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「伊藤詩織さん逮捕状もみ消し疑惑について」逮捕状の発付と執行停止の理由は警視庁捜査一課から説明を受けている

伊藤さんに関する考察はもうやめようと思っていたんですが、事実と違うことを信じている人たちが、山口敬之氏を応援している人たちに言いたい放題するので、少しわかっている事を書いておこうと思います。

(事件の詳細は下記❶を参照のこと、以下『BlackBox』を『BB』とします。)

⬛︎ざっくり言うと

・伊藤さんは警視庁から逮捕が出た理由も、執行されない理由も説明を受けている。『BB』p.142
・『BB』p.142を読むと、捜査一課で捜査を継続することを説明され、それを理解している(捜査中止になってないのは本人が一番よく知っている)
・『BB』p.142の警視庁の説明によると、伊藤さんは山口氏が海外にいるので逮捕状が請求された、山口氏が帰国したので逮捕構成要件を満たさなくなった。ので、逮捕を見送った。と聞かされている。
・逮捕状が出る要件も、執行されない理由も説明は実は『BB』に書いている
・この事件は実は準強姦の証拠があって逮捕状が発付されたのではない疑惑が残る。
    彼女が最初はこの事件では逮捕状が出ないと刑事から言われていたのに、証拠を積み重ねた、逮捕状が出たとするが検察は証拠は厳しいと説明している。事件化出来る証拠とは何か。


裁判所はデートレイプドラッグの公表行為は「軽率」と非難

名誉毀損となった記述について、高裁の判決文には「客観的な証拠は一切得られない中で」「相応の調査等を行なった形跡もうかがわれない」「デートレイプドラッグに関して公表行為に至ったことは軽率であったとの非難を免れない」と書かれています。

事件は高輪署から警視庁へ引き継ぎ 捜査は中止になっていない

伊藤さんは高輪署で被害届を出すときに「よくある話だ」 で揉める。しかしその後、逮捕状を取り、捜査が行われた。その後、伊藤さんに逮捕中止の連絡が入る→さらに警視庁捜査一課へ引き継ぎ、四、五人の捜査態勢になった。逮捕中止後に、警視庁捜査一課に捜査が引き継がれた。『BB』(p.141 第5章「不起訴」より)

との記載なので、新潮社が中村格氏(警視庁刑事部長・当時 現・警察庁長官)が捜査の中止を命じた、と報じたのはデマカセなんです。しかし、伊藤さんは中村氏がこの事件の捜査を打ち切ったかのように書いた「週間新潮」の記事を肯定的に紹介しています。

伊藤さんは警視庁から逮捕状の発付と執行中止について、詳しく説明を受けいている。

多くの人が驚くと思いますが、伊藤さんは逮捕状が出た理由も、それが執行されなかった理由も警視庁捜査一課の担当捜査員の上司から説明を受けています。伊藤さんの弁護士もこれを聞いている。

「第5章 不起訴より」長いので一部割愛しています。気になる方は、『BB』を読んでみてください。

警視庁捜査一課の上司「逮捕状を実際に執行する前に警察官の判断で逮捕要件を満たしているのかどうか、適正な執行かどうかもう一度判断してくださいね、と言うレベルで出ます。よくあるのは、被疑者が海外にいたり、行方が分からなくなったり、逃げているわけではないが、どこにいるか分からない場合、警察官が逮捕状を手に持っておくと言うケース。持ってるからと言って、執行しなければならないわけではなく、執行する段階でまた判断してくださいね、と言う意味です。p.142
今回も、山口氏はアメリカにいたので、逮捕状を取るのは適正だと思いますが、帰ってきた時点で、行方が分からなくなったり、逃亡する恐れがないとわかる。特に証拠隠滅の恐れは今回はありませんのでその逮捕は適正なのか?と言う判断になった。(省略)高輪署は高輪署で判断して逮捕状を取ったのでしょうが、我々は主管轄なので、報告が上がった時に、それは逮捕の要件が今はないので待ちなさいよ、と言う判断になったのだと思う」p.143

この文章の始まり見出しは「捜査一課の要領を得ない説明」ですが、「捜査一課から逮捕状を執行されなかった理由を聞いた」に取り替えてみてください。こんなにも、きちんと警視庁から詳しい説明を受けている。「逮捕状取り消しについて、お話を聞かせてください」と中村格氏を追いかける理由は?

警察からも検察からも、逮捕起訴できない理由を詳しく聞いている。それでも伊藤さんは納得しない。これが『BB』の最大の特徴で、伊藤さんは非常に主観的、情緒的です。その上、犯罪捜査に関する知識は一般人に劣ると、判決文に書かれていましたしたから、非常識でもある。そうすると、この事件は伊藤さんのキャラクター性に起因して発生したと言うことができると思います。

逮捕状発付の理由は山口氏が海外にいたから?

