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#100 Hちゃんから教えてもらったこと

おはようございます。岡山市南区植松、荒神社さん隣にある、うえまつ保育園・うえまつフリースクール、代表の横山です。

先日、シン・エヴァンゲリオンを観に行ってきました。月並みなコメントですが、ありがとう全てのエヴァンゲリオンm(_ _)m
疑問に思う部分がたくさんあったので、エヴァンゲリオンが好きな方がおられましたら、一緒に感想を共有してください(´ω`)


そして、このnoteもついに100回を迎えました。広報の村上くんに、半分以上の記事を書いてもらい、なんとか続けてくることができました。
1人で書くようになり、毎日更新とまではできていませんが、最近になり少しだけ文章を書くことの楽しさを感じています。
4月からは、他のスタッフにも書いてもらいたいと思っていますので、もうしばらく横山の稚拙な文章にお付き合いくださいm(._.)m

今回、100回記念なので、何か特別な事を書こう考えていたのですが、特に思いつきませんでした(^_^;)
13年前。療育の事業所に勤めて、初めて担当をさせてもらったHちゃんとのエピソードを書きたいと思います。


Hちゃんは、アスペルガー障害と診断されている女の子でした。(現在の自閉症スペクトラムです)

変更や予期せぬことが起きると、見通しが立たなくなり、パニックになってしまうお子さんでした。

そういった特性があると言うことを、きちんと理解はできていませんでしたが
『今後の予定を、写真など本人が分かる形で伝えると安心する』
『変更がある時には、突然いうのではなく、事前に、視覚的に伝える』
など、Hちゃんと関わることで、何に不安を感じているのか、どうしたら安心できるのかを少しずつ知ることができました。

また、パニックになってしまった時には、近くにいるお子さん、職員に噛み付いたり、叩いたりしてしまったりすることがありました。

場面を変えて静かな場所へ移動すること。
パニックになっている時に、本人が言っている言葉に反応して声をかけると、気持ちの切り替えを妨げてしまうこと。

静かに見守ることの必要性や、落ち着くためには反応を返してはいけない時がある、ということを知りました。

しかし、自分の中にきちんと落とし込んで理解できているわけではなかったので、Hちゃんをパニックにさせてしまうことが度々ありました。Hちゃんに引っ掻かれ、当時の僕の首は痣がたくさんあり、母親に心配されたのを覚えています(´ω`)

本来は、特性を理解したうえで、お子さんに合わせた関わり方や伝え方を実施していくべきです。
が、僕の理解が追いついていなかったので、とりあえず先輩職員がしている関わりを真似しながら、Hちゃんに必要な個別の対応や配慮を学びました。

特性はよく分かっていませんでしたが、『お子さんの様子に合わせた対応』『必要な配慮は一人ひとり違う』ということを、Hちゃんと関わる経験の中で、Hちゃんから教えてもらいました。

Hちゃんは、現在はおそらく高校生くらいの年齢だと思います。また、会える機会があれば良いなと思っています( ´ ▽ ` )

うえまつ保育園・うえまつフリースクールでは、利用希望の方を募集しています。お問い合わせは、下記ホームページよりお願いいたします。

いよいよ、オープンまであと半月!しばらくの間、noteはお休みして、準備の時間に当てさせてもらいたいと考えています。Instagramなどは、更新していくと思いますので、よろしくお願いいたしますm(._.)m

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