと思う。それを何度も読み返して、しっかりと飲み込むのだと思う。

これから一週間かけて、最終回を迎える準備を整える。何度も読んでいるけど、また発見がある気がする。
あともう大人だからたくさんお金を使って、感謝を伝えたいな!!!

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