仲間とライバル
今日は「仲間」と「ライバル」についてのお話です。
まず定義から。
仲間とは
仲間とは下記のような定義となっています。
① ある物事を一緒になってする者。 「 -に入る」 「 -を裏切る」 「遊び-」
② 同じ種類に属するもの。同類。 「鯨は哺乳類の-であって、魚の-ではない」
③ 近世、商工業者が結成した同業組合。 → 株仲間
三省堂 大辞林 第三版
会社でいうと、狭義の場合は一緒に仕事をしてる人達、広義の場合は同じ業界で同じスタンスの人達、会ったことがなくても面識がなくても、同じ方向を向いている人は「仲間」だと思っていいと思います。
サニーバンクでいうと、一緒に仕事をしている仲間だけでなく、福祉関連で働いている人達、ウェブアクセシビリティ界隈の人達、当事者団体の人達、みんな「仲間」だと思っています。
あなたの周りに仲間はいますか?
ライバルとは
一方、ライバルとは下記のような定義となっています。
互いに相手の力量を認め合った競争相手。好敵手。
三省堂 大辞林 第三版
会社でいうと狭義の場合は同じ部署で成績を競い合っている仲間、広義の場合は同業他社や同じ案件を競争入札で取り合う会社同士のことも入ると思います。
サニーバンクでいうと何でしょうね?特に競い合っている感覚はまったくないのですが、入札する場合は同じ案件に入札する人達がライバルですかね?
そんなに意識したことないです。
共通項の方が多い
雰囲気でもお分かりいただけてるかと思いますが、「仲間」も「ライバル」も同じ部署や同じ業界など、同じスタンスで同じ方向を見てる人たちのことをさしています。
「足をひっぱる」とか「邪魔をする」といった類のものは同じ方向を見てる訳ではないので「ライバル(=好敵手)」ではなくて単純に「敵」ですね。そういう人にならないようにしたいものです。
ちなみに「足をひっぱる」というのは力の方向が進みたい方向とは反対の力を必要とするので、相手だけでなく自分も進みたい方向からはどんどん離れていきます。大きい視点で見ると業界の進歩が止まります。もったいないです。みんなで同じ方向に力を合わせて進みたいですね。
ここで本題
以前、「打席に立ちたいなら素振りアピールを」という note にも書いたのですが、
素振りアピールをする際の注意点として「他の人が適任と思ったら譲ること」を挙げました。
ライバルに負けたくない気持ちは分かります。自分の出番が欲しいことも分かります。結果を出して認められたいという気持ちも分かります。
それでもこのライバルは「仲間」です。同じ方向を向いています。
仲間に任せたほうがより正しい方向に進むのであれば、任せてみませんか?
任せることで、次に自分の方が適している状況になったときに譲ってくれるかもしれません。
その方が気持ちよく試合ができますし、ひいては結果もついてくると思います。
同じ方向を向いているライバルは自分を磨くためにも必要な大切な存在です。
そう。「ライバル」は「仲間」です。(結論出ました)
まとめ
早目に結論出たので今日は短め。
「ライバルは仲間。助け合って伸ばし合って成長していきましょう」
というところで、今回はここまで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?