【第13回】みんなが勘違いする?3つの軸②才能の6つの注意点
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みなさんお疲れ様です!植木学です。
今日のテーマは「みんなが勘違いする?3つの軸②才能の注意点」を解説します。
今日は僕自身もちょっと長くなりすぎてるな〜と感じている節があるので、なるべくコンパクトにまとめます!
どうぞお付き合いください〜!
まなぶRADIOは「すこやかに稼ぎ続ける」ための発信をしています。
それには3つの軸が大切だと第9回でお伝えしました。
価値観、才能、興味ですね。
前回の第12回では才能について詳しく解説しました。
今回はその才能についての注意点をまとめています。
前回の才能の解説だけでもだいぶアンテナが張れるようになると思うのですが、
その際に勘違いしやすいポイントがいくつかあるんですね。
それを理解することで、より精度が高く自分の才能を把握できるになると思います。
ぜひ理解して、自分の才能を見つけちゃってください!
1. 「人よりうまくできること」が才能ではない
注意点1つ目は、「人よりうまくできること」が才能ではないということ。
世間的に広く使われている才能という言葉は、「人よりうまくできること」という意味合いが強いと感じているかもしれません。
実際に、「あの人才能あるよね」とか言う場合は、すでに突出した才能を指していることが多いですよね。
でも、それは才能のごく一部にすぎません。
これ、ものすごく重要です。
ぜひ頭の中でメモってください。
「人よりうまくできること」は、才能のごく一部です。
これはどういうことかというと、一言で表すと、
「才能は育てる」ものだからなんです。
誰しも、生まれた時からすでに「目標を必ずやり遂げる」とか、「臨機応変に行動する」とか、「じっと相手の話に耳を傾ける」とか、そんな才能もっていませんよね。
才能って、芽があるんです。
才能の芽は、生まれつき、もしくは後天的に出てくるものなんです。
その芽が育つかどうかは、環境次第なんです。
だから小さい頃に自分のもっている芽が育つ環境にいたら、すでにある才能は育っていて、目立つかもしれません。
でも、その環境でその才能を使う機会がなかったら、育たないんです。
芽のままかもしれないし、枯れてしまうかもしれない。
でも誰しもが、無意識のうちに才能を使って生きています。
自分にとっては当たり前と思っているので、意識してなかったら気づかないものです。
だから、突出したものがなくても、「才能は誰しもが持っている」んだと、まずは把握することが大切です。
今これを聴いている、あるいは読んでいる方は、必ずたくさんの才能をもっています。
絶対に持っています。
持っていなかったら人間じゃないです。(ジョーク)
本当にそれくらい当たり前に持っているんです。
あとは、その才能を育てられる環境にいるかどうかなんです。
だから、人よりうまくできるかどうかは関係ないんです。
さらに、人って誰を指してるのかもよくわからないですよね。
世界人口今何十億人っていますけど、その誰よりもできることが才能っていうことなんて現実的に不可能じゃないですか。
さらにいえば、まったく同じ才能もありえないんですよね。
才能って一括りにして言ってるけど、無数のパラメーターがあると思うんですね。
だから才能に優劣をつけるのは、数学をある程度勉強した身だとしても普通に難しいんです。
単純に紐解けるものではありません。
だから僕は個別コーチングでもよく言っています。
「全員オンリーワン」なんだと。
オンリーワンの自分をフル活用するっていうだけなんです。
それをまずは把握していただけるといいかと思います。
一つ目の注意点は、「人よりうまくできること」が才能ではない。
2. 「才能」と「スキル」は別物
2つ目の注意点は、「才能」と「スキル」は別物です。
第12回の才能の解説でも軽く触れたんですけど、
才能はもっと根っこにある習性みたいなものなんですね。
スキルは、もっと表層のものだと思ってください。
たとえば、僕は医師の「スキル」を持っています。
資格もそうですけど、その勉強と実践の中で知識や経験を積みました。
これは僕の根っこにある才能ではなくて、時間をかければ誰でも身につけることができるものなんです。
だから、スキルです。
学校の先生も「スキル」の1つだし、まさに「ライター」もスキルなんですね。
僕自身も「ライター」は向いていないって前に話しましたが、これは正確にいうと間違っているんですね。
誰だって、ライターのスキルは身につけられるんです。
ライターのスキルって、文章の書き方だったりとか、リサーチの仕方とか、構成の作り方とか、そういったものですよね。
じゃあ、なんで「ライターに向いていない」「ライターの才能がない」っていう言葉が生まれてしまうのか。
これは、スキルを活かすには「才能」が必要だからなんですね。
たとえばライターだったら、いろんな才能が使えますよね。
「内容をまとめる」とか、「わかりやすく物事を伝える」とか、「論理的に物事を考える」とか、リサーチでいえば「ほしい情報を瞬時に捉える」とか、「相手の言いたいことをすぐに理解する」とか。SEO記事だったら、「型にはめて表現する」とか。
こういったいろんな才能を、ライターとして活かしているはずなんですよ。
で、僕がなんでライターに向いていないかって言ったかというと、物事をまとめるのが結構苦手なんですね。
