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【読書メモ】『【完全版】社内プレゼンの資料作成術』(前田 鎌利著)

▶今回の書評本『【完全版】社内プレゼンの資料作成術』

・『【完全版】社内プレゼンの資料作成術』
・前田 鎌利著
・ダイヤモンド社


▶読書メモ

  • プレゼン資料は「シンプル&ロジカル」

  • 社内プレゼンの5つのプロセスは
    1.アイデアを考える
    2.プレゼンをする
    3.決裁者などの「理解・納得」を得る
    4.決裁者が意思決定をする
    5.組織として実行する

  • 「理解」は「わかる」こと、「納得」は「受け入れる」こと

  • 構成は
    1.表紙
    2.サマリー
    3.ブリッジ・スライド
    4.本編スライド
    ・現状報告 ①課題
           ↓ なぜ?
          ②原因
           ↓ だからどうする?
    ・提案   ③解決策
           ↓ どんないいことがある?
          ④効果
    5.アペンディックス(別添資料)

  • 結論と根拠(データ)はワンセットで示す
    ・根拠 ⇒ 結論 = ①課題
    ・根拠 ⇒ 結論 = ②原因
    ・根拠 ⇒ 結論 = ③解決策
    ・根拠 ⇒ 結論 = ④効果

  • いきなりスライドを作らない。まずは手書きで一人ブレスト
          結論  根拠(データ) ビジュアル(写真)
    ①課題 
    ②原因
    ③解決策
    ④効果

  • 押さえるべき3つのポイント
    ①財務的視点 = 本当に利益を生み出すのか?
    ②実現可能性 = 本当に現場でうまく回せるのか?
    ③経営理念との整合性 = 会社の理念と合っているのか?依頼プレゼン
    ①課題 ②原因 ③解決策 ④効果 ⑤依頼

  • キーメッセージ
    ・13文字以内
     (人間が一度に知覚できる文字数は最大で13文字らしい。
      Yahoo!ニュースのタイトルは15文字)
    ・フォント、フォントサイズ
    ・ポジティブメッセージは青、ネガティブメッセージは赤
    ・同じ単語が重複していないか
    ・誤植はないか

  • グラフ
    ・ワンスライド、ワングラフ
    ・10秒で理解できるか
    ・数字の誤りはないか
    ・グラフは左、メッセージは右
    ・事業フローはグラデーション
    ・グラフは見せたいものだけ見せる。余計な数字、罫線はすべてカット
    ・強調したい箇所は、
     ・折れ線グラフの太さ、
     ・棒グラフ、円グラフはワンカラ―効果で強調したい部分だけを色付け
      (それ以外はグレーのグラデーションなど)
    ・ビジュアル(写真)は決裁者の理解を助けるものだけ使用

  • 流れ
    ・通常 : ①課題→②原因→③解決策→④効果
     依頼 : ①課題→②原因→③解決策→④効果→⑤依頼
     1分 : ③解決策→④効果→②原因
    ・A案、B案の2案提示
    (1案しかないとより良い案があるのではないか?と思ってしまう)
    ・パワーポイントのアニメーションは「フェード」「変形」を使う
    ・決裁者のハーマンモデルを意識する

  • オンラインプレゼンの場合
    ・リアルプレゼンよりも「説得力が弱い」という認識を持つ
    ・カメラのレンズを見ながら話す
    ・普段より2割増しの音量で話す
    ・普段よりゆっくりとはっきりと話す
    ・Webカメラ、イヤホンマイク、照明を揃える


▶感想

書いてあることは、色々な書籍に書かれていることが多く、真新しさはありませんが、それらをシンプルに分かりやすくまとめてあると思います。

以上です。

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