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バイリンガルニュース  2024

633 10.24.2024
特別編

フロリダ&日本


632 10.17.2024
大石結花

デジタルクリエイター/Youtuber
→ep442+542


631 10.10.2024
1-Google画像
(Google社 Google画像検索にAI生成画像が溢れている問題について、AI生成/AI編集された画像を見分けられる仕組みを、数ヶ月以内に導入する予定:コンテンツの出所と信頼性を確認するための技術規格を開発している団体C2PA coalition for content provenance and authenticityメタデータを含む画像に対し、About this imageこの画像についての項目をタップするとAI生成であることを表示→専門家は、このメタデータがウォーターマークのように簡単に削除可能だと指摘しており、Googleの画像検索にはすでにAI生成のコンテンツが多く含まれていると指摘)

2-雷雨反物質
(Duke大学 大規模な雷雨のほぼ全てにおいて、ガンマ線·反物質などの核現象が発生していることが判明:NASAのU2spy機を改造した機体を使用し、熱帯の嵐の上空20kmを飛行してデータを収集→飛行10回のうち9回でガンマ線を検出→雷雨は数億ボルトの電場を生み出し、電子を加速させて核反応を引き起こし、ガンマ線を放出しながら陽電子として反物質を生成)
反物質→ep244(6)

3-クラゲ合体
(Exeter大学·日本自然科学研究機構 Comb jellyfshカブトクラゲの一種であるMnemiopsis leidyiムネミオプシスレイディが、怪我をした2つの個体が融合して1つの個体になることを発見:怪我をした個体同士を一緒に置いておくと、2時間で筋肉の収縮が95%シンクロし、消化管がつながって食べ物を共有→融合は10例中9例で成功し、融合した個体は少なくとも3週間生存)


630 10.03.2024
1-CAPTCHA終了
(チューリッヒ工科大学 ユーザーが人間かどうかを判断するため、特定の画像を選択させるCAPTCHAについて、AIがGoogle社のreCAPTCHA v2を精度100%で突破できたと発表→過去の研究では精度が60−70%程度→また、reCAPTCHA v2がユーザーの人間性を評価する際に、cookie·ブラウザ履歴に依存していることも発見)

2-遠征事件
(ウォータールー大学 1845年に行われたFranklin Expeditionフランクリン遠征では、JamesFitzjames船長の指揮のもと、英を出発したが、キングウィリアム島の近くで氷に閉じ込められ、乗組員全員が行方不明→1980年代−90年代にかけて、島で発見された人骨から人肉食の痕跡が見つかったが、詳細は不明→今回、発見されていた人骨400以上と船員の子孫のDNAを照合→顎の骨が船長のものと特定され、屠殺の痕跡があり、乗組員が彼を食べていたことを確認)

3-キャンセル予防
(Michigan州立大学·Basel大学 米市民の2/3が批判される可能性のある意見を公に述べることを避けていることが判明:2000年−2020年133万9160人を追跡し、米人が求める独自性の変化を調査→他人の反応を気にしない、ルールに常に従うわけではない、自分の信念を守り抜くといった独自性に関連する特性が、6.5%減少していることが判明→社会不安の増加·社会的孤立を恐れる傾向を反映している可能性)

4-Orionグラス
(Meta社Connect2024·MarkZuckerberg 次世代の主要デバイスとして、ARグラスのプロトタイプOrionを発表:3Dメガネに似たデザイン。重さは98g。視野は70度で、ホログラフィックビジュアルを鮮明に表示し、炭化ケイ素製のレンズを採用し軽量化。手が視界の外でも、EMG electromyographyニューロインターフェースのリストバンドで操作が可能→Orionに統合されるマルチモーダルのLlama AIモデルも発表)


629 09.26.2024
1-ブラインドサイト
(Neuralink社 視力回復を目指す実験的デバイスBlindsightがFDA food and drug administration米国食品医薬品局から、重篤な状態の患者向けの医療機器の開発·承認を迅速化するためのブレークスルー指定を受けたと発表→創業者のElonMuskは、将来的には、両眼·視神経を失った人々が昔のAtariのゲームレベルの視覚を取り戻せる可能性を示唆:Blindsightは、小型のBluetoothデバイスを使用し、脳の視覚野に埋め込んだ電極配列を通して、外部カメラからの映像を視覚ニューロンへの電気信号に変換し、視覚として認識させる仕組み Neuralink社はN1の臨床試験も行っており、一般の人がマウスを操作するのと同じレベルで、全身麻痺の患者が思考のみでコンピュータのカーソルを操作することに成功)
Neuralink→ep259(6)+371(1)+427(3)+457(3)+603(1)
N1→ep603(1)
BMI brain machine interface→ep16(6)+67(1)+121(2)+250(5)+259(6)+307(6)+334(6)+339(6)+361(2)+371(1)+427(3)+444(1)+447(4)+457(3)+462(2)+502(2)+538(1)+559(3)+578(2)+603(1)

2-タイタン公聴会
(米 2023年タイタニック号潜水艇Titanの爆縮事故で5人が死亡した件について、米沿岸警備隊が公聴会を実施:OceanGate社の元契約社員のAntonellaWilbyは、2022年の潜水中に顧客が爆発のような音を聞いたという報告があったと前の週の公聴会で証言したが、元管理部門ディレクターのAmberBayは、CEOのStocktonRushが、その顧客への対応で問題を起こしたとしてWilbyを解雇したと証言→証言者の間では、Rushの能力·安全意識について意見が分かれており、元エンジニアのPhilBrooks·DavidLochridgeは、フルスケールテストの不足·安全性の問題を指摘し、過去の潜水中に海底に衝突してRushがパニックを起こした事例や、潜水艇のカーボンラッピングの過程で、カーボンファイバー層の欠陥処理を電動ヤスリで行ったことを証言)
タイタニック号潜水艇Titan事故→[ep566(+)+567(3)]


628 09.19.2024
1-黄金レタス
(バレンシア工科大学 β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、視力·免疫機能·細胞の成長に役立つが、通常のグリーンレタスの約30倍のβ-カロテンを含むGolden lettuceを開発:モデル植物としてNicotiana benthamianaニコチアナベントハミアナを使い、光合成に影響しないように、葉の細胞質でβ-カロテンを生成するように遺伝子改良→Chloroplasts葉緑体を、β-カロテンの貯蔵に適したChromoplasts有色体に変換→Lactuca sativaラクチュカサティバ=Lettuceにも同様の遺伝子改良を実施→光を多く当てることでPlastoglobulesプラストグロビュル内でβ-カロテンを多く蓄積可能→従来の野菜·果物は、何世代にも渡って選抜育成し改良されてきたが、Golden lettuceは、スーパーフードと呼ばれる大根·豆·米·トマト·ジャガイモなどの遺伝子組み換え作物の1つ)

2-アメリカン友情
(TheAmericanFriendshipProject 米国内における友人関係について調べるため、友人の数·友人関係の質·期間·親密さ·社会的サポート·コミュニケーション方法と頻度·幸福感·孤独感などについて、5815人を対象に調査3つを実施→友人の平均人数は5人程度。友人がいないと答えた人は3%未満。約半数が同じ町に住む友人を持っており、遠距離の友人もいると多数が回答。過去1年間に特定の友人と連絡を取らなくなった人は学生73%·成人35%。友人の数に満足している75%、一方でより親密な友人関係を望む40%以上。友人と過ごす時間に満足している人は半数以下で、友人作りは若いころの方が簡単だったと多くの人が回答)


627 09.12.2024
1-民間宇宙遊泳
(SpaceX社 民間宇宙ミッションPolarisDawnが、NASAのケネディ宇宙センターからSpaceX社のCrewDragon Resilienceを使用して打ち上げ→高度1400kmの軌道に到達後、商業目的として初の宇宙遊泳を行う予定→Apollo計画以来人類が行った最も遠い場所:ミッション期間は5日間。運営はSpaceX社で、船内指揮はJaredIsaacmanが実施。次世代宇宙服SpaceX EVAを使った初の船外活動の実証実験を予定し、地球を取り囲むように存在するVanAllen放射線帯通過時も含め、放射線が人体に与える影響を調査予定)
CrewDragon→ep96(5)+254(4)+414(3)+449(3)+479(1)
JaredIsaacman·Inspiration4→ep449(3)+479(1)+480(1)

