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♯118 見守る

こんにちは。岡山市南区植松、荒神社さんの隣にある、うえまつ保育園・うえまつフリースクールのスタッフゆきです。


何度かブログにも書いていますが

現在、私は相談支援専門員の研修を受けています。


その課題の一つに自分の地域の社会資源を調べるというものがありました。その中で児童のサービス利用計画書の作成率とセルフプラン率(親自身が作る)というものがあったのですが、岡山市ってセルフプラン率が約70%だったんです。

岡山市では7割のサービス利用計画書が、親自身で作られてるってことなんですが…。


倉敷では0%。
これにはびっくりしたし、その子に必要なサービスがきちんと行き届いているのかなと不安になりました。


我が家には現在、相談支援専門員さんがついて下さっていてサービス利用計画書を作成してもらっています。

以前通っていた児童発達支援も、現在通っている放課後デイサービスも相談支援専門員さんが探して紹介して下さりました。
そして一緒に見学にも行って下さりました。


きっと私1人だと心細かったと思うのですが、相談支援専門員さんが居て下さって心強く感じたことがありました。


でも、相談支援専門員さんと繋がることなく、保護者自身で全てやっている方が岡山市には多いのだと課題を通して知ることが出来ました。


この問題はすごく根深くて、適切な関わりがないまま子どもが大きくなって、親がもう手がつけられなくなった状態でやっと相談が入るということもあるそうです。

もっと早ければ解決策はたくさんあったのに。。。ということもあるそうです。


こうやって色々な人が発信していることも、調べてもらわないと届かない。
必要な人に必要な情報や支援が届かない。これはとても深刻な問題だなと思いました。


でも私自身の経験を通して思うのは、親だけじゃどうにもならない事があるということ。子どもには子どもの世界があって、その世界があってこそ子どもは成長出来るんだなと最近感じています。


今年になってからフリースクールに通い始めた息子ですが。
去年までは私自身も孤独で悩んでいたし、息子は発達障害の2次障害なのではないのかと心配になるくらい荒れていました。

でも、フリースクールに通い始めてから学年も1年上がったというのもあるのかもしれませんが、成長しているなと思うことが増えたように思います。

現在うえまつ保育園・フリースクールでは、流しそうめん週間なのですが、息子は友だちに、

「お箸いる?」

と聞いて、割り箸を渡していました。


別に誰かがそうしろと言ったわけではありませんが、自分から進んで相手の事を思って動けている息子をみて、親がどうこう言わなくても環境と関わる人で子どもって成長するんだなと感じたんです。


子どもを信じて見守るってこうゆうことなんだなと感じさせてもらえた出来事でした。

親として出来ることは、子どもにとって最適な環境を探してやることくらいなのかもしれないなと。

その場所さえ見つけてしまえば、後は子どもを信じて見守る。

この

見守る

っていうのは、特に母親にとってすごく難しいことなんですけどね(^^;


でも、そうゆう姿勢ってすごく大切なことなんだろうなと。

親も、まだまだ学ぶことがたくさんありますね。

日々精進していきたと思いました^^


うえまつ保育園・うえまつフリースクールでは、利用希望の方を募集しています。お問い合わせは、下記のホームページよりお願い致します。


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