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「自粛警察」の次は「マスク警察」?

どうしてこうもテレビは視聴率主義なんでしょう?

今回は「マスク警察」についてのお話です。

テレビで「マスク警察」について取り上げられていました。

公共の場でマスクをしていない人に注意する人達。そしてそれを良しとも悪しともせずに「マスク警察」という名前を付けてバズりやすくしただけで垂れ流すテレビ情報番組。私もそれをネタに今回書いているので、上手く乗せられた格好になってしまって悔しいのですが、さすがに「マスク警察」はやりすぎかと感じています。

マスクしてない人には理由があります

これだけみんなマスクをしている中で、マスクをしないと当然視線を集めます。それでもマスクをしないのには理由があります。

感覚過敏で出来ない方もいらっしゃいます。今持っているマスクは全部耳にかけるもので、耳が炎症していて出来ないという方もいらっしゃいます。呼吸が弱く口を覆えない方もいらっしゃいます。

ただただマスクを家に忘れてしまったという方も多いと思います。

そういった方でもみんな後ろめたい気持ちでいると思います。「使えるマスクがあったらすぐにても使いたい。そうすれば視線を集めなくて済む」という人が多いと思います。

そういった方たちにあえて注意をするのはいかがなものかと。

「病気でマスク出来ないんなら病気治してから外歩け。それまでは外出るな」という方もいらっしゃいます。

正直、私も電車に乗っていて、横で咳き込まれると場所を移りたくなります。

ですが、注意するのはいかがなものかと?

注意して「すみません」とすぐマスクを付けられる人は最初からマスク付けてると思います。

付けられない理由があるから付けてないのであって、そこに「注意する」行動を起こしても自分の正義のためだけで、何も変わりませんし、相手をやりこめて自分が満足しているだけです。

自分の満足のために行動するのは出来れば控えていただきたいと思います。


そしてそういった行動を報道するのに、マスクをしていない人の理由は報道しない。これは不平等です。そして、こういった方がいるという「ちゃんとした報道」が出来る機会を放棄しているのももったいないです。

「ちゃんとした報道」して欲しいです。

想像力を

私の note には何度も出てくる「考えよう」「想像しよう」という言葉。これに尽きます。

「なんでマスクしてないんだ!!」じゃなくて「なんでマスクしてないんだろう?どんな理由があるんだろう?」となって欲しいです。

自分が知っていることが世の中のすべてじゃないことを理解して欲しいです。

もっと自分の知ってる世界の外側に興味を持って欲しいです。

興味を持って「知りたい」と思うこと、それを知って「どうしたいと思ったか?」を大切にすること、そして「何をするか?」を考えること。

私の note には何回も出てくるワードです。

「考えが浅い」とか「思い込み」とかを減らすだけで世界は大きく良い方向に進むと思っています。

そのためにも「想像力」を常に意識していただきたいです。


「想像力」は今後のキーワードです。

前にも書きましたが、日本人の「想像力」は世界でもトップクラスです。「鉄腕アトム」や「ドラえもん」、「AKIRA」や「攻殻機動隊」「ヱヴァンゲリヲン」、こういった近未来の世界の想像力は我々日本人は生まれた時から接しています。海外の人はなかなか想像できないらしいです。そういった「想像力」を常に意識すれば、「思い込み」が減り、相手を思いやり、想像力豊かな未来につながると思います。

まとめ

理由を「想像」し、対策を「考え」て、明るい未来を呼び込みましょう。


というところで、今回はここまで。

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