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発問研究のポイント

【POINT】
1 わかったつもりを「自覚」させる発問
2 多様な「気づき」を促す発問
3 思考を「揺さぶる」補助発問(問い返し)

2種類の授業

道徳の授業には、大きく分けて2種類の授業があると考えています。

○子どもイキイキして主体的に学んでいる授業
○多くの子どもがつまらなそうにしている授業


この2種類の授業を多くの先生方が目にしたことがあると思います。
「私は後者だ(汗)」と思っている方も多くいるかも知れません。
実は、私も以前までは後者のような授業をして悩んでいました。
しかし、それを変えることができたのです。
どうしたのかというと・・・

「発問を変えた」のです。

それだけで子どもの目の色が変わってきました。
では、どのような発問にすればいいのでしょう。

・・・と、その前に、
良い発問を考えるためには、
悪い発問も理解しておかなければなりません。
つまり、悪い発問を知ることで、その逆を考えれば自ずと良い発問が生まれてくるのです。
ということで・・・

私は良い発問と悪い発問の違いを次のように考えています。

このように大まかに「良い発問」と「悪い発問」を分類しておくことで、「私の発問はどっちだろう」と見直すことにつながります。
また、発問を考える際に子どもの姿をイメージし学級にあった発問を生み出すことにも効果的です。
ぜひ、試してみて下さい。

さて、大枠の「良い発問」のイメージができたら、次は実際に発問を考えていきます。

その際、大切なのが冒頭で述べた3つのポイントです。
次号では、ポイントを一つずつ説明していきます。
次号も、お読みいただけと幸いです。

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