SEO記事だと主観をあまり入れてはいけないじゃないですか。
でも結構僕は主観で話したいタイプなので、それも苦手なんですね。
ただ、それでもなんでできてるかっていうと、他の才能を僕は駆使しています。
たとえば、「論理的に物事を伝える」とか、「ほしい情報を瞬時に見つける」とか。
そういった才能でカバーしてるんですね。
だから、ライターがうまくできている。
だから、もしライターをやっていてうまくできないなぁと思っていたとしたら、それは自分が持っている才能を発揮できていない可能性が高いですね。
その場合は、まず才能を見つけて、それをライターのスキルに活かせばいいんです。
リサーチに特化した才能があるのなら、それを活かした立ち回りをすればいい。
ちなみに、僕がライターチームを作るとしたら、リサーチが得意な人にはリサーチをいっぱいしてもらいたいと思うし、逆にめっちゃ書けますよって言う人にはずっと書いてもらうとかするし、構成作りが得意なら構成ばっかり作ってもらいます。
もちろんどれも得意ならどれもやってもらいます。
この方が、めっちゃ効率がよくなるんですね。
聴いていてわかると思うんですが。実は最近こういった仕組みで回している会社っていうのは増えているんです。
さらにいえば、AIも発展してきて、効率が悪いことはどんどんAIに取って代わられる流れがもうすでにきてます。
さらに、スキルであるライターの仕事内容も、AIがもうできちゃうんです。
ということは、ライターのスキルは使えなくなる可能性が高いんですね。
でも、才能は取って代わられないんですよ。
で、またその才能を活かして別のスキルで戦うっていう選択肢も取れるんです。
だからこそ、才能をフル活用して生きていかないと、お金を稼ぐことも難しくなってくるはずなんです。
僕が「すこやかに稼ぎ続ける」ために発信しているのは、そういった意味も含めてます。
長くなりましたが、才能の注意点2つ目は才能とスキルは別物だということです。
3. 「何かに憧れると、才能は見つからない」
次に注意点3つ目は、「何かに憧れると、才能は見つからない」です。
憧れっていう言葉があると思います。
憧れの語源はあくがるっていって、「本来の場所を離れてさまよう、心がからだから離れる」という意味があるんです。
つまり、憧れは「本来の自分から離れている」ということを指すんですね。
「あの人すごいなぁ…憧れるなぁ…」っていうふうに思うことってあると思うんですけど、これの裏にある感情って向き合われたことありますか?
よくよく感じてみるとわかると思いますが、実は「自己否定」があるんです。
「憧れるなぁ…自分はできないなぁ…」って思うこともあれば、
「憧れるなぁ…自分もそうなりたいからがんばろ〜!」って前向きに聞こえることもあると思うんですが、
自分もそうなりたいからっていう裏には、「今、自分はそうではないから」っていう否定があるんですよ。
つまり、否定から頑張ろうとしているんですね。
違うんです。
あなたには、否定する必要のない、すでに持っている才能があるんです。
だから、憧れはあなたの才能に目が向かなくなってしまうんです。
つまり、自分の外側に関心が向いてしまうんです。
でも、才能は自分の内側にあるんですよ。
さらにいえば、実際に才能を使いこなして、すこやかに稼ぎ続けている人っていうのは、自分の内側にある才能をしっかりと見つけて、それを伸ばし続けているんですね。
だから、そういった人たちは、自分の外側に関心が向く暇がないと思います。
1人パッと思い浮かぶ人がいるとしたら、大谷翔平さんですね。
ひたすら自分を磨き続けていますよね。
だから、スーパースターになるほど突出しちゃったわけなんですよ。
もちろん大谷さんもメジャーの有名な選手をちゃんと記憶しているし、尊敬していらっしゃいますよね。
でもそれは憧れではないと思います。
憧れと尊敬は別です。
尊敬には、自己否定がないんです。
この尊敬と憧れを自分で判別するには、自分で見つめるしかないのですごく難しいんですけど、
でも自分の才能がわかってくると、自己否定が消えて、憧れが消えて、その先には尊敬できる自分が生まれてくるはずです。
なので、3つ目の注意点は、「憧れがあると、才能は見つからない」でした。
4. 「努力しても才能は身につかない」
4つ目は、「努力しても才能は身につかない」です。
1つ目とも被りますが、才能は遺伝子レベルですでにあるものだと思ってください。
苦手なことを努力しても、苦手なことは苦手なままなんですよ。
これは有名な研究があってですね。アメリカのネブラスカ大学で英語の文章を3年トレーニングしてどれだけ速く読めるようになるか検証したんですね。
そのグループ分けは、「読むのが得意」なグループと「読むのが平均的」なグループで分かれたんです。
そうしたら、読むのが平均的なグループは1分間に90単語のスピードだったのが、3年後には150単語まで伸びたんですね。
一方で、読むのが得意なグループは、最初、1分間に350単語読めてたんです。
でも3年後に、なんと、1分間に読めるようになった単語数は、2900単語になったんですね。
ちょっと、桁違いですよね。
でもこれは、何にでも言えるんです。
とにかく才能を伸ばすことが、本当に重要なんですね。
やっぱり苦手なこともできるようになりたいと思うと思うんですけど、意外と、すこやかに稼ぎ続けられてる人って、才能ばっかり使ってるんですよね。
