【神社仏閣】不忍池辯天堂(しのばずのいけべんてんどう):東京都台東区
▶不忍池辯天堂(しのばずのいけべんてんどう)
宗派:天台宗
御本尊:「辯才天」
音楽と芸能の守り神。辯天堂の「辯才天」は八本の腕がある「八臂辯才天(はっぴべんざいてん)」で、手に手に煩悩を破壊する道具を意味する武器をお持ちになっています。「辯財天」とも書くことから、金運上昇のご利益もあります。Webサイト:https://bentendo.kaneiji.jp/
住所・地図:〒110-0007 東京都台東区上野公園2−1
▶由緒・歴史
不忍池辯天堂(しのばずのいけべんてんどう)は、江戸初期の寛永年間に、天台宗東叡山寛永寺の開山、慈眼大師天海大僧正(1536~1643)によって建立されました。
天然の池であった不忍池を琵琶湖に見立て、また元々あった聖天(しょうてん)が祀られた小さな島を竹生島に見立て、竹生島の「宝厳寺(ほうごんじ)」に見立てたお堂を建立したのです。
琵琶湖と竹生島に見立てられたお堂であったため、当初はお堂に参詣するにも船を使用していたのですが、参詣者が増えるにともない江戸時代に橋がかけられました。
昭和20年の空襲で一帯は焼けてしまいましたが、お堂は昭和33(1958)年に復興し、また昭和41(1966)年には芸術院会員であった児玉希望(こだまきぼう)画伯による龍の天井絵が奉納されました。
▶本堂
●本堂(外観)
●本堂(内観)
以上です。
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