【神社仏閣】大徳寺(だいとくじ):京都府京都市
▶大徳寺(だいとくじ)
山号:龍寶山
宗派:臨済宗大徳寺派
寺格:大本山
本尊:釈迦如来
開山:宗峰妙超(大燈国師)
住所・地図:〒603-8231 京都府京都市北区紫野大徳寺町53
▶由緒・歴史
正中2年(1325年)に正式に創立されています。
京都でも有数の規模を有する禅宗寺院で、境内には仏殿や法堂(はっとう)をはじめとする中心伽藍のほか、20か寺を超える塔頭(たっちゅう)※が立ち並び、近世寺院の雰囲気を残しています。
※塔頭(たっちゅう)は、仏教用語で、禅宗寺院において、祖師や門徒の高僧が亡くなった後、その師の徳を慕い、大寺や名刹に寄り添って建てられた塔(主に祖師や高僧の墓塔)や庵などの小院のこと。
大徳寺は多くの名僧を輩出し、茶の湯文化とも縁が深く、日本の文化に多大な影響を与え続けてきた寺院です。本坊および塔頭寺院には、建造物・庭園・障壁画・茶道具・中国伝来の書画など、多くの文化財を残しています。なお、大徳寺本坊は一般には非公開で、塔頭も非公開のところが多いです。
▶境内
●案内板
●庫裏(旧方丈)
寛永13年(1636)京都の豪商後藤益勝により寄進されました。一休和尚の時代堺の豪商尾和宗臨によって寄進されました。旧方丈は現在庫裏(受付・台所など)となっています。
●三門(金毛閣)
大永6年(1526)連歌師宗長により一階部分が落成され、さらに天正17年(1589)千利休により二階建に増築されました。
▶龍源院
●案内板
大徳寺の塔頭の中で一番古く、仏恵大円国師を開祖として能登の畠山義元・周防の大内義興・豊後の大友義親が創建しました。
●方丈前石庭
●方丈室中襖絵「竜の図」
●開祖堂
▶信長公廟所
織田信長公の廟所(びょうしょ)※です。
※廟所とは先祖や貴人の霊をまつってある殿堂のことです。
以上です。
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