2-皮膚透明化
(スタンフォード大学 食品·化粧品に使用される着色料Yellow5黄色5号に含まれるTartrazineタートラジン溶液が、生体組織を一時的に透明にする効果を発見:タートラジンは紫外線から青の光を吸収し、生体組織の屈折率を変化させ、光がより多く通過できるように作用→ニューロン·筋肉などの内部構造を深部まで光学的に観察することが可能)


626 09.05.2024
1-GameNGen
(Google社 AIモデルGameNGenを開発→コード·グラフィックスを使わずにゲームDoomを再現することに成功→ゲーム内のスコア·武器のレベル·マップなど、ゲーム内容を観察するだけで、同じように再現し、オリジナルと同じ操作が可能→現在はメモリの制約で20秒間しかプレイできないが、将来的にはAIがゲーム·他のサービスをゼロから生成できる可能性)

2-スターライナー異音
(NASA 宇宙飛行士ButchWilmoreが、Boeing社の宇宙船Starliner内で奇妙な音を聞いたと報告し、その様子がsocial mediaで拡散→音の原因について、安全性への懸念·地球外からの信号ではないかといった憶測が拡散:Wilmoreは、船内のスピーカーシステムから約1Hzのパルス音が聞こえるとNASAに報告→NASAの分析により、StarlinerとISS international space stationとの間の音声設定に起因するフィードバック現象であり、危険はないと発表)


625 08.29.2024
小野雅裕

NASA JPL jet propulsion laboratoryエンジニア
→ep516


624 08.22.2024
上田航平

お笑い芸人


623 08.15.2024
1-遠距離クジラ
(北海道大学北極域研究センター·オーフス大学·グリーンランド天然資源研究所 Bowhead whaleホッキョククジラが100km以上離れた仲間と潜水·浮上のタイミングをシンクロさせていることが確認:クジラ12頭にタグを付け、144日間の行動をモニターし、カオス理論を用いて解析→クジラの潜水行動が、深海での餌取りの必要性と海面での呼吸の必要性という相反するニーズをバランスさせた24時間サイクルの複雑なパターンに基づいていることが判明→100km以上離れているクジラ同士が鳴き声で連絡を取り合って、タイミングを合わせて潜水している可能性)

2-ジュラ紀哺乳類寿命
(ロンドン大学·ボン大学 ジュラ紀前期-後期の哺乳類の歯根の化石を放射光X線トモグラフィーで分析→ミクロレベルのリングの画像の抽出に成功→リングは木の年輪のようで、分析により絶滅した動物の成長パターン·寿命を解明可能→初期の哺乳類は現代の哺乳類よりも成長が遅い一方で、寿命が長かったことが判明→現代の小動物は数ヶ月で成熟し、寿命は1-2年→一方で、ジュラ紀の哺乳類は成熟まで数年かかり、寿命は8-14年)

3-新しい軟骨
(Northwestern大学 大型動物の膝関節軟骨を再生する新素材を開発:生理活性ペプチドと改良ヒアルロン酸を組み合わせ、自己組織化する糸状集合体を含むペーストを作成→関節に注入し、軟骨再生を支援するゴム状の足場として機能→時間とともに分解しながら、生理活性ペプチドがトランスフォーミング成長因子β-1と結合し、新しい軟骨細胞に置き換わり→将来的には、膝手術の減少·変形性関節症などの変性疾患の治療·スポーツ関連の怪我の治療に役立つ可能性)

4-火星の地下貯水池
(UC SanDiego·UC Berkeley·Scripps海洋研究所 NASA JPL jet propulsion laboratoryの火星探査機InSight interior exploration using seismic investigations, geodesy and heat transportの地震データを分析→火星の地下11.5km-20kmに広大な水の貯水層が存在する可能性を発見→水の量は、深さ1-2kmの海で火星全体を覆えるほどと推定されるが、地下深くにあり小さな亀裂·気孔に閉じ込められているため、将来的に火星基地で採取は困難→30億年以上前に火星の地表にあった海の消滅後、水の多くは宇宙空間に流出したと考えられていたが、実際には地殻の奥深くまで浸透していた可能性→火星の地質学的歴史を理解するための重要な手がかり→また、地球の地下では水を含む岩に生物が生息しているため、火星の地下にも生物が存在する可能性)
InSight interior exploration using seismic investigations, geodesy and heat transport→ep342(4)+456(3)
Discovery計画→ep84(4)+184(1·4)+248(4)+342(4)+435(3)+438(2)+456(3)+465(3)+609(4)
火星の水→ep4(3)+181(1)+255(6)+265(6)+322(4)+431(4)+439(3)+441(4)+460(4)+621(4)
火星の生命→ep8(7)+138(6)+311(5)+441(4)+451(4)+460(4)+621(4)


622 08.08.2024
1-季節性価値観
(ブリティッシュコロンビア大学 道徳観·倫理観が季節によって変化することが判明:米在住の23万人以上を対象に、loyalty忠誠心·authority権威·purity純潔という集団規範の価値観とcare気づかい·fairness公平さという個人の権利の価値観に関するデータを分析→春·秋に集団規範の価値観をより強く支持する傾向→特に季節による気候変動が激しい地域で顕著であり、この傾向は過去10年にわたって一貫性確認)

2-こそあど
(マックスプランク研究所 全ての言語には、近いもの·遠いものを指す指示語があり、英語·ヘブライ語ではthis·thatの2種類、日本語·スペイン語ではこれ·それ·あれの3種類を使用するが、言語10種類の話者を対象に、指示語がその意味だけでなく、他者·自分がどこに注意を払っているかに影響を受けていることを発見:テーブルの向こう側に座る人物の写真を見せ、テーブルにあるお皿4つのうち1つを要求→写真の人物が要求されているものを見ている場合と、他のものを見ている場合を用意→使う指示語が相手の目線によって変化)

3-グリーンランドツンドラ
(Vermont大学 1993年にグリーンランド中心部Summitサミットの氷下3kmから採取された氷河の堆積物に、植物片·木材·昆虫·Poppyケシの種·菌核·Spike mossトクサゴケの大胞子/核部分などの有機物を発見→グリーンランドがPleistocene更新世の間に氷が溶けて、安定したTundraツンドラを形成し、土壌·限定的侵食で生態系を支えていた可能性→堆積物に含まれる宇宙線生成核種である10Be·26Alの分析から、グリーンランドの氷床は過去110万年の間に少なくとも1度は溶けていた可能性→グリーンランドの氷床が常に凍った状態だったという従来の見方を覆す可能性)

4-ボディイメージ
(Durham大学 さまざまな文化における体へのイメージ·評価について調査:女性1186人の女性を対象に、自分の体の評価·外見への態度に関する社会科学的調査を実施→ナイジェリアの黒人女性が最も自分の体に対する評価が高く、次いで中国人女性、西洋の白人女性は最も低い評価→社会·文化の圧力が強いこと·細い体がいいという理想の内面化が、全てのグループで自分の体を低く評価する要因→TIM tripartite influence model三者影響モデルによる身体評価への影響を裏付け TIMでは、家族·仲間·メディアが体へのイメージ·人生の行動に影響を与える要素とされており、理想の内面化と外見比較という2つの経路を通じて個人の身体評価に影響)


621 08.01.2024
1-名前っぽい顔
(ヘブライ大学 名前がその人の顔立ちに影響を与える可能性:被験者200人以上が大人16人·子ども16人の顔写真から、それぞれの名前を4択で予想→大人の顔では名前が一致する確率30.4%で、偶然の確率以上→一方で子どもの顔では確率23.6%と偶然に近い結果→年齢を重ねるにつれて顔と名前の一致が発達する可能性→機械学習を用いた実験でも、同じ名前を持つ大人の顔に偶然以上の類似性発見)
名前の影響力→ep11(1)

2-T-Rex最大個体
(加自然博物館·ロンドン大学 Tyrannosaurus rexはこれまで考えられていたよりも最大で70%重かった可能性:T-rexの最大サイズを調べるため、コンピュータモデリングを使用し、個体数·成長率·寿命·化石記録の不完全さなどの変数を分析→存在しうる最大の個体は、現在知られている最大標本の8.8トンより70%大きい推定15トンで、長さも現在の12mより25%長い15mだった可能性)