この事件は準強姦の厳正な証拠があったわけではなく、山口氏が海外にいて、住所不定になるからの理由で逮捕状が発付された可能性が伺えます。であれば、山口氏が成田空港に到着した瞬間に逮捕状を執行する理由がなくなります。逮捕の構成要件である、逃亡の恐れがない人物だからです。政治家などはその要件になるので、逮捕されないまま捜査されて(在宅起訴)になるケースが多いのです。


次はこちらです。

官邸お抱え記者「山口敬之」、直前で“準強姦”逮捕取りやめに 警視庁刑事部長が指示 より引用

「撮られているかも、じゃ何も出来ないわけですが、本当に撮られているなら証拠になるし、その隠滅の恐れも、そして逃亡の可能性もあるからと『準強姦』の逮捕状が発付されました。日付はわからないのですが、私が連絡をもらったのは6月4日になります」

伊藤さんは故意か無意識なのか分かりませんが、新潮のインタビューで捜査一課から聞いた「山口氏が海外にいたので逃亡の恐れありと逮捕状が出た」と言うところをすっ飛ばしていますよね。盗撮の疑いと、証拠隠滅の恐れで準強姦の逮捕状が出たとしています。逮捕状が発布された理由が一冊の本の中で、本人のインタビューの中で、コロコロと変わっていきます。

高輪署から成田空港警察署に連絡はあったのか?

この成田逮捕劇の疑惑を解明するには、千葉県警成田空港警察署に高輪署から刑事らが成田空港に臨場して被疑者を逮捕する事前連絡があったのか、調べるといいと思いますよ。所轄が管轄外で逮捕するときは、必ず管轄署に連絡するはずです。

それから話は変わりますが、伊藤さんは串焼きや「とよかつ」で串焼きをたくさん食べた事を書いていません。(五本食べたとか)それなのに刑事さんにこんなことを言われた、と書いています。

びっくりすると思いますよ。二人で一升近く飲んだそうです。簡単なつまみと太巻き以外は何も頼んでおらず、ほとんどお酒だけこれならどんなに強い人でも酔っぱらってしまいます

準強姦の要件に当たる山口さんが伊藤さんを故意に酔わせようと、何も食べ物を取らせなかった、と誤解させる描写ですね。あとは、山口さんの言葉を信じるなら、記憶をなくしたのは「ブラックアウト」だった可能性を刑事から示唆されたことも省いて、ドラッグの話を繰り返しています。こう言う所、この本の中で散見されます。

結果的に山口さんとの性行為が不同意だったのは気の毒だとは思いますが、ドラッグ描写は裁判所に「軽率」とまで言われた。私は山口さんに対しても厳しい評価をしていますが、最高裁で確定した判決から読み取ると、伊藤さんの方にもトラブルを呼び寄せる問題行動を起こしています。

それなのに判決が確定するまで伊藤さんは海外特派員クラブで会見を開き、一方的な性被害者として世界中で本を出し、下着のCMモデルを演じ、ドラッグを服用されたと海外の情報番組で語り、 NHKのラジオで性被害について語る。「ドラッグを服用されたは裁判所で否定されたので取り消します」と今まで出演した番組全てで訂正するべきでしょう。

不同意性交罪の創設「ブラックアウト」ならどうする

以上のことを総括すると、伊藤さんが意識を失ったのは山口氏が捜査員から受けた説明の医学用語「ブラックアウト」の可能性があります。

ブラックアウト=飲み過ぎで記憶が飛ぶ

すると、同意を示した態度や会話の記憶も飛んでしまった可能性もあります。お互い同意だったのに「飲み過ぎで朝、目が覚めたら好きでもない男性と一緒だった」「刑事さん不同意性交です!」「逮捕ー!」

これでいいんでしょうか?密室の中の出来事、録音や映像がない場合、どちらの言い分を信じるのか。冷たく振られた相手に、スタイル抜群の美人のプロを差し向けて復讐を決行する、なんて簡単にできてしまう。あとは政敵の追い落とし、芸能事務所がライバル男優を破滅に追い込む、とか。

不同意性行罪の創設は、冤罪の量産や反社会勢力に利益をもたらす大きな危険性を孕む社会的混乱をもたらす「劇薬」であることは間違いなさそうです。

「美人と美酒の後の劇薬」に注意、と街角に注意喚起のポスターを貼るくらいしか冤罪を防ぐ手立ては今の所なのでしょう。

             <了>

❶伊藤詩織さんは2015年4月3日に山口敬之氏(TBS記者・ワシントン支局長)と恵比寿で落ち合い、飲食した後に意識を失い、シェラトン都ホテル東京の部屋で目覚めると山口氏が性行為をしていた。2015年4月30日に高輪警察署で被害届を提出。2016年7月、検察は不起訴とし、2017年9月、検察審査会も不起訴相当とした。2017年9月28日に「望まない性行為で精神的苦痛を受けた」と民事訴訟を提起。伊藤さんは一審勝訴、山口氏は330万円の支払い。二審では伊藤さんに55万円の損害賠償が決定した。山口氏は治療費として一審より2万増えた約332万円の支払い。


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