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【読書メモ】『未来を創るプレゼン』(伊藤 羊一、澤 円 著)

■今回の書評本:『未来を創るプレゼン』

・『未来を創るプレゼン ~最高の「表現力」と「伝え方」
伊藤 羊一澤 円 著(お二人ともプレゼン界では著名な方です)
・プレジデント社

■書籍の内容メモ

心に残った、今後役に立ちそうなフレーズ集を以下にメモしておきます。

●リーダーとして大切なのは「決めて、宣言すること
決めるということは、捨てるということ
●仕事とは、世の中に対して貢献すること

●データになっていなければ、この世に存在しないに等しい。
●実際にプレゼンで役に立っている素質は「好奇心
●自己ブランディングでコアになるのは「自分はどうありたいか」

●プレゼンでは「主観→客観→主観」の順で考える
 ・主観=まずは主観的に強い想いで考える
 ・客観=客観的なデータやロジックで検証し、説得力をつける
 ・主観=人を動かすために主観で押す
●プレゼンでは相手の「心のキャンバス」に絵を塗り重ねていくように話す
●プレゼンは「現在→過去→現在→未来」のフレームワークが大事
 ・プレゼンでは「未来」=行動の契機となるビジョンを語る必要がある
 ・その「未来」は「現在」の延長線上にあり、その現在は「過去」から来ている。
 ・プレゼンや議論では、いきなり未来や過去の話をするのではなく、まずみんなが共有している「現在」の話から入り、そこから「過去」に向かっていき、現在のようになった理由を探っていく。その上でふたたび「現在」に戻ってくる。そうすると現在を「再解釈」できて説得力が高まり、現在の見え方が全く変わる。
●プレゼンは「AIDMA」の順で整理し相手を動かす
 ・Attention(注意)=スッキリ・カンタンな言葉で引きつける
          1スライド1メッセージ
 ・Interest(関心)=結論(主張)+根拠(3つ)+たとえば
 ・Desire(欲求)=相手にイメージを描いてもらう
        「想像してみてください」
        「もしこうなったら素敵だと思いませんか?」
 ・Memory(記憶)=超ひとことで要約。CMのキャッチコピーを参考に
 ・Action(行動)=熱い想いで動かす
●人前で話すときは「演じる」という意識をもっと持った方がいい
●世の中に貢献するために「伝える」

●聞き手にとってのハッピーストーリーを描く
●「正しいこと」が人を動かすとは限らない
●プレゼンは「エピソード+問題提起+結論」で設計する
 ・エピソード=聞き手を引きつけながら理由や意味も含め言語化
 ・問題提起=厳しいファクトを突きつけ気づきを与える
 ・結論+クロージング=未来への希望に満ちた話をする、記憶に残る、ポジティブかつ印象的な話で締める
●「情報は熱いうちに出せ
●「情報収集=情報発信
 ・自分のアンテナに引っかかった情報をすぐに発信することで、さらに詳しい情報を教えてもらい、それを自分で料理して、場合によってはさらに発信していく。
●スライドは「つなぎ」を重視した脚本。先にメッセージをつくり、本筋を引き出すためにイメージを使う
●「人前に立っている時点で、わたしは勝利を収めている」と考える
起きてもいない悲劇を恐れすぎない(自分で勝手に作った「見えないルール」に縛られない)

■感想

書いてある内容としては、目新しいものは特にありませんでしたが、「プレゼンの際に重要なもの、大切なものはコレ」という内容が再確認できる書籍でした。

以上です。

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