Ueda Hayato(Engineering Manager)

Engineering Managerをしています People Management…

Ueda Hayato(Engineering Manager)

Engineering Managerをしています People Management、Project Mnagement、ScrumMaster、PMBOKなどを得意としています https://www.facebook.com/ueda.hayato913

最近の記事

  • 固定された記事

エンジニアリングマネージャーの仕事 その2(ピープルマネジメントの分解)

前回、EMの型の説明をしましたが、今回はEMの本丸であるピープルマネジメントの仕事を分解してみます なお、ピープルマネジメントが主たる職務であることは、こちらのアンケートでも裏付けされているかと思います こちらはEMのピープルマネジメントをマインドマップ形式で整理した図になります 左側のプロジェクトマネジメント、テクニカルマネジメント、プロダクトマネジメントには今回は触れません(ピープルマネジメント以外の部分も実はEMがおさえておくべきポイントがあるのですがそれは次回以降解

    • エンジニアリングマネージャーの仕事 その3(ピープルマネジメント以外の業務)

      前回は、ピープルマネジメントの業務をブレイクダウンしてみましたが、今回はピープルマネジメント以外の業務を整理してみます ピープルマネジメント以外は、主にプロジェクトマネジメント、テクニカルマネジメント、プロダクトマネジメントの3つのマネジメントに大別されますが、どの分野が期待値になってくるのかは、企業フェーズ、事業フェーズ、会社組織によってまちまちですので、現組織における定義および期待値のすり合わせが必須です 上記のマインドマップはあくまで業務の一例です プロジェクトマネ

      • エンジニアリングマネージャーの仕事 その1(EMの型説明)

        エンジニアリングマネージャー(EM)の仕事シリーズを連載していきます 今日は、EMのマネジメント領域における型を書いてみます EMの仕事は基本的に、ピープルマネジメントを軸として、プロジェクトを管理するのか、プロダクトを管理するのか、テクニカル(技術)を管理するのか、に分類されます または、全部をまんべんなく管理しないといけないという環境の人もいるでしょう これら、どこのマネジメントに仕事のウェイトを置くのかは、組織規模や事業フェーズによって変わってきますので、どれが正解だ

        • マイクロマネジメントにならないために

          常識を持っている人であれば、マイクロマネジメントをしたくないし、マイクロマネジメントをされたくない、と思っているでしょう しかし、したくないけどマイクロマネジメントにならざるを得なかった、マイクロマネジメントにあってしまった、という経験を誰もが通っていると思います マイクロマネジメントにあうかあわないかは、運の要素もありますが、一つだけ有効な手段はうまい具合に「管理されにいく」ことでしょう では今日は自分自身がメンバーに対してマイクロマネジメントをしないための工夫を書いてみま

        • 固定された記事

        エンジニアリングマネージャーの仕事 その2(ピープルマネジメントの分解)

          悪い情報を早めにもらえる関係を築く

          上司と部下の関係性において、良好さを示す指標はいくつかありますが、「悪い情報をリアルタイムにもらえるかどうか」は重要な指標の一つであると考えています よく言われることがですが「いい情報をは頼んでもいないのに報告してきて、悪い情報はリカバリーし辛くなってから報告してくる」というやつです 部下側の視点で考えた時、私も一人の人間なので、上司に対してミスや、プロジェクトの遅延、組織の悪い傾向を報告するのは、気が滅入ります ただし、悪い情報が検知されたらなるべく翌日には、ものによっ

          悪い情報を早めにもらえる関係を築く

          抽象的な物事とアウトプットの出し方〜あえて質問しない〜

          会社における仕事は、具体的な物事と、抽象的な物事に大別されます そしておそらくどちらかというと抽象的な物事の方が多いはずです だからこそ、何を調査すべきか、どう進めていくべきか悩むわけです 例えば、上司から何らかの仕事の指示があったとします 私の場合はレポートラインが事業部長なので、事業部長から指示や宿題をもらうことが多くなります そして、事業部長からの指示がいつも具体的かといったらそんなことはありません やはり、半分以上のことは抽象的なものだったりします これは決して事業

