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【神社仏閣】聖護院門跡( しょうごいんもんぜき):京都府京都市左京区


▶聖護院門跡( しょうごいんもんぜき)

  • 宗派:本山修験宗
    寺格:総本山
    本尊:不動明王

  • Webサイト:https://www.shogoin.or.jp/

  • 住所・地図:〒606-8324 京都市左京区聖護院中町15

▶由緒・歴史

当院の沿革は寛治四年(1090)、白河上皇の熊野御幸に先達を務めた増誉(ぞうよ)大僧正が寺院を賜り、「聖体を護持した」というその功績から「聖護院」と称したことに始まります。
後に戦乱・火災によって京都を転々としましたが、延宝四年(1676)、創建の地でもある現在の場所に再建されました。
その当初から皇室と深い結びつきのあった聖護院では、出家された皇族や摂家の方がたびたび住職を務められました。このような寺は門跡(もんぜき)寺院と呼ばれ、日本国内でも数少ない、格式高い寺院とされています。
特に聖護院は江戸時代、天明の大火を逃れて来られた光格天皇が三年間ほど御在所とされた事から、「仮皇居」の史跡指定を受ける唯一の寺院です。
寺内には花鳥や賢人、また雄大な自然が描かれた貴重な金碧障壁画が数多く残され、京文化の美を感じることができます。

▶境内

●本堂

本堂

●不動明王立像(の説明書き)

不動明王立像の説明書き

●宸殿
江戸時代中期に建立されたもので、光格天皇が仮御所とされました。

宸殿(左)と本堂(右)

以上です。


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