見出し画像

部下との人間関係に悩まないための自己分析用フレームワーク「ジョハリの窓」

マネジメント研修で習った「ジョハリの窓」
自己分析用のフレームワークをスタッフとの面談時には意識的に使ってます。

①開放:自分も他人もよく知っている自分のこと
②盲点:自分は知らないが、他人は知っている自分のこと
③秘密:自分は知っているが、他人は知らない自分のこと
④未知:自分も他人も知らない自分のこと

ジョハリの窓は基本的には自己分析用のフレームワークなので、仲のいい人(自分のことをよく知ってる人)と自分について色々と洗い出して上記の4領域を見つめていくことで自分自身を見つめ直すものです。
見つめ直すことで自分自身の強みを整理したり、新しい自分を発見していく。

ジョハリの窓の概念として相手と自分の出した項目が「開放」の領域に多ければ多いほどその人との関係性は良い(ストレスが少ない)とされています。
つまり相手との関係性を良くしたければ「開放」の領域を増やしていくとよいです。

マネジメントする上で相手との関係性を良くすることは非常に大事。

「開放」の領域を増やすためには
・相手に自分のことを知ってもらう
・相手の思っている自分のことを知る

をする必要があります。

相手に自分のことを知ってもらう自己開示をすることで「開放」の領域が広がるので、まずは自分のことを知ってもらう努力が大事。

また自己開示は
・自己開示した人の50%が自己開示したことを後悔する
・自己開示された人の80%がしてくれた相手のことを信頼する
と言われています。

つまり自己開示したほうの人は後悔するけど、自己開示されたほうの人は好感を持つ

ドキュメンタリーとか対談のテレビ見たりして、「へー、あの人もそんな一面あるんだー」みたいな感覚になるのは、たぶん誰しもあるはず。そうやって好感や興味をもってもらうためにも自己開示は大事。

自己開示で気をつけないといけないことは「自慢しない」こと。
誰も自慢話は聞いてて面白くない。
みんなは自分しかしらない相手の弱いところを知りたがっている

上司が自分の仕事自慢しても仕方ない。上司なんだから仕事できてて当たり前だし、仕事できたから上司してるんだろうし。
それよりも上司が新人のころにやってしまった失敗とか今の悩みとかを打ち明けたほうがいい。

自己開示は相手が知らないことを伝えるので、相手が知らないけど、そうだろなと思うようなことを伝えても効果が薄い。

見た目が怖い人がかわいいポメラニアン飼ってる
となりに住んでる優しそうなお姉さんが実は空手で日本一

そういう想像してもみなかったことを知った時に相手に好感をもつ。つまりギャップが大事。ギャップ萌です。

仕事とプライベートの境界があいまいになりつつある今の働き方だとマネジメントする上で仕事以外プライベートのことは知らないというわけにはいかなくなってきていると思う。

お互いに自己開示して信頼関係を気づいていくとマネジメントが上手く行く気がします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?