【読書メモ】『うまくいくリーダーだけが知っていること』嶋村 吉洋 (著)
▶今回の書評本『うまくいくリーダーだけが知っていること』嶋村 吉洋 (著)
『うまくいくリーダーだけが知っていること』
嶋村 吉洋 (著)
きずな出版
▶感想
本書の随所に今後も心がけたい言葉が散りばめられていました。それを証拠に、私が響いたフレーズをまとめた読後メモもたくさんたまりました。今後は、心がけるだけでなくしっかりと行動することで示していきたいと思います。
▶読書メモ
5段階の「わかりました」
「やります」「理解しました」「考え中」「評価中」「二度と言われなくない」「何のためにやるのか」を伝える順番
①目的 ②目標 ③現状 ④現状とのギャップ ⑤ギャップを埋める戦略 ⑥ギャップを埋める戦術 ⑦日々のタスク3人のレンガ職人の話
「レンガを積んでいる」「大きな壁を作っている」「多くの人が祝福を受ける大聖堂を作っている」ダメ出しをするときには、直接本人にではなく、対マス(複数人)に明確に時には笑いを入れながら指摘する。
うまくいかない部下の心の矢印は、自分ではなく(自責)他人や環境(他責)に向いている。そのような場合、言葉を変える、言葉を厳密にする。
例1:「~をできませんでした」→「~をしませんでした」
例2:以下の言葉を使わない
「とりあえず」「また行きます」「行けたら行きます」「~たら」「~れば」「でも」「だけど」「だって」「縁があれば」「機会があれば」成功する成功しないは、考え方のクセで決まる。数十年かけて作られた考え方のクセを短時間で変えることは難しい。なので最低でも3年は地道な努力をする。今の自分は自分の過去の選択の集大成。もし今後も自分の価値観や基準で物事を判断し選択すると、未来は過去の延長線上になる。もし未来を変えようと思うのなら、選択を変える必要がある。そのためには学ぶ人を決めて、その人の選択を真似るのが良い。
信頼関係があれば、説明は少なくなる。
下の立場にいる人が、上の人に何かを伝える方法は2つしかない。①可愛がられるか、②ぶっちぎりの圧倒的な結果を出すか
部下に好かれるために必要なことは、部下に勝たせるポイントを作る(何かの分野で必ず負ける)こと。完璧だと思っていたのに、実は(私服がダサい、自宅が散らかっている、英語が話せない)
時間は万人に平等。時間を大切にすることは、命を大切にすること。
アマチュアはプロセスにこだわり、プロは結果にこだわる。
いい失敗は、目標達成のためにリスクを取りチャレンジしたっ結果の失敗。悪い失敗は同じミスを繰り返した失敗。
チャレンジこそ善である。
リーダーは率先垂範でなければならない。
自分の頭を整理する有効な方法は紙に書き出すこと
作業において大切なことは①期限を切ること、②マメさ、③前進させること、④スピードの4つ。
うまくいくリーダーは、忙しすぎるリーダーにならないこと、誰でもできることは決してやらないこと
相手に伝わりやすい表現が時間短縮の鍵
本当に手に入れたいものにフォーカスせよ
自分のなぜを深く掘る。
誰でもない自分自身の人生を選択する
自信が持てると、人は勝手に頑張り始める
組織で優秀なリーダーを育てるために必要なのは場を作ること。場を作るとは、リーダーが育つための仕組みと文化をつくること。
次世代の育成は、経験より数字で選ぶ。
リーダーは粘り強く伝える
自分の腕で稼ぐか、仕組みで稼ぐか
次の手を常に持っておく
目標は明確に、具体的に、肯定的に決める
凡事徹底。①基礎を愚直に徹底的にする、②ハードワークする、③単純素直速実行で、即断即決即実行する
人より抜きん出たいなら、人より努力するしかない
人には3つのスイッチがある、頑張ったら①儲かる、②権力を持てる、③名声を得られる
新たな場・仕組み・文化をつくるには、①時間(When)、②場所(Where)、③(つき合う)人(Who)を変える + 共通の④言語、⑤価値観を持つ
部下の成長を促す上司とは、自分が高みを目指している人。自分が上に行くからこそ、下も引っ張られて伸びていく。
同じミスをする部下には、仕事を舐めさせない。
部下ともめた場合、可能な限り上司から謝った方が良い。
学生の時は期限や目標は他人が決めていた。社会人は「自分商店の経営者」。自分の目標設定・人生を、自分で選び決めることができるようになるべき
できないことは得意な人と組んで解決すればよい。部下と一緒に過去の自分を越えていく
以上です。
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