          抽象的な物事とアウトプットの出し方〜あえて質問しない〜

          自分から「管理されにいく」こと

          人は誰しも管理されたくないものです しかし会社においては「管理のされ方」が重要だったりします あえて自ら管理されることによって、上司との良好な関係を築いてみませんか 今日は、管理のされ方について書いてみます 会社の中は、上の者が下の者を管理するという構造で成り立っています 上の者がメンバーの仕事の責任を負うという仕組みである以上、一定仕方のないことですね さて、誰しも一度は上司から「報告が遅い」「報告がなってない」「お前が日頃何をしているかわからない」というようなことを言

          自分から「管理されにいく」こと

          プランド・ハップンスタンス 〜偶然によって形成されるキャリア〜

          「プランド・ハップンスタンス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか ・変化の激しい現代において、キャリアの8割は偶然の出来事によって形成される ・偶然の出来事を利用して、キャリア形成に役立てる ・自ら偶然の出来事を引き寄せるよう働きかけ、積極的にキャリア形成の機会を創出する というキャリア形成における理論のようです 自分自身のこれまでのキャリアを振り返ってみても、計画的にキャリアを進めた部分よりも、偶然の流れによって作られたキャリアの方が多かったと思います 特に20代

          プランド・ハップンスタンス 〜偶然によって形成されるキャリア〜

          スクラム開発における誤解を紐解くよ

          今日はスクラム開発におけるいくつかの誤解を紐解いてみようと思います。 スクラム開発は、そのイメージや、解釈の幅の広さから誤解が多い手法ともいえます。 誤解があると当事者、ステークホルダー両方の損失となるため、誤解を解いてみようと思います。 誤解1「スクラム開発をすると開発速度が上がる」 単純にスクラム開発を実施すれば、開発速度が上がる、というのは誤解です。 スクラム開発は銀の弾丸ではないといわれる所以の一つでもあると思います。 「開発速度が上がる」の具体的内容をすり合わせま

          スクラム開発における誤解を紐解くよ

          あなたのチームのインセプションデッキは使い捨てになっていないか?

          前回はインセプションデッキの正体について書きました。 今日は、インセプションデッキの価値をスプリントに活かしていく方法について書いてみます。 「作っておしまい」「発表しておしまい」で満足してるようでは、インセプションデッキの価値が半減です。 まず、インセプションデッキを作るタイミングをおさらいしておきましょう。 1.新しいプロダクトをチームで任せらた時 2.会社などにおける期が変わった時 3.プロダクトのフェーズが大きく変わった時 およそ、こんなところでしょうか。 イン

          あなたのチームのインセプションデッキは使い捨てになっていないか?

          モチベーションとエンゲージメントの違いを写真で解説するよ

          やる気のあり、なしを示す言葉として、「モチベーション」という言葉はよく使われますね。それと似たような言葉で「エンゲージメント」という言葉もよく聞くようになりました。 今日はその言葉の違いについて自分なりの理解を書いてみます。 ①モチベーションが低い(ない)状態↓ この猫はまずスタートラインにすら立っていません。 モチベーションがない人はスタートラインに立つことすら本来できていないのです。 この猫の身に何があったかを考えると脱線してしまうので、今日はいったん考えるのはやめて

          モチベーションとエンゲージメントの違いを写真で解説するよ

          インセプションデッキの正体

          スクラム開発をするときに、必ずといっていいほど作成するインセプションデッキ。 今日はそのインセプションデッキの「正体」について書いてみます。 まず、インセプションデッキとは何かをおさらいしましょう。 インセプションデッキとは ・アジャイル開発のプラクティスの1つ ・プロジェクトを始める前に明らかにしておくべき大切なことを知るための活動 ・10個の質問に答えていく形式 ・チーム全員で話し合って合意したもののアウトプット となります。 では、10個の質問について確認します。

          インセプションデッキの正体

          プロジェクトマネージャーからスクラムマスターへのマインドチェンジ

          スクラム開発をはじめる際に、プロジェクトマネージメントを主な役割としていた方が、スクラムマスターになる時に戸惑うことは多いのではないかと思います。 自分自身もプロジェクトマネージャーとして動くことが多かったので、はじめのうちはその違いがよくわかりませんでした。 自分自身の経験を元に、その役割や、求めらえれることの違いをまとめました。 なお、スクラムマスターVSプロジェクトマネージャーというものではないと考えています。 どちらも適材適所ですので、求められるチーム、求めら

          プロジェクトマネージャーからスクラムマスターへのマインドチェンジ

          noteはじめました

          Hello note.