じゃあ苦手なことはその人たちはどうしてるのかというと、人に任せちゃってるんですよ。
自分で苦手なことをやる理由って、なにか必要であれば理由はありますけど、多くの場合、苦手なことをやる理由って、漠然としていて実はないことが多いんですよね。
というか、自己否定から「普通のことはできなきゃ…」と感じてしまったりして苦手を克服したいっていう人が多いと思うんですね。
もちろんこれは誰しもが通過する道だと思います。
僕も漏れなく通過しました。
でも、研究の結果でもあるように、それであんまり変わらないんですよね。
で、少しは変わって自己否定は薄くなるかもしれないんですけど、誰かの役に立つために使えるところまでは、なかなかいっていないことが多いと思います。
それなら、才能を伸ばし続けて、それで誰かの役に立った方がいいですよね。
実際にそれを経験するまで納得は難しいかもしれませんが、才能を伸ばして、その先で誰かの役に立つと、自己否定が消えてしまって、苦手なことを克服しようとする気にもならなくなるんです。
なので、「努力しても才能は身につかないんです。」
言い換えれば、「努力したら才能は劇的に伸びる」っていうことなんです。
これが4つ目です。
5. 「他人の成功法則は、自分には当てはまらない」
5つ目は、「他人の成功法則は、自分には当てはまらない」です。
これも前の話からわかるかもしれませんが、
成功法則っていうのは自分の中にしかないんですね。
自分の才能を自分の置かれている環境で必要な順番で活かしていくしかないんですよね。
だから、誰かの成功体験を聞いたとしても、それは自分も同じことができるわけではないんです。
あくまでそれはその人が持っている無数の才能を活かしてでてきた結果なんですよ。
さらにいえば、価値観と興味もそこに含まれてきます。
僕の話は、僕の成功体験みたいなのはそんなに押しているつもりではないですが、それはあくまで僕だから成功した法則だと思っているからです。
全員違うんです。
だから、オンリーワンの生き方を考えていく必要があるんですね。
このまなぶRADIOは、そのオンリーワンでの考え方をお話しているので、全員の成功体験に結びつくと思っています。
だから、このお話をしているんですね。
5つ目は、「他人の成功法則は、自分には当てはまらない」です。
6. 「才能は環境によって長所にも短所にもなる」
で最後に6つ目は、「才能は環境によって長所にも短所にもなる」です。
これが一番大切な考え方かもしれません。
才能って聞くと、常に活かされるイメージがありますが、
環境によって全然活きないことがあるんですね。
たとえば、僕の「感性を研ぎ澄ます」っていう才能がありました。
これが病院では全然活きなかったんですよね。
どういうことかというと、病院ってめっちゃ忙しくみなさん働いているんです。
で、そのなかにはカオスな感情を持っていらっしゃる方も多いんですよね。
その感情が、無意識に入ってきちゃうんです。
若干神経過敏的な感じかもしれないんですが、だれかに対してイラついているとか、
そういった負のエネルギーを感じると、めっちゃしんどくなるんですね。
だから、病院で働くのはやっぱり才能が活きなかったというか、短所になってむしろ悪い方向に働いちゃってたんですね。
でも、今は負の感情が入ってこないので、とっても楽です。
本当によかったなーって思います。
これでようやく、僕の才能を活用できる環境に近付いたなって思います。
だけど、まだ忙しくしてしまっているので、なかなか感性を研ぎ澄ます機会がとれていないので、まだまだ環境を整える必要があるなって思っています。
つまり、「負の感情を受け取りやすい」という短所が僕にはあるんです。
っていうことは、負の感情を受け取る環境を避けて生きることが大切だということなんです。
さらにいえば、「負の感情を受け取りやすい」ということは、
だからこそ、つい「感性を研ぎ澄ます」という才能があるっていうことなんです。
じゃあ、この才能が長所として働くとしたら、どういった環境なのか。
それは、小説や音楽など文化的なものに触れられる環境だと思います。
なので、僕は将来的に芸術的な世界に足を踏み入れたいなと思っている次第です。
まあお金かかると思うので、それまではライターやコーチングがメインかなと思っています。
またこの長所と短所の才能については追々話していこうと思っています。
まとめ
それではまとめです。
1つ目は、「人よりうまくできること」が才能ではないということ。
2つ目は、「才能」と「スキル」は別物だということ。
3つ目は「何かに憧れると、才能は見つからない」ということ。
4つ目は、「努力しても才能は見つからない」ということ。
5つ目は、「他人の成功法則は、自分には当てはまらない」ということ。
そして最後6つ目は、「才能は環境によって長所にも短所にもなる」ということ。
お疲れ様でした。今日も長くなりましたね。
でもここで話したことは、今後何十年って使える話です。
ライターにとどまらず、人生のすべてに役立つと思います。
参考にしてくだされば幸いです。
明日は、3つの軸の3つ目、興味について解説する予定です。
お便りはお便りフォームよりお送りください。
それでは、また明日!
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