読書をコツコツ続けてみた
私、怠け者なんです。
好奇心の赴くままに、さまざまなことに手を出して
見るんだけど少し満足したらすぐ辞めてしまう。
だってやりたい事が本当に沢山あるんですもん。
そんなもんで、やってみた!と言っても
記事に出来るほど中身があることはしていないのです。
「続いた事なんてあったかなあ?」
15分くらい考えてたら一つ思い当たりました。
「そういえば読書だけは何やかんやで
続いているよなあ」
それで何で続いたのか思い当たる節を書いてみました。
今後コツコツ続けるときのヒントになるやも
しれませんし。
①目標を立てて宣言してみた
私が読書を始めたのは3年程前のことです。
会社では毎年幾つかの目標を決めます。
上司が「読書はいい学びになるよ」と言ってくれたのが
きっかけでした。
「毎月一冊の読書をする」を目標に決めました。
②コツコツ読める環境作りをしてみた
本を読むのは久しぶりでした。
実は近所に図書館があって学生の頃は本の虫でした。
休日は、妹と一緒によく図書館に通っていました。
お昼に図書館に言って児童書を10冊くらい借りてきて
妹と晩御飯になるまで回し読みをしていました。
今、思えば何て素敵な休日だったのでしょう。
でも今は社会人。
あの頃とは勝手が違います。
「時間が無い中でどうやって時間を捻出するか」が
課題でした。
そこで、電子書籍を購入し通勤電車の中で
毎日コツコツ読むことにしました。
③習慣にしてみた
結果として電子書籍作戦は大成功を納めました。
通勤電車って意外と暇なんです。
電子書籍は耳で音声を聞くことも出来ますし、
何よりワンタッチですぐに書籍にアクセス出来るのが
いい。
こう書くと電子書籍の回し者みたいですが、
実際私は電子書籍の虜になっていました。
お得なクーポンが配布された時は電子書籍を大人買い
する事が日課になっていました。
そして少し時間が空くと本を開く事が習慣に
なって行きました。
④ご褒美を貰ってみた
1年間の目標を達成した結果ボーナスが少しだけ
上がりました。
(勿論、他の幾つかの目標も達成しました。)
自分でもやれば出来るんだなあと達成感を感じたのを
覚えています。
そして来年も読書は続けていこうと誓ったのでした。
⑤アウトプットをしてみた
翌年の目標は少しだけ難易度が高いものになりました。
読書した後レポートを提出すると言うものです。
読んだ本が具体的に何を伝えたいか
また自分の生活に何を生かせるかを一枚のレポートに
まとめます。
どうしたら良いのか考えました。
昔から私は読書感想文が大の苦手でした。
「勉強になりました。」
「感動しました。」のオンパレードで挙げ句の果てに
文章を丸写しする始末。
どうしたらいいのだろう。と思う反面
心が踊っている自分もいました。
1年間本を読んできた今の自分なら出来る気が
したんです。
⑥文章をコピペしてみた
電子書籍のいい所は、文章を簡単にコピー出来るところです。
メモ帳に大事だとか面白いと思ったところをひたすら
貼り付けていきます。
何度も何度も読み直しながら、
自分なりの言葉に置き換えていきました。
初めて書き上げたレポートを家族に見てもらいました。
そしてダメ出しを貰いました。
「何がいいたいのか分からない。」
力作をコテンパンにされて本の内容を一から
説明する羽目になってしまいました。
作成→ダメ出し→やり直しの
ループを5回6回と繰り返すうちに、
いつの間にかダメ出しをもらう事は無くなり
誰に見せなくても平気なほどに自信がついていました。
⑦本の内容を実践してみた
今振り返ると私はいつの間にか本の内容を実践して
いたんだと思います。
文章の書き方は「文章力の基本」から
一歩を踏み出す勇気は「結局「すぐやる人」がすべてを手に入れる」から
習慣の身につけ方は「習慣化超大全」から
賢い読書の仕方は「独学大全」から
気がつけば購入した本の数は164冊になっていました。
読んだ本のほとんどはビジネス書でした。
大切な事はやはりどの本にも共通して書かれていた。
繰り返される言葉にうんざりする事もあったけれど
いつの間にか私の中にしっかり染み付いていた
ようです。
⑧それから
私は今年も読書を目標にして
通勤電車に揺られながら読書を続けています。
最近文章を書くことにも興味が出てきて
読書の合間に文章を書いています。
続ける事の大切さを読書から学びましたから。
頑張って書き続けよう。
そしてこうやってたまに文章を投稿しようと
思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?