【神社仏閣】松尾大社(まつのおたいしゃ):京都府京都市西京区
▶松尾大社(まつのおたいしゃ)
御祭神
大山咋神(おおやまぐいのかみ)
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
:中津島姫命(なかつしまひめのみこと)の別名。宗像三女神の一神
Webサイト:https://www.matsunoo.or.jp/
住所・地図:〒616-0024 京都府京都市西京区嵐山宮町3
▶由緒・歴史
元々は松尾山(標高223メートル)にある磐座での祭祀から始まったとされています。大宝元年(701年)に文武天皇の勅命を受けた秦忌寸都理(はたのいみきとり)が勧請して社殿を建てたと言われています。その後も秦氏によって氏神として奉斎され、平安京遷都後は東の賀茂神社とともに「東の厳神、西の猛霊」と並び称され、西の王城鎮護社とされました。
また京都は、平安京の遷都より「四神相応の地(しじんそうおうのち)」とされてきました。四神とは、東の「蒼龍」、西の「白虎」、南の「朱雀」、北の「玄武」の聖獣のことで、蒼龍は八坂神社、白虎は松尾大社、朱雀は城南宮、玄武は上賀茂神社を守護しており、その四神の中心をつかさどっている平安神宮とあわせて、「京都の五社」とも呼ばれています。
また、松尾大社は、醸造家からの信仰が篤い神社であり、酒の神としても知られています。これは「亀の井(かめのい)」と称される松尾山からの湧水の泉があることに由来するものです。
なお「松尾」の読み方は、公式には「まつのお」ですが、一般には「まつお」とも称されています。
神使は亀と鯉とされています。
▶境内
●一の鳥居
お酒の神様らしく、碑の隣にはお酒を入れる容器「甁子(へいし)」をモチーフとしたオブジェがあります。
●二の鳥居
●楼門
●拝殿
●本殿
●手水舎
松尾大社の神使は亀と鯉とされ、手水は亀の口から出ていました。
以上です。
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