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「will・can・must」の話。①

こんばんは!

株式会社グッド・クルーの植田です!

note9回目の投稿です☆


7月から私の事業部に中途メンバーが続々と入社しています。中途として入社する人は就業経験がある人、大学中退の人、高卒の人、フリーターの人、といった感じでバックグランドが様々な方ばかりです。

私達には「書類選考」といったものが無く、その人自身のことを見て判断をするので、たくさんの方に出会うことが出来ます。「過去」もしっかりと深堀をしますが、これからどうしたいと思っているのかという「未来」に対して一緒に考えいくというスタンスを大切にしています。

そして、最も大切なのは入社後の姿です。そこで私が良く話をする「will・can・must」に関する「can」の話を本日はおこないたいと思います。


will・can・mustとは?

will・can・mustは「自己分析」をおこなう上でのフレームワークとして活用されています。また「自己分析」だけではなく「キャリアプラン構築」「現状の確認」といった様々な場面でも活用されています。

それぞれの言葉の意味を確認しましょう。

Will⇒やりたいこと
Can⇒できること
Must⇒やらなければならないこと

この3つが重なる部分が「一番やりがいをもって出来ている状態」だと言われています。

なので、3つ(will・can・must)のことを考え、3つの円をそれぞれ広げていくことが大切になってきます。しかし、一度にこの3つを考え、実行していくことは大変なことです。

弊社に入社をしてくるメンバーに私がいつも伝えているのは、まずは「can(できること)」を増やしていこうということです。


「can」を増やす大切さ①

ここからは、少し私の話になります。

私はいま、事業部長として様々な仕事に関わっています。会社の中でもやったことが無いタスクは無い程、全ての経験があります。また、「やりたい」と思うことがあれば自分で考えておこなうことも出来る状態になりました。

それは、なぜか?

自分の「can」を増やしてきたからです。

社会人1年目から今まで、仕事を選んできたことはなかったです。会社から求められること(must)をしっかりとおこない、やったことがない仕事にも自分で考え取り組み、たくさん失敗をして、たくさん怒られ、自分の「can」が増えていたんです。

自分の「can」を増やしてきたから、には少し語弊がありました。当時の私は「will・can・must」なんていう視点を持っていませんでした、ひたすら目の前の仕事をおこなっていたことで、「can」が勝手に増えていたんですね。

その結果、どうなったか?

採用を任されることになった
チームリーダーを任されることになった
研修講師を任されることになった
大阪オフィスの立ち上げ責任者を任されることになった

この仕事ってよく「will」に挙がる仕事内容ですよね。

ただ、私の「will」にはこういった仕事をしたいという想いは持っておらず、「can」が増えたことで会社から「must」として求められたことになったんです。

つまり、「can」を増やすことが出来れば、自然と「must」が広がり、自分の「will」を叶えることが出来るということです。

それは私の経験からも伝えることが出来ます。


「can」を増やすとはどういうことか?

私はもう1つ大切な要素があると思っています。「can(できること)」をただ増やせば、「will(やりたいこと)」が出来るのか?

答えは「ノー」です。

なぜなら、

「can」を増やすとは「信頼を増やす」ことだからです。

つまり、できることだけが増えても、「この人に任せても大丈夫だ」と信頼をおけることが出来なければ、「will」を叶えることは出来ません。

このことを忘れ、

「自分は出来ることがたくさんあるのに、なぜ仕事を任せてもらえないんだ?」

という人が多いように感じます。

できることを増やすだけではなく、日々の信頼貯金を貯めることもおこなわなければ、「will」を叶えることは出来ない。これは忘れて欲しくない視点ですね。


「can」を増やす大切さ②

ニュースや新聞でこんな言葉を聞いたことないですか?

無形資産
ジョブ型雇用
個の時代
100年時代

文章にまとめてみると、

これから「個の時代」になり「ジョブ型雇用」という雇用スタイルに変化すると言われており、人生は「100年時代」の世の中、生き残っていくには20代の内に「無形資産」を身に付ける必要がある

みたいな感じでしょうか。

簡単に言うと、

「自分自身の能力や経験を高める必要がある」

ということです。

特にグッド・クルーでは「豊かな人生を送ること」を大切にしているので、こういった世の中の動向を考えた上で、メンバーにはどんな場所にいっても戦うこと出来る力を身に付けてもらいます。

だからこそ、「can」を増やす、ということをメンバーにも伝えています。


先が見えないからこそ

特に「withコロナ、afterコロナ」になり、これから先の世の中のことは誰にも読むことが出来ません。

見えない未来のことばかりを考え、不安になっている人が多いように思います。

先が見えないからこそ、いつか目の前にチャンスが現れた時に掴むことが出来るように「自分の能力を高める」ことがこれからは必要になってきます。

「will・can・must」はどれも大切ですが、まずは入社後「can」を増やせることが出来る人になってほしいと思っています。



では、また!!

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