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【番外編】観劇出来ない日々を有意義に過ごしたい 〜歌舞伎塗り絵レポ①〜

 3月は楽しいことだらけのはずだった。しかし皆様もそうだった通り、流行病のおかげで各種イベントは延期に中止、仕事も大打撃を受け、数日の休業取得を余儀なくされ、しかも病感染予防のためには外出を自粛さぜるを得ない状況である。

 突然出来てしまった膨大な自宅での孤独な時間。だが、自分と向き合える時間をこんな十分に取れることなんて滅多にない、貴重な時間なのだから有効に使おう、とポジティブに捉えることにした。そうして私は、歌舞伎塗り絵をAmazonで早速ポチったのであったーーーー。

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 というわけで、今回は歌舞伎の塗り絵挑戦してみたレポです!私は全く絵が得意ではなく、かと言って爆笑するほど壊滅的な画力というわけでもない微妙な実力で、これ話題にできるかな…と思ったのですが、やってみたら童心に帰って無我夢中になれたので上手い下手関係なくやってみてください。オススメです。連日の迫り来る恐ろしいニュースで心が疲れた時は、こういうのにハマって一旦俗世から離れるのも手だと思いますよ。

 それではどうぞ!

1. わーい!!!早速本が届いたぞ〜!!!

 今回購入した本はこちら↓です。Twitterで下記ツイートを拝見していて「すご〜いイラストめっちゃ綺麗!しかもちゃんと解説もついてて面白そう〜!」と思いつつも「塗り絵する時間もないし、というか美的センスもそんなないしな…。」と思って♡を押していました。まさか実際に手にする日が来るとは。

 本の内容としては【著者による見本イラスト20種類(!) → 歌舞伎で使われる色・隈取り・カツラの見本と解説 → イラスト線画とその演目の詳しい解説】と中身がぎっしりみっしり詰まっていて、読み物としても面白く大変満足したのですが、ここで重要なことに気付きました。

 あれ…?私色鉛筆で塗るつもりだけど、見本イラスト、著者というプロによるフォトショか何かPCソフトを駆使して描いたやつしかなくね?

 いやはや、これは完全に盲点だったんですけど、私の塗り絵キャリアは幼稚園生で止まっていたので、単色でガッシガシ白いところを塗っていく様なものを想像していましたが、ツイートのサンプル見れば、どう考えてもそんなガサツなものではない。本年2月に発売されたばかりのため、Amazon上でもレビューが全くなく、そこまで考えが及ばなかったんですよね。いやしかし、どう考えても揚巻の帯とかは一般人には色鉛筆で再現できないだろうよ?え、これ無理ゲーじゃない???え、どうする???

 本自体がベターっと平らに開くタイプではなく、また一般人が直接本に手を下すには余りにも美しい装丁で罪悪感に苛まれそうだったので、とりあえず一番塗りやすそうな白いところがたくさんある「助六」を選んでコピーし、このコピー紙に色を塗っていこうと決心したのでした。

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 いや、端っこ黒くなってるじゃねぇか!!!コピーまで下手かよ!!!前途多難!!!

 さて私は無事塗り切ることができるのでしょうか?続きをご期待ください。それでは〜!


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