3-ピラミッドエレベーター
(GrenobleAlpes大学·PaleotechnicInstitute 古代エジプト人がSaqqaraサッカラの階段ピラミッドを建設する際に、巨大な石を持ち上げるために、水圧を利用したエレベーターのような仕組みを使った可能性:まず地域の流域をマッピングし、Gisr el-Mudir enclosureギスルエルムディールの囲いと呼ばれる建造物が水を閉じ込めて堆積物を濾過する砂防ダムとして機能していた可能性を発見→水は一時的な湖からダムを通じてピラミッドのお堀に流され、内部の垂直シャフトに誘導→巨大な石は木製の台に置かれ、シャフト内で水圧によって頂上まで上昇→頂上に達した石はシャフトの入口を閉じ、底の排出口を開けて水を抜き、次の石を台に載せて同じ作業を繰り返すことで、たくさんの石を上まで運べるという仕組み)

4-火星の生命痕跡
(NASA 探査機Perseveranceは、火星で古代の微生物の痕跡があると思われる堆積岩を発見→Cheyava Fallsチェヤヴァの滝と命名→硫酸カルシウムの鉱脈と、生物学的プロセスを示唆する斑点状の模様があり、ヘマタイト·鉄·ホスファターゼ·カンラン石も検出され、複雑な化学反応が起きていた可能性:Cheyava Fallsは、大きさ1m×0.6m。Jezeroクレーターに水が流れ込んだ際に形成された幅400mのNeretva Vallisネレトヴァ渓谷の北端に位置→Perseveranceは岩盤を研磨して6.2cmのコアサンプルを採取→火星でのサンプル数は25個目で、サンプルは探査機内に保管され、将来のMarsSampleReturnミッションで回収予定)
Perseverance·Ingenuity·MarsSampleReturn→ep449(4)+451(4)+458(3)+606(4)
Flagship missions→ep47(6)+111(1)+181(1)+184(4)+192(6)+238(6)+261(4)+334(3)+389(3)+435(3)+439(3)+449(4)+451(4)+458(3)+471(4)+560(4)+606(4)
火星の生命→ep8(7)+138(6)+311(5)+441(4)+451(4)+460(4)
火星の水→ep4(3)+181(1)+255(6)+265(6)+322(4)+431(4)+439(3)+441(4)+460(4)


620 07.25.2024
Ananya

コンテンツクリエイター


619 07.18.2024
1-トランプ暗殺未遂
(DonaldTrump 2024年7月13日ペンシルバニア州での共和党支持者集会で演説中に銃による暗殺未遂事件発生し、右耳を負傷→集会参加者から死亡1人·重傷2人→容疑者は約150m離れた建物の屋上から半自動ライフルを発砲し、その場で射殺→動機は不明)

2-先延ばし要因
(マックスプランク研究所 人は、物事をprocrastination先延ばしにしてあとで苦しむことがあるが、なぜ知識に反して自分に有害な決断をするのか調査:学期中16週間に学生194人が7時間分の実験をどのように終えたかを記録した、NY大学の大規模データセットを分析し、シミュレーションを構築→未来の報酬·苦労の軽視·より良い報酬の期待という3つのメカニズムを適用し、現実の先延ばしパターンを再現することに成功)

3-月の洞窟
(Trento大学·LeonardoCarrer Apollo11の着陸地点から約400km離れたMare Tranquillitatis / Sea of Tranquility静かの海の近くの地下に洞窟があることが判明:月面の地下開口部はこれまで複数確認されていたが、人間が利用可能な広さの洞窟があるか不明→崩壊した溶岩洞チューブと見られる地下開口部を写したレーダー画像を分析→洞窟は幅40m·長さ数十mに及ぶことを発見→月面の過酷な環境から人々を守る月面基地の候補地となる可能性)

4-約束の地
(IsraeliAntiquitiesAuthority 旧約聖書にPromisedLand約束の地として記載されている古代都市Zanoahで遺物を発掘→遺跡の石垣·陶器·ユダのKing Hezekiahを称える紀元前701年のLMLK印鑑を発見→Exodus出エジプト記·Leviticusレビ記·Numbers民数記·Deuteronomy申命記に登場するMoseの物語と一致→LMLKはヘブライ語で王のものを意味し、王室の流通システムで使用されていた可能性→陶器片·硬貨も見つかり、継続的に居住地として使われていたことが裏付けされ、聖書の記述と一致→段々畑の壁も発見され、聖書に記載されている農業のやり方と一致)


618 07.11.2024
1-オオアリ手術
(ヴュルツブルク大学 Florida harveater antフロリダオオアリが傷を負った仲間に対し切断手術を行うことを確認:アリは足の節5つのうち、上部の節3つを負傷した場合にのみ切断手術を行い、それより下の脛骨を負傷した場合は口で傷を洗浄するなど、怪我の種類に応じた治療を実施→上部を損傷した場合の生存率は通常40%未満だが、切断手術を受けると90-95%に向上→脛骨の損傷では生存率が通常15%だが、傷口を洗浄すると75%まで向上→ヒト以外の動物で切断手術を初めて確認)

2-ファッション革新
(シドニー大学 糸を通す穴のついた針の発明が、人類のファッションにとっての転換点であり、身体を保護するための衣服が、社会的·文化的なものに進化した可能性:最も古い穴あき針は約4万年前のシベリアで発見されたもので、動物の骨を削って鋭く尖らせた道具に穴を開けることで、衣服を縫い合わせたり、装飾品を取り付けることが可能→衣服の社会的機能が進化し、現在では文化·アイデンティティを表現)

3-脳のサイズ
(Reading大学·Durham大学 哺乳類の脳と体の大きさの共進化ダイナミクスという論文では、哺乳類約1504種の脳·体の大きさを分析し、脳の大きさの進化について検証→脳と体の大きさは比例せず、曲線的な関係があることが判明→特に体が非常に大きい動物は、相対的に脳が小さいことが判明→一方で、ヒトは異常値であり、体の大きさに対して極めて大きな脳を持ち、EQ encephalization quotient脳化指数は7.5で、体の大きさから期待される重さの7.5倍に相当し、ヒトの脳の容積は他の哺乳類の23倍の速さで増加→ほとんどの哺乳類のEQは0.5-2.0の範囲にあり、犬は1.2、猫は約1.0)

4-オーバーツーリズム
(スペイン バルセロナのラ·バルセロネータでオーバーツーリズムに抗議する大規模なデモを実施:観光客の増加により生活が困難になっていると感じている参加者約3000人が観光客は帰れと叫びながら行進→一部の人々が観光客に水鉄砲を浴びせたり、ホテル·カフェをテープで封鎖するなどの行為を行い、テラスで食事中の観光客が避難したり、デモ参加者とレストランスタッフが口論する動画がネット上で拡散 UNWTO world tourism organizationはオーバーツーリズムを観光が市民の生活の質·観光客の体験の質に過度な影響を及ぼすものと定義)


617 07.04.2024
1-共鳴しゃべり
(ランカスター大学 1994-2014年の間に英で録音された会話1600件以上を分析→政治家·医師·企業の管理職·大学の講師などが相手の言葉をそのまま繰り返して使う話し方が増加し、社会的階級が高いほど顕著→一方で、肉体労働者·高等教育を受けていない人々の間では未確認)

2-ブリッジ組み換え
(ArcInstitute·東京大学 遺伝子編集技術bridge recombinationブリッジ組み換えを開発:新しいクラスのRNAを使い、recombinase enzymeリコンビナーゼ酵素でDNA配列の標的編集を誘導→DNAを切断せずに挿入·切除·逆位を処置可能。bridge RNAは標的DNA·ドナーDNAの両方に結合可能→現在の精度は94%、成功率は60%以上で、効率·精度を高めるための研究を続け、ヒト細胞での使用も計画→オフターゲット効果·DNA損傷のリスクなしに、欠陥の修正·機能強化などの精密なゲノム編集ができる可能性)

3-同類カップル
(Florida大学·Yale大学·NY州立大学 男女ともに自分の身体的魅力を正確に評価していることが判明:カップル約1300組を分析し、研究27つをメタ分析→自分の魅力に関する自己評価が見知らぬ人の客観的評価と一致していることが判明→カップルにおいてお互いの魅力度が一致する傾向があり、人は自分と同程度の魅力を持つ相手と付き合ったり結婚したりする可能性)


616 06.27.2024
1-まばたき効果
(ロチェスター大学 人が無意識にまばたきをするのは目を潤すためであることは知られているが、まばたきが視覚情報の処理を改善する役割も果たしていることが判明:成人男女12人の目の動きをトラッキングし、縞模様の映像を見せて、時計回り/反時計回りか方向を識別してもらう実験を実施→まばたきをした場合、視覚認識の正解度が向上→次に、映像を一時的に暗くすることでまばたきの効果を再現すると、同様に正解度が向上→まばたきによる明るさの変化が視覚情報をリセットし、脳がより効果的に処理できるようになる可能性 まばたきのために目を閉じている時間は、起きている時間の3−8%相当)

2-脳内AI判別
(オスロ大学 FENS federation of european neuroscience societies forumで発表した研究によると、被験者35人に人間の声とAI生成の声を判別→確率はそれぞれ56%と50.5%で、ほぼ判別不可→fMRI functional magnetic resonance imagingを用いて判別時の脳の血流の変化を調べると、人間の声では記憶·共感に関連する脳の領域が反応→一方で、AIの声ではエラー検出·注意力の調節に関連する領域が反応)

3-VRハック
(RyanPickren AppleVisionProをハッキングし、パススルー機能を使用中のユーザーの視界に数百匹のクモを表示させることに成功:初めて報告された空間コンピューティングへのハッキング事例で、CVE-2024-27812と呼ばれるWebKitのロジックの問題に起因→脆弱性により、悪意のあるウェブコンテンツがユーザーの許可を迂回して侵入でき、ユーザーがリンクを開くと、攻撃者がリモートで、ブラウザを閉じても仮想空間に留まり続けるクモ·ヘビなどのアニメーションを注入可能→Apple社はRyanから脆弱性についての説明·懸賞金交渉を受け、修正するアップデートを発表)
AppleVisionPro→ep565(1)

4-Starlink Mini
(SpaceX社 新しい衛星インターネットアンテナStarlinkMiniを発表:WiFiルーターを内蔵。ノートパソコンほどの大きさでリュックに収納可能。地球上のほぼどこからでも使用可能。電源はUSB-C universal serial bus-c経由で供給され、インバーター·電力網などのインフラは不要で、消費する直流電流は20−40W。100Mbpsを超える速度のインターネット接続を提供可能→インターネットへのアクセスがない国に住む人も、高帯域幅のインターネットを簡単かつ手頃な価格で利用できるようになる可能性→現在、Statistaによると、世界人口のうち高額な費用·インフラ不足のためにインターネットにアクセス不可約1/3)
Starlink→ep136(4)+435(4)+511(3)+526(3)


615 06.20.2024
1-夏日発言
(マックスプランク人口研究所 過去数十年で、世界8カ国で開かれた議会のデータ700万件以上·政治家28000人以上の発言内容を分析→気温が高い日は発言内容の複雑さが低下し、寒い日には変化が見られないことが判明→特に独国内のデータでは、57歳以上の政治家が気温上昇の影響を受けやすいことが判明)

2-お触りリプ
(UCL 触覚を利用することでsocial mediaでの意思疎通が向上することが判明→人がデジタルで会話する際に使用する視覚·聴覚だけでなく、触覚を加えることで感情·トーンがより効果的に伝えることが可能:被験者が架空のsocial mediaでポジティブ/ネガティブな感情を投稿→投稿への反応として、視覚的な絵文字、ロボット·他人による腕のさすり、またはその両方の反応を提示→腕をさすられると最も強い連帯感·支持を感じ、多くの被験者は絵文字と腕のさすりの組み合わせが最も良いと回答)

3-スターシップ4度目の正直
(SpaceX社 2024年6月6日Starshipは4回目の統合飛行試験Integrated Flight Test 4を行い、テキサス州ボカチカから打ち上げられ、宇宙空間に到達し、その後first stageブースター·Starshipそれぞれが海面に軟着陸成功→史上初の再利用可能な超重量級ロケットの実用化可能性:ブースターは33基のエンジンのうち32基が点火し打ち上げ→分離後、地球に落下→再点火しメキシコ湾に軟着陸 Starshipは軌道速度に達し、時速26700kmで大気圏再突入→前方フラップが高温ガスの流入の影響で損傷→最終的に時速350kmまで減速し、フラップを作動させ、機体を上方にホバリングさせ、インド洋に着水)
Starship→ep232(5)+285(6)+332(1)+342(2)+377(6)+416(3)+475(1)+541(3)+557(4)+558(4)+613(2)

4-WWDC
(Apple社WWDC worldwide developers conference iOS18の新機能を発表:AIが生成する絵文字Genmoji、アプリの非表示·ロックができるプライバシー設定、テキストの予約送信、文字の書式変更機能などを紹介→Apple OS全体に統合される独自開発の生成AI AppleIntelligenceでは、文章の校正·書き換え·要約、漫画風画像の生成が可能。Siriも強化され、自然言語を理解し、アプリ内のタスクを実行したり、写真·カレンダー·Eメールなどにアクセスして質問·リクエストに対応する機能が追加予定→多くの処理はローカルで行われるが、必要に応じてApple社のクラウドインテリジェンス·OpenAI社のモデルも利用)
iOS→ep5(5)+7(6)+77(5)+297(3)+375(1)+418(2)+464(1)
Siri→ep374(1)+418(2)


614 06.13.2024
酒井直樹

国立研究開発法人 防災科学技術研究所 水·土砂防災研究部門 上席研究員


613 06.06.2024
1-追加の指
(ケンブリッジ大学 人は、人工的に追加した11本目の指を迅速に習得できることが判明:ロボットの指は親指ほどの太さで、小指の隣にバンドで固定し、手首に装着するセンサーで足の指の動きと連動して動かす仕組→RoyalSocietySummerScienceExhibitionに来場した3−96歳の参加者596人がロボットの指を装着し、98%が1分以内に物を掴んだり動かしたりすることに成功→人間の身体拡張技術の可能性を示し、特に障がいを持つ人々に利益をもたらす技術のデザイン最適化が重要と指摘)

2-dearmoon中止
(前澤友作 アーティスト8人と共にSpaceX社のStarshipで月を周回する民間宇宙飛行プロジェクトdearMoonの中止を発表→2018年当初目標としていた2023年末の実現が不可能であることが主な理由で、プロジェクトの遅延が自身·クルーの計画に影響を与えるため、キャンセルを決定したとツイート→クルーであるEverydayAstronautのTimDodd·写真家のRhiannonAdamは、中止の可能性を知らされていなかったこと·前澤との対話ができなかったことに不満をツイート)
前澤友作さん宇宙旅行·dearMoon→ep332(1)+396(1)+541(3)
Starship→ep232(5)+285(6)+332(1)+342(2)+377(6)+416(3)+475(1)+541(3)+557(4)+558(4)

3-共進化で新種
(Cambridge大学 種同士の争いが新種の誕生につながる様子を説明:Bronze cuckooブロンズカッコウは小型のスズメ亜目の鳥の巣に産卵→カッコウのヒナは孵化後すぐに宿主の卵を巣から落とし、宿主の子孫を犠牲にして、宿主が子育て→カッコウのヒナが宿主に似ていない場合、宿主はヒナを拒絶するため、共進化が新種の誕生を促進→カッコウの種が自然選択の圧力を受け、様々な宿主に擬態するように分岐し、共進化的な相互作用が生物多様性を促進)

4-ヘイト検出AI
(Waterloo大学·LiamHerbert 第38回AAAI association for the advancement of artificial intelligence Conference On Artificial Intelligenceで、ヘイトスピーチを精度88%で検出する機械学習法を開発したと発表:文章と画像の関係性をより大きな文脈から解釈できるmDT multi-modal discussion transformerを使い、Redditのコミュニティ850個からスレッド8266個のコメント計18359件を用いてモデルを訓練→social mediaのプラットフォームを安全な空間にするためにレビュー·ヘイトスピーチの検出を自動化する必要があり、この技術がヘイトスピーチの選別の精神的コストを軽減し、安全な空間の構築に役立つ可能性→現在、国際法上のヘイトスピーチの定義なし)


612 05.30.2024
1-選択ノイキャン
(ワシントン大学·吉岡拓也 ヘッドフォンのノイズキャンセリング機能は周囲の雑音を消す一方で、全ての音が一律に消されてしまうが、特定の音のみを消さずに聞こえるAIシステムTargetSpeechHearingを開発:市販のヘッドフォン·マイクを使用し、機械学習ソフトで相手の声のパターンを学習しトラッキング→ヘッドフォンをつけてボタンをタップし、話を聞きたい相手の方向を3-5秒間向くことで、その相手の声だけが聞こえ、周囲の雑音を遮断可能→被験者21人による試験では、通常のヘッドフォンと比べて話を聞きたい相手の声が平均して2倍近く明瞭に聞こえると評価→イヤホン·補聴器への応用も検討→システムのコードは一般公開)

2-寝てない自慢
(ジョージア大学·JessicaRodel ストレス·疲れを自慢する社員は、同僚から能力が低いと見なされたり、感じが悪いと思われることが多いことが判明:被験者360人が会議から戻ったばかりの同僚の発言を評価し、ストレスを自慢する発言をした場合と会議がストレスだったという事実のみを発言した場合を比較→ストレスを自慢した場合は、好感度·能力が低く評価され、助けたいと思う気持ちも低下→会社員280人を対象とした調査では、ストレス自慢をする同僚がいると、周囲の社員のストレス·燃え尽き症候群のレベルが高くなる傾向)

3-痩せ薬蔓延
(Michigan大学·Yale大学 10代を含む若者の間で、糖尿病·肥満症の治療に使われるGLP-1受容体作動薬の使用が急増:IQVIA社の処方データベースを用いて、12−25歳のGLP-1受容体作動薬の使用状況を調査→2023年には12-17歳の約31000人·18-25歳の約16万2000人が薬を使用していることが判明 CDC centers for disease control and preventionによれば、米国では子どもの約20%·成人の42%が肥満)
GLP-1受容体作動薬→ep450(1)

4-グーグル検索AI
(Google社 SGE search generative experienceを、検索結果の最上部にAIが生成した要約を表示し、ユーザーの時間を節約するために2023年に試験運用開始→2024年5月頃からAI Overview / SGEがユーザーに石を食べるよう勧める、ピザにチーズを糊付けするよう指示する、妊娠中にタバコを吸うことが健康に良いと宣伝する、5-10分間太陽を見つめることは一般的に安全である、宇宙飛行士が月面に猫を配備してお世話をしたことがあるなどの誤情報を生成している例がネットで拡散→安全性への疑問拡大)


611 05.23.2024
1-スカジョボイス
(OpenAI社 ChatGPTの音声チャット機能では5種類の声から選択することができたが、そのうちのSkyの提供を停止→ScarlettJohanssonが、声明で経緯を説明:2023年9月にOpenAI社CEOのSamAltmanに声の提供を依頼され断っていたものの、2024年5月AltmanがGPT-4o generative pre-trained transformer−4omniのデモ発表前に再び依頼→返事をする前にデモ公開→家族·友人からSkyの声がJohanssonに酷似していると指摘され、弁護士を通じてOpenAI社に説明を要求→OpenAI社はSkyの提供停止に合意)
ChatGPT→ep540(3)+550(4)+552(4)+565(3)+571(3)+578(1)+594(2)+600(2)
GPT-4o generative pre-trained transformer-4omni→ep610(4)
GPT-4 generative pre-trained transformer-4→ep552(4)+571(3)+588(3)+610(4)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)+552(4)+554(2)+565(3)+571(3)+578(1)+585(4)+588(3)+594(2)+600(2)+610(4)

2-教訓パターン
(サリー大学 20−24歳の被験者42人に、10代半ばの自分の写真を見ながら当時の自分に声に出してアドバイスをするという実験を実施→被験者は主に3つのカテゴリーで教訓を提示→1:安全な場所を作ること。友人を選び、有害な関係を断ち、自分のメンタル·自尊心を保つために境界線を引くこと。2:視野を広げること。他人も苦難を経験していることを知り、自分を外見ではなく行動·性格で評価し、社会のレッテルに抵抗すること。3:自分を信じること。直感に従い、他人と比較せず自分の成長に集中し、失敗を成長の機会と捉えること)

3-不倫防止ホルモン
(Zuckerman研究所 一夫一婦制のOldfield mouseハイイロシロアシマウスと多夫多妻制のDeer mouseシカシロアシネズミの交尾行動の違いは、副腎から分泌されるホルモン20α-OHPの量によることが判明:ハイイロシロアシマウスの副腎はシカシロアシネズミよりも大きく、聴神経帯という細胞が20α-OHPを作り、一夫一婦制の交尾行動を促進→ホルモンの量を増やすと、両方のマウスで育児行動が増加→聴神経帯とそれに関連する行動は、過去2万年で急速に進化した可能性)

4-皮肉検知AI
(Groningen大学 オタワで開催された米音響学会·加音響学会の会議で、人の会話における皮肉を検出するマルチモーダルAIモデルの開発を発表:音声データから声の高さ·速度·エネルギー量を抽出し、それをテキストに書き起こして感情分析→単一の変数を使用した分析よりも高い精度で皮肉を検出できることを確認)


610 05.16.2024
1-近所オーロラ
(太陽の黒点群2ヶ所で観測史上最大規模の太陽フレアが9回確認され、NOAA national oceanic and atmospheric administrationの5段階指標のうち最大のG5レベルの磁気嵐が21年ぶりに発生:太陽のコロナの中のプラズマが大量に放出されるCME coronal mass ejectionコロナ質量放出が複数合体して地球で大規模な磁気嵐が発生→通常高緯度でしか見られないオーロラが低緯度でも観測→高周波電波·電力システムで異常が発生したが、深刻な被害は報告なし)
太陽風→ep110(1)+255(6)+265(6)+281(6)+401(3)+429(4)+554(3)+589(1)+599(2)

2-デッドボット
(ケンブリッジ大学 亡くなった人の音声·動画データを利用し、話し方·話す内容·性格·見た目などのデータをAIでシミュレートする危険性を指摘:亡くなった人のデータを利用するチャットボットはdeadbots·griefbotsと呼ばれ、既に存在しているが、規制·議論が不十分→digital afterlife industryデジタル死後産業はAI分野の中でもハイリスクで倫理的地雷原が多いとし、企業が亡くなった人を通じて商品の宣伝を行うことなどへの対策·亡くなる人と残された人の権利の保護が必要)

3-二都市ポータル
(BenediktasGylys NYのFlatiron Building近くと、ダブリンのNorth Earl·O’Connell Streetの交差点に設置された大きな円形スクリーンのアート作品ThePortalは、両都市の人々が24時間ライブ配信で互いの映像を見ることで、異なる社会·文化を持つ人々を繋げ、グローバルな繋がりの美しさを伝えることができる作品→開始から1週間以内にNYのInstagram·OnlyFansインフルエンサーがカメラに胸を露出したり、ダブリン市民が9.11のテロ画像を見せたりする問題が発生し、一時的に閉鎖→ダブリン市議会は技術的な対策を講じて再開を予定)

4-GPT-4o
(OpenAI社·MiraMurati AIモデルGPT-4o generative pre-trained transformer−4oを発表:GPT-4oのoはomniの略で、マルチモーダル能力を意味し、音声·映像データをend-to-endで直接処理できるよう訓練→従来のGPTの音声モードでは、音声をテキストに変換し、テキストで答えを生成し、それを音声に戻すという3段階のモデルが必要だったが、GPT-4oはこれらを統合し、視覚情報の理解/説明·顔の表情認識·声の変化などが可能となり、より自然なやりとりが実現→アップデートは数週間以内に公開される予定だが、新しいインタラクションモダリティの利用可能時期·一般ユーザーへの提供時期は未発表)
GPT-4 generative pre-trained transformer-4→ep552(4)+571(3)+588(3)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)+552(4)+554(2)+565(3)+571(3)+578(1)+585(4)+588(3)+594(2)+600(2)


609 05.09.2024
1-一発ワクチン
(デューク大学 インフルエンザウイルスの表面にある、棒付き飴玉形のようなタンパク質Hemagglutininヘマグルチニンの変異が少ない棒部分を標的とするワクチンを開発:従来のワクチンはヘマグルチニンの変異しやすい飴玉部分を対象としていたが、新ワクチンはゲノム編集を用いて作成したヘマグルチニン8万種類以上が含まれており、飴玉部分が変異しても棒部分が一貫性を保つため、免疫系が棒部分への抗体をより多く生成し、効果的に免疫反応→場合によっては飴玉部分の免疫反応も向上→インフルエンザウイルス全株への対応が目標で、現在マウス·フェレットで実験が成功)

2-定期お約束
(チューリッヒ大学·MinxiaLuo 高齢者の幸福度と社会的な定期的な対面交流に相関関係:スイス在住の65歳以上の成人103人を対象に21日間の社会行動をモニタリングし、対面·メール·ビデオ通話などの頻度·時間·相手·場所などを記録→定期的に特定の時間·場所で人と会うルーティンがある高齢者は、相手·話題·会う頻度に関わらず、より多くのポジティブな感情を感じ、悲しみ·不安が低下する傾向)

3-月面鉄道
(NASA·NASA JPL jet propulsion laboratory NIAC nasa innovative advanced conceptsプログラムの一環として、JPLが開発する月面鉄道での物資輸送システムFLOAT flexible levitation on a trackの計画を進行中→月のregolithレゴリスを線路を使って運び、月面建設/水·酸素·水素などの資源抽出に利用予定:線路は炭素鉱物であるgraphite石墨による反磁性浮上、フレックス回路による電磁推進、薄膜ソーラーパネルによる発電の3層構造で、月面線路上を磁気ロボットが浮上しながら動く仕組み→時速2km·最大30kgの荷物を運ぶことが可能で、将来的には物資数百トン/日を数km輸送可能性)
NIAC nasa innovative advanced concepts→ep148(3)
月の水→ep22(5)+205(1)+275(4)+487(3)+554(3)+606(1)

4-地球と月とテイア
(LunarAndPlanetary研究所 NASAの探査機GRAIL gravity recovery and interior laboratoryが月の表面下で重力の異常を検出し、チタン·鉄の高密度領域に関連していることが判明→火星サイズの天体Theiaが初期の地球と衝突し、その破片が月を形成したとされるGiant-impact / Theia impact hypothesisに基づく予測と一致し、一部の物質が月の表面下に沈んでいる可能性→Giant-impact / Theia impact hypothesisの一層の裏付けとして、地球のアフリカプレート·太平洋プレートのマントル深部にあるLLVPs large low velocity provinces大低速度領域にも同様の高密度領域が存在し、周囲の物質よりも密度が高く、地震波を減速化→カリフォルニア工科大学によれば、LLVPsはTheia由来の物質が地球のマントルに埋まったことを示唆し、地球の質量の約2%に相当する量と推定)
Theia→ep198(6)
Discovery計画→ep84(4)+184(1·4)+248(4)+342(4)+435(3)+438(2)+456(3)+465(3)


608 05.02.2024
1-自分アゲ効果
(リムリック大学 参加者655人を対象に実験4つを実施し、self-affirmation自発的な自己肯定が人生の意味·退屈さにどのように影響しているかを調査→自己肯定が高い人は、人生を有意義だと感じる傾向があり、退屈さを感じにくい傾向)

2-車屋根信号
(アイオワ大学·米国国立科学財団·米国運輸省 完全自動運転の普及に伴い、歩行者が車からの合図を受け取れなくなる可能性があるため、13歳以下の子どもたちが交差点を渡るタイミングをどのように判断するかを調査:8−12歳の子ども約100人に没入型3D空間で交差点を渡らせる時、自動運転車の屋根に設置した青信号を歩行者へのサインとして点灯→青信号が遠くで点灯した場合、ギリギリで点灯した場合より、子どもたちは平均1.5秒早く交差点に進入→過去の実験では、6歳の子どもたちが自らの判断で道路を横断した場合、事故率8%であったことから、自動運転車が歩行者に合図を送る方法の重要性が強調され、子どもを含む歩行者の安全性を考慮した研究が必要)

3-階段健康効果
(EastAnglia大学·Norwich大学病院·SophiePaddock 35−84歳の48万479人のデータを含む実験9つのメタ分析→エレベーター·エスカレーターの代わりに階段を利用することが全死因のリスクを24%低下、心血管系の死亡リスクを39%低減させることと関連性判明)

4-動物ロボット比較
(なぜ動物はロボットより早く走れるのかというテーマの共同研究では、ロボット·動物の持久力·機敏さ·頑丈さなどにおいて、power·frame·actuation·sensing·controlのようなロボットの主要サブシステムと動物の生物学的機能を比較→ロボットの各サブシステムは優れていたが、一方で動物はシステムレベルの統合·制御によって、複雑な行動をシームレスに実行可能→ロボット工学の進歩を考慮して、システムレベルの統合に重点を置くことで、動物を凌駕/匹敵するロボットを素早く生み出せる可能性)


607 04.25.2024
1-生物合体
(米·スペイン·台湾·日本·TylerCoale 海洋藻類における窒素固定細胞器官の論文では、10億年以上前に異なる生物2つが合体し、1つの生命体になるプロセスについて説明→primary endosymbiosis一次共生と呼ばれる現象は、地球の歴史上2回のみ発生した可能性:一次共生が初めて起こった時がバクテリア細胞よりも複雑な全ての生命の始まり→10億年前に葉緑体で一次共生が再び発生し、植物が誕生→藻類が細菌を飲み込み、その細菌の窒素固定能力と引き換えに栄養分·安全を提供し、細菌が宿主の生存に不可欠な細胞器官として組み込まれた可能性)

2-史上最大魚竜
(ブリストル大学·ボン大学 英セヴァーン河口で発見した体長25mの魚竜の化石は、最大の海洋爬虫類である可能性:化石は下あごの骨の破片12個から成り、約2億年前の中生代三畳紀のもので、魚竜の一種であることを確認→新種で、新属である可能性→セヴァーンの巨大トカゲ魚を意味するIchthyotitan severnensisと命名 魚竜は恐竜ではなく、陸上生活から海に進化した爬虫類のグループで、クジラと同様に空気を吸い、卵ではなく子どもを出産)

3-原子X線画像
(Ohio大学·Argonne国立研究所·SawWaiHle 単一原子のX線画像が初めて公開:特定のタイプの原子を1つずつ正確に検出し、その化学的状態も同時に測定可能)

4-タイタン探査承認
(NASA NewFrontiers programの一環として、回転翼4つを用いるクアッドコプタードローンを使用して土星の月Titanを探査するミッションDragonflyを承認→2028年7月に打ち上げられ、2034年に到着する予定。総費用は約33.5億ドル:主な目的は、Titanの原始生命化学を調査し、人類の居住可能性を探査+水を基盤とする生命/炭化水素基の生命の兆候を探査)
Titan→ep148(3)+311(5)+389(3)
NewFrontiers計画→ep170(5)+220(6)+229(6)+284(4)+346(5)+475(4)


606 04.18.2024
1-月面日本人
(NASA BillNelson長官·盛山正仁文部科学大臣 2024年4月9日の共同記者会見で、米人以外で初めて月面を歩く宇宙飛行士が日本人になることを発表→NASA·JAXAはArtemis計画の有人部分で提携し、JAXA·Toyota社が共同開発した加圧ローバーLunarCruiserを使用することも発表:金属製タイヤ6本。与圧室搭載。長さ6m·幅5.2m高さ3.8m。動力源は水素燃料電池で、太陽光発電と月のレゴリスに含まれる氷を電気分解することで水素を生成し、燃料電池を充電→宇宙飛行士2人が約30日間月の南極地域を探索予定→打ち上げは2029年を予定)
Artemis計画→ep139(5)+192(6)+354(5)+419(3)+433(4)+475(1)+481(2)+487(3)+538(3)+551(4)+557(4)+600(1)
月の水→ep22(5)+205(1)+275(4)+487(3)+554(3)

2-タバコ永久禁止
(英 2009年以降に生まれた国民がタバコを購入することを禁止するタバコ·vape法案を検討中:RishiSunak首相によって、喫煙による死亡者数の減少·国民の健康向上を目的に推進され、タバコ·vapeの法定購入年齢を毎年1歳ずつ引き上げ、最終的には2009年以降に生まれた人々が成人しても購入できなくなる予定→BorisJohnson元首相などから、年齢がほんのわずかに異なる成人間で購入できる者とできない者が生じる喫煙アパルトハイトを引き起こすと批判)

3-Miss AI
(WAICA world ai creator awards 世界初のAI美人コンテストMiss AIが2024年5月開催予定:世界のAIクリエイターの功績を認めることを目的としたWAICAの一部として開催され、美しさ·技術·social mediaでの影響力を基に審査され、優勝者には13000ドル)

4-火星サンプル節約
(NASA 火星からサンプルを採取し地球に持ち帰るMarsSampleReturn missionを達成するための、費用·複雑さを低減するアイデアを一般から募集:2023年NASAが委託した独立機関の調査で、ミッションの高額な費用·スケジュールの遅延への指摘を受け、計画の見直しを迫られる可能性)
Perseverance·Ingenuity·MarsSampleReturn→ep449(4)+451(4)+458(3)
Flagship missions→ep47(6)+111(1)+181(1)+184(4)+192(6)+238(6)+261(4)+334(3)+389(3)+435(3)+439(3)+449(4)+451(4)+458(3)+471(4)+560(4)


605 04.11.2024
山下祐輔

北海道農業共済組合 獣医師


604 04.04.2024
特別編

日本&アリゾナ


603 03.28.2024
1-ニューラリンク
(Neuralink社 N1 BCI brain-computer interfaceを人間の脳に埋め込む最初の治験参加者として、29歳のNolandArbaughを公開:2016年のサマーキャンプでのボランティア時の事故で脊髄を損傷し、肩から下が完全に麻痺→コインサイズほどのBCIデバイスを頭蓋骨に埋め込み後、脳の信号だけでカーソル操作を行い、生活が劇的に改善→BCIセッション12回で、カーソルを16.3km動かし、左右のクリック14万6360回、チェス11試合、CivilizationVIを7.6時間プレイ)
Neuralink→ep259(6)+371(1)+427(3)+457(3)
BMI brain machine interface→ep16(6)+67(1)+121(2)+250(5)+259(6)+307(6)+334(6)+339(6)+361(2)+371(1)+427(3)+444(1)+447(4)+457(3)+462(2)+502(2)+538(1)+559(3)+578(2)

2-SIMA
(Google社 SIMA scalable instructable multiworld agentというAIエージェントについての技術論文を発表:画像·言語のマッピングを高精度で行うモデル+原因·結果を予測する動画モデルから構成→さまざまなゲーム·3D環境でのタスク遂行が可能→Starcraft IIをグランドマスターレベルでプレイできたAlphaStarなど過去のGoogleAIと違い、幅広いゲームで標準レベルでのプレイ能力と、人間との協力·競争が可能→Minecraft·GoatSimulator·Valheim·NoMan’sSkyなどゲーム9つでのプレイ方法を紹介→ビデオゲーム·3D環境を実験場として利用し、将来的に現実世界でも活用できる汎用エージェントの開発可能性)
Minecraft→ep404(3)+539(3)+556(3)


602 03.14.2024
鶴見周摩

北海道大学 大学院文学研究院 助教
misbinding
→ep589(3)


601 03.07.2024
1-OpenAI訴訟
(ElonMusk OpenAI社は創業理念に反し、人類よりも自社の利益を優先しているとしてCEOのSamAltman·社長のGregBrockmanに対して訴訟→AGI artificial general intelligence開発においてQ*という技術の開発·Altmanの透明性不足による解雇劇についても、創業理念に違反していると主張→OpenAI社は反論で、創業目的の1つであるGoogle社のAIに対抗するためには非営利モデルでは不可能であると当時のMuskが認めていたことを指摘し、OpenAI社のTesla社への併合·資金調達·自身の管理下への配置に関する提案に同意していた証拠を公開)
OpenAI解雇劇→ep586(3)
ElonMusk·OpenAI共同時代→ep239(5)

2-ナノプラスチック除去
(Guangzhou医科大学·Jinan大学 水道水に混入するナノプラスチック·マイクロプラスチックは、水を沸騰させることで30-90%が石灰沈着物に捕捉され、除去可能→水の硬度が有効性に影響し、硬度の高い水ほど多くの石灰沈殿物が生成可能 2024年1月の研究では、PET polyethylene terephthalateペットボトル1本分の水に約24万個のナノプラスチックが含まれている可能性→プラスチックがestrogenエストロゲンのような内分泌撹乱物質としての作用する可能性)
ナノプラスチック→ep541(2)
水道水内マイクロプラスチック→ep281(2)
マイクロプラスチック→ep180(2)+231(1)+281(2)+317(3)+541(2)


600 02.29.2024
1-民間月面着陸
(IntuitiveMachines社 2024年2月22日月着陸船IM-1 intuitive machines-1 / Nova-Cが月の南極、Malapert-Aクレーター付近に軟着陸を成功→52年ぶりの米の月面着陸であり、民間企業による月面着陸は史上初:着陸降下中に航法レーザーの不作動に気づいたものの、NASAの貨物に内蔵された航法システムの使用により、無事に着陸を達成→着陸時の横方向の速度が速すぎたため、着陸船は転倒し、太陽光の受け取りが制限される結果となり、ミッションは短時間で終了し、データ伝送能力も制限される見込み→レーザーの不作動は、打ち上げ前の安全スイッチの設定ミスが原因の可能性 IntuitiveMachines社は、SpaceX社のFalcon9ロケットを使用して、2024年·2025年に、さらにNova-C同等クラスの月着陸船2機を打ち上げる予定)
IntuitiveMachines·Nova-C→ep487(3)
Falcon9→ep157(5)+194(4)+297(1)+352(5)+414(3)+449(3)+479(1)+489(3)+497(3)
Artemis計画→ep139(5)+192(6)+354(5)+419(3)+433(4)+475(1)+481(2)+487(3)+538(3)+551(4)+557(4)

2-Redditフレーズ
(RedditのChatGPTスレッドでは、ユーザーがChatGPTにRedditでよく使われているフレーズをリストアップさせて公開し、話題:1:I’m not a lawyer, but... 2:This. So much this 3:Take my upvote 4:Username checks out 5:Came here to say this 6:The real life pro tip is always in the comments 7:Play stupid games, win stupid prizes 8:Am I the only one who... 9:Can confrm, am a [profession] 10:RIP my inbox 11:Not all heroes wear capes 12:Edit: Wow, this blew up 13:This didn’t happen 14:Instructions unclear... 15:Press F to pay respects 16:Plot twist 17:That escalated quickly 18:Good sir/madam 19:I see what you did there 20:That’s enough internet for today 21:Source: Trust me, bro 22:Hold my [item], I’m going in 23:5/7, perfect score Reddit社はGoogle社とライセンス契約6000万ドルを結び、AI訓練のためにRedditの投稿を使用することを許可)
ChatGPT→ep540(3)+550(4)+552(4)+565(3)+571(3)+578(1)+594(2)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)+552(4)+554(2)+565(3)+571(3)+578(1)+585(4)+588(3)+594(2)


599 02.22.2024
1-Sora
(OpenAI社 テキストから最長1分間の動画を生成するtext-to-video拡散モデルSoraを発表:物理法則を理解し、リアルな環境で物体·人を移動可能。一時的にフレームから外れた被写体の連続性を維持可能→偽情報·憎悪に満ちたコンテンツ·偏見に対する敵対的安全性テストのためまずレッドチームにのみアクセス提供 2023年3月に話題になった、StableDiffusionで生成したWillSmithがスパゲッティを食べる動画からわずか1年での技術進化に、クリエイティブな利用·偽情報の懸念)
StableDiffusion→ep524(2)
WillSmith eating spaghetti→[ep554(2)]
GAN generative adversarial networks→ep330(4)+345(4)+355(4)+361(5)+401(4)+453(2)+454(2)+552(4)+554(2)

2-木製人工衛星
(京都大学大学院·JAXA·NASA·村田功二 2024年夏に木製の小型人工衛星CubeSatのLignoSat2を地球周回軌道に投入予定:10cm角キューブ型で、Magnoliaホオノキを主に使用した外面構造→2020年にISS international space stationに打ち上げたMagnolia·Birchダケカンバ·Cherryヤマザクラの木材サンプルは温度変化·宇宙線·太陽エネルギー粒子など極端な環境に290日晒されたが、大きな劣化なし 通常の人工衛星は大気圏再突入時、金属が微粒子になり残るが、木材は燃え尽きて気化)
木製人工衛星→ep444(3)
太陽風→ep110(1)+255(6)+265(6)+281(6)+401(3)+429(4)+554(3)+589(1)


598 02.15.2024
1-ロボコール法案
(米FCC federal communications commission·JessicaRosenworcel 営業·選挙運動のために、自動通話にAIで生成された音声を使用するrobocallsロボコールを違法と決定→電話消費者保護法の下でAI音声を人工的/事前に録音された音声と規定し、緊急時以外は使用制限→悪質な業者がAI音声を利用して迷惑行為を行っており、それにより家族を脅し、有名人の模倣·誤情報の拡散が行われている可能性 FBI federal bureau of investigationは過去18ヶ月でAIを使ったsextortionが1000%以上増加しているとして警告を発表 sextortion:sex+extortion 性的な画像·動画·メールを入手して、それをネタにして脅して、金などをextortion強要する行為)

2-海流崩壊
(Utrecht大学·ReneVanWesten メキシコ湾流が崩壊の兆しを示し、これが起きれば欧州の気温が急降下する可能性:黒潮と並ぶ世界最大の海流であるメキシコ湾流は、AMOC atlantic meridional overturning circulationという海水の循環により気温を影響させており、オランダのスーパーコンピューターSnelliusでの3ヶ月間のシミュレーションにより、グリーンランドの氷の融解の80倍の速度で大量の淡水が2500年間にわたり追加されると海流が崩壊する可能性があることを発見→地球温暖化·正のフィードバック効果は考慮されていないため、現在の環境状況でシミュレーションを実施 AMOC atlantic meridional overturning circulation:熱帯地域の温暖な海水は北大西洋まで運ばれ、そこで冷却されて塩分濃度が高まり、海中深くに沈み込んで再び南へ向かい、北半球の広い地域を比較的温暖に保つ役割)


597 02.08.2024
1-ローマーのギャップ
(Colby大学·Carolina大学·PatriciaGensel Romer’s gapローマーのギャップと呼ばれるPaleozoic era古生代初期の化石空白期間に関連する樹木の化石を発見:約3億5000万年前の樹木の化石Sanfordiacaulis densifoliaは、高さ3m以上·幹の直径15cm·樹冠の幅6m·枝から1m近い葉約250枚→古生代において、断片·ミネラル化した木の幹ではなく復元可能な植物全体が見つかった6つ目の例 Romer’s gap:魚が陸に上がり始めた直後の古生代において、四つ足の動物の化石がほとんど見つかっていない期間)

2-AI巻物解読
(Herculaneum scroll解読コンテストVesuviusChallenge エジプト·スイス·米の学生3人は、西暦79年にヴェスヴィオ山の噴火によって埋もれた古代ローマ遺跡Herculaneumヘルクラネウムの巻物の5%以上をAIを利用して解読→賞金75万ドルを獲得予定:解読された文章には、古代ギリシアの哲学者Democritusの影響を受けるEpicureanismエピクロス派の哲学者で、古代ローマの詩人Virgil / PubliusVergiliusMaroの師であったPhilodemusの一部が含まれている可能性)


596 02.01.2024
1-SLIMちゃん
(JAXA 2024年1月20日に月探査機SLIM smart lander for investigating moonがShioliクレーターに着陸成功→日本はソ·米·中·印に次いで5番目に月面への軟着陸を果たし、世界で初のピンポイント着陸を達成→遠隔で測定するテレメトリデータから着陸時に逆立ちの可能性があったが、着陸直前に放出したLEV-2 lunar excursion vehicle-2ローバーSORA-Qの撮影した画像で逆立ちの状態が確認され、90度以上回転していたことも判明→初のデータ送信後に遠隔で電源を落とし、現在は太陽光で充電中)

2-犬のテレビ視聴習慣
(ウィスコンシン大学 犬は他の動物が登場するTV番組を好んで視聴することが判明:犬の飼い主1200人以上を対象に行ったアンケートで、TV画面の種類·犬のTVのコンテンツへの接し方·犬の最も夢中のコンテンツなど質問→犬はTV画面の動きに反応し、走ったり飛び跳ねたりして活発に動く傾向→特に動物が登場するコンテンツが最も人気で、人間が写っているものはそれほど興味を示さずカテゴリー17つの中9位)


595 01.25.2024
大丸拓郎

NASA JPL jet propulsion laboratory エンジニア
→ep421+483


594 01.18.2024
1-秘密トンネル
(米 NYブルックリンにある正統派ユダヤ教のシナゴーグChabad-Lubavitchの本部で喧嘩が勃発し、警察の介入で地下に秘密のトンネルが発見:シナゴーグの指導者がトンネルを埋めようとし、反対する一部のメンバーと喧嘩が発生→通報を受けた警察が介入→メンバー9人がトンネルから出てくることを拒否し逮捕→NY市建築局の調査では、トンネルは違法建築で構造的な問題があり、隣接するビル4つを地下で接続)

2-GPTストア
(OpenAI社 カスタムChatGPTの提供が可能なGPT Storeを開設→画像生成·研究論文検索·コーディングなど、分野ごとに利用可能で、サードパーティのサービスとの連携により、大容量ファイル·生成動画の分析など追加機能も可能→OpenAI社はGPT Storeクリエイターにエンゲージメントに応じた報酬システム予定→報酬の仕組みには懸念があり、規約に反して多くのいわゆるAI Girlfriendが登場しており、Korean girlfriend·GPT for GF·Succubusなど一部は削除)
ChatGPT→ep540(3)+550(4)+552(4)+565(3)+571(3)+578(1)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)+552(4)+554(2)+565(3)+571(3)+578(1)+585(4)+588(3)


593 01.11.2024
1-エプスティーン
(米 JeffreyEpstein関連の文書が250件以上公開→Epsteinの顧客リストとの誤情報が拡散しメディア·ネットで話題→実際は、2015年の裁判記録であり、被害者のVirginiaGiufreがGhislaineMaxwellを名誉毀損で訴えた際のもので、判事がメディアからの開示請求に応じて公開命令→文書には、Epsteinと親交のあったBillClinton·DonaldTrumpなど150人以上の名前が登場するが、これまで知られていた情報を覆すような重要な新事実なし)
JeffreyEpstein→ep379(1)+563(1)

2-親族平均数
(マックスプランク研究所 社会の急速な高齢化に伴い、将来、各個人の親族の数が35%以上減少する見込み:国連の世界人口予測を基にした数学モデル構築→存命中の曽祖父祖母·祖父母·両親·兄弟姉妹·子ども·孫·ひ孫·叔父叔母·甥姪·いとこの平均数が過去·未来の特定の年において割り出し→1950年では65歳の女性には平均41人の存命中の親族がいたが、2095年には平均25人に減少する予測。北米·欧州では1950年25人が2095年15.9人に減少する予測)

3-新型ロケットエンジン
(NASA·ThomasTeasley マーシャル宇宙飛行センターでRDRE rotating detonation rocket engine回転デトネーションエンジンのテストに成功:通常の点火室で推進剤を燃焼させるロケットエンジンとは異なり、RDREはリング状のチャネルで連続的な爆発を起こし、音速よりも速い排気衝撃波で推力を発生可能→軽量推進システムの実現が進み、NASAのMoonToMarsビジョンにとって重要な進展)
MoonToMars→ep513(3)

4-マイアミ宇宙人
(米 フロリダ州マイアミのBaysideMarketplaceでは、警察が大規模な対応を行い、その様子が多くの人によって目撃され、social media上で拡散された動画が数百万回以上再生。一部では、10フィートの巨大なエイリアンがいたと主張する人も登場→実際には少年50人以上が花火を打ち、一部で略奪行為も行われ、警官たちが対応)


592 01.04.2024
特別編

年末雑談回 後半
フロリダ